沼津アルプス――2008.11.15(土)


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◆朝日カルチャーセンター千葉……軽登山・第3土曜日
◆沼津アルプス
とくらやま(徳倉山)……256m
わしづさん(鷲頭山)……392m
おおひらやま(大平山)……356m
登り7p→稜線35p……42ポイント
日の出0621、日の入り1641……11.15静岡で
◆JR東海道本線・沼津駅から……2008.11.15(土)実施


●タクシーは沼津駅→沼津港1,070円。ネットで賛否両論の丸天へいく。じつは10時台に開いている店が少ないので、選択肢はあまり多くなかった。行ってみるとすでに表で待つ人が行列状態で、「1時間かかる」などといわれたのであわてて開いている店を探した、すぐに入れ替えが動き始めたのでそのまま待った。店は接客も裏方もおばちゃんたちの世界。朝からこの満席状態では安さだけが勝負玉という感じ。店自慢らしいジャンボ車エビを遠くから見ていると、最近街で見られなくなった昔のジャンボサイズに見えた。
●タクシーを呼んで沼津港→香貫台入口バス停1,280円。徳倉山登山口といえばタクシーは香貫台住宅地の上まで上がってくれるようだ。
●1150香貫台入口バス停(標高約0m)→1155-1200香貫台登山口(標高約50m)→1225稜線鞍部(標高約200m)通過→1230-40徳倉山(標高256m)20度C→1250稜線鞍部(標高約200m)通過→1310-15千金岩(標高約250m)→1325志下坂峠(標高約150m)通過→1330-35「大トカゲ場」(標高約200m)で寝ころび休憩→1340志下山(標高214m)通過→1400-05中将さん(標高約250m)→1425-35小鷲頭山(標高330m)で展望休憩→1445-55鷲頭山(標高392m)→1535多比バス停分岐(標高約250m)通過→1545-55大平山(標高356m)→1650日守山分岐(標高約200m)を通過→1720吉田への分岐(標高約100m)から下山→1745吉田集落(標高約10m)に出る→1800南町バス停。
●タクシーで南町バス停→長岡温泉・あやめ湯2,160円。あやめ湯→伊豆長岡駅800円。
●あやめ湯の向かいにあずまやという旅館があり、玄関脇に「入浴500円タオル付き」とあった。最後の2人があやめ湯の口減らしという感じで行くと、小ぶりながら源泉かけ流しのなかなかいい風呂だった。ただし、忘れたのか忘れたふりをされたのか、こちらも請求しなかったのだが、タオルはもらえなかった。
●この日、大平山まではだいたい計画書どおりに行ったので、その先「奥アルプス」へと進んだ。大平山の下りは急斜面の上に急造の道という感じがして悪かったが、その後もやせた岩稜が続いて、ハシゴや急斜面のトラバースなどがあって、スピードがぐんと落ちた。日没30分後に、足元も怪しくなってライトを使用。七面山まで行けずに、標高100mあたりから下山路をたどった。それも急斜面のジグザグ道で路面が滑りやすく、かつ傾いているために苦労した人が多かった。
●この沼津アルプスにぐるりと囲まれた大平地区の人々が「奥アルプス」と称して登山道を整備し、ガイドをプリントして大平山山頂に置いてあった。私も一度は歩いてみたいと思っていたが、日没の早いこの時期には少々無理だった。登山道がまだ十分に踏まれていないことと、長い下りの尾根ながら岩っぽいことから、道の難易度がすこし上がる。そういう意味では(のんびり食事をしたりしないで)本気で香貫山から七面山までの完全縦走を試みるというのも、達成感があっていいと思った。水田が広がる大平地区に下りると、ぐるりと見回す山々が「沼津アルプス」全山ということに気づいてちょっと感激した。
●夕食を食べる余裕がなかったけれど、三島駅の新幹線待合い室には弁当が各種残っていたので、みなさん車中で楽しい夕食となった。
●伊豆箱根鉄道は1929伊豆長岡→1949三島。東海道新幹線は2022三島→2117東京。


