リストランテ大澤の庭
庭仕事の楽しみ──掃く

────2011.4.15(「新しいプランターの会」伊藤知恵)

 新小金井街道に面しているリストランテ大澤(イタリアンレストラン)の庭は私のフィールドワークの場所の一つです。この庭とこの庭に面している二本の道路も私の管理する場所となっています。この庭には年間を通して週に二日間、通っています、この庭で撮った記録写真です。
 庭仕事で「掃く」事は大切な要素です。もちろん掃けば綺麗になりますが、掃くという行為は掃いている所へ視線がいっているのです、庭を隈無く見回るという行為なのです。枝が折れていたり、草が生えていたり、思わぬ野草を見つけたり、人が落としたゴミを見つけたりするからです。自然の美しさに出会った時の写真です。



梅──苔のうえにこぼれた紅梅と白梅の花びらです。苔をご覧下さい、小さな雑草一つない綺麗な苔がキャンバスになっていることを。
この庭には200年とか270年とかいわれている白梅を含めて6〜7本の梅の樹があり、風の無い日には馥郁とした香りが庭にただよいます。(2011.3.23)



桜の落花──薄ピンクの花弁、こんな日に訪れた日には、落ち葉やゴミだけを手製の小さな箒でとる、そんな掃除をします。(2010.4.6)



桜の落花──花のしべと花弁が厚く降り敷いていました。(2011.4.15)



サクランボです。花が散ってひと月ほどで赤い実になっているのです。(2010.5.12)



桜の落葉(2010.11.23)



紅葉──ケヤキのような大木のイロハモミジの落花。(2010.4.24)



モミジの種、このような景色はそのままに置いておきます。(2010.5.12)



イロハモミジの落葉。この日は石畳の外を掃いたのでしょうか覚えてはいません。(2010.11.16)



イロハモミジで石畳も埋もれています。この迫力をご覧下さい、この驚きをお客様にどのようにお伝えできるのか、このような朝は、はてさて…と悩むのです。(2009.12.4)



紅葉の樹冠の下は大振りの葉でいっぱいです。特に赤くて一色の葉です。(2009.12.4)



ギンモクセイ(銀木犀。漢名=銀桂)なのかウスギモクセイ(薄黄木犀。漢名=金桂)なのかが判らないのです…。
花が春と秋の二度咲くのであればウスギモクセイだそうですが、秋の落花しか見ないような気がいたします。そうなるとギンモクセイなのですが、実がなりますので、もしギンモクセイならばかなり珍しい樹ということになりそうです。(2010.11.16)



ウスギモクセイかギンモクセイの紫黒色の熟果。(2011.4.20)



ウスギモクセイかギンモクセイの若い果実。(2011.4.30)

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