◆集合
●11.15(土)……JR東京駅8番線ホーム前方2両目乗車口

◆ポイント
●低い山ながら「アルプス」を自称する山並みは日本にいくつかあります。沼津アルプスはその代表といえるでしょう。
●なんで「アルプス」なのか、それがわかるかわからないか、お楽しみに。
●なお、せっかく遠くに行くのですから、行きがけに沼津港で(軽く)寿司など食べましょう。帰りがけの風呂は伊豆長岡温泉で。
●ホリデーパスは平塚まで有効ですから乗越し分として平塚→沼津1,100円、三島→平塚950円が必要です。なお大人の休日倶楽部をご利用の方は、JR東日本限定ですから、熱海以降の在来線乗車券と、東海道新幹線乗車は完全に別料金となります。

◆往路
0803東京始発(東海道本線・熱海行き)……0951熱海
(0803東京→0806新橋→0830横浜→0928小田原→0951熱海
*乗換
0958熱海始発(東海道本線・島田行き)……1016沼津
0958熱海→1011三島→1016沼津
*タクシーで沼津港へ、昼食後タクシーで登山口へ。

◆現地行動
1130ごろ_香貫台入口バス停を出発……登り7ポイントを1時間として
1230ごろ_徳倉山……稜線16ポイントを2時間として
1430ごろ_鷲頭山……稜線6ポイントを1時間として
1530ごろ_大平山……稜線13ポイントを1時間半として
1700ごろ_七面山
*タクシーで伊豆長岡温泉へ

◆往路参考
0903東京始発(東海道新幹線・ひかり365_岡山行き)……0948三島

◆帰路参考
●伊豆箱根鉄道駿豆線(伊豆長岡→三島_320円)
1844→1903、1857→1918、1910→1931、1929→1949、1944→2004、……
●東海道本線
三島……熱海……………………大船…………東京
1912……1925…………………2034…………2116
1922……1936/1942…………2047…………2129
1939……1952/1956…………2059…………2142
2000……2014/2018…………2123…………2205
2022……2036/2041…………2148…………2229
●東海道新幹線(三島→品川/東京は2,210円+自由席特急券1,680円)
三島…………熱海…………品川…………東京
1919…………1927…………2009…………2017
1949…………1957…………2039…………2047
2022…………2030…………2109…………2117
………………2035…………2103…………2110
2049…………2057…………2139…………2147
2119…………2127…………2209…………2217
2149…………2211…………2239…………2247

◆費用の目安
JR_東京→沼津……2,210円
taxi_沼津駅→沼津港、沼津港→香貫台……それぞれ1台約1,500円?
taxi_新城→伊豆長岡温泉、伊豆長岡温泉→伊豆長岡駅……それぞれ1台約1,500円?
伊豆箱根鉄道駿豆線_伊豆長岡→三島……320円
JR_三島→東京……2,210円
*三島→東京は在来線で約2時間、新幹線で約1時間(自由席特急券1,680円)

◆電話
●タクシー(沼津駅)
新東海交通_0559-21-7233
沼津交通_0559-25-0818
富士タクシー_0559-25-3636
●タクシー(伊豆長岡駅)
つばめタクシー_0559-49-1331
●入浴(伊豆長岡温泉)
山田屋_055-948-0715_1100-2100_1,100円_高天原庭園露天風呂_長岡温泉バス停徒歩2分旅館街
湯屋光林_055-948-5550_1000-2030_無休_900円(平日700円)_役場前バス停徒歩1分
あやめ湯_055-948-3840_0630-0900/1300-2130_300円_20日定休_総合会館バス停徒歩2分の共同浴場
ホテルサンバレー伊豆長岡_055-948-3800_1100-2100_1,100円(土休日1,650円)
●食事(伊豆長岡)
和食ひろせ_055-949-0869_1130-1500/1700-2100_木曜日定休_伊豆長岡駅歩3分_800円〜3000円
竹むら_055-948-0215_1130-1500/1700-2100_火曜日定休_市役所近く_創業70年_もりとざるではそばつゆに違い

◆持ち物
●食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★手袋、帽子、フリースセーターなど保温衣類をお持ち下さい
冬季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴、軽登山靴
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘(ゴアテックスレインスーツ)
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図を縮尺なりゆきで使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
●一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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