秋田・駒ヶ岳――2000.10.28-29(土日)


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◆糸の会山行[188]――10b
秋田駒ヶ岳
おなめだけ……男女岳(駒ヶ岳)……1,637m
おだけ……男岳……1,623m
よこだけ……横岳……1,583m
ゆもりやま……湯森山……1,472m
ざるもりやま……笊森山……1,541m
えぼしやま……烏帽子山(乳頭山)……1,478m
◆秋田新幹線・田沢湖駅から
2000.10.28-29(土日)実施

◆集合
10.28(土)17:10
秋田新幹線・田沢湖駅・改札口付近です。
*食事をしてからタクシーで八合目小屋付近に移動。テント泊りです。

◆ポイント
●ちょうど紅葉のピークシーズンらしく、この一帯の宿はどこも満室。つけ入る隙がありません。中止にしようかとも思いましたが、人数も少ないところから、寝るだけをテントにしたいと考えました。夕食はレストランで食べますから、キャンプという考え方ではありません。この機会に多目的に使える寝袋をお買い求め下さい。
●駒ヶ岳の八合目小屋(休憩小屋)のところで朝を迎えて、乳頭山まで稜線を歩きます。乳頭温泉郷に下りますから、人気の風呂のハシゴも可能です。日程に余裕のある人は、どうぞそのあたりで泊まって下さい。

◆往路参考
●ギリギリの列車
1405東京始発(秋田新幹線こまち17号)→1411上野→1431大宮→1636盛岡→1707田沢湖
●すみません、早朝便で割安になる「たび割7きっぷ」は「7日前まで」の購入が原則ですので、だめになりました。
●夜行バス(JRらくちん号。予約03-3215-1468。7,850円))
2310東京駅八重洲南口→2330池袋三越前→0630盛岡駅→0640盛岡バスセンター
●夜行バス(相鉄高速バス・レイク&ポート号。予約045-319-2149。横浜から9,370円、浜松町から8,860円)
2020相鉄高速BC→2130横浜駅西口BT→2225浜松町BT→0605横手BT→0725角館営業所→0800田沢湖駅前BT
●新幹線料金
東京→盛岡=運賃8,190円+特急券5,650円
東京→田沢湖=運賃8,720円+特急券6,520円
盛岡→田沢湖=運賃740円+自由席特急券840円
*往復割引、回数券はあまり安くなりません。

◆行動
●第1日
1800ごろから田沢湖周辺で夕食
*駅から徒歩7分の宝風(0187-43-0456)で郷土料理の山の芋鍋定食など
1930ごろ=タクシーで八合目へ
1910ごろ=八合目でテントに
●第2日
0500ごろ=起床
*日の出=午前6時ごろ
0600ごろ=出発
*11ポイント(約1時間半)
0730ごろ=男岳
*6ポイント(約1時間)
0830ごろ=男女岳
*4ポイント(約30分)
0900ごろ=横岳
*12ポイント(約1時間半)
1030ごろ=湯森山
*11ポイント(約1時間半)
1200ごろ=笊森山
*11ポイント(約1時間半)
1330ごろ=乳頭山
*22ポイント(約3時間)×0.7
1530ごろ乳頭温泉バス停
*どこかで入浴
*バスがなければタクシーで田沢湖駅へ(約40分・約5,500円)

◆帰路参考
●バス(乳頭温泉→田沢湖駅。740円)
1510→1555、1630→1719、1730→1815、1840→1925
●秋田新幹線
田沢湖……盛岡……東京
1759……1844……2124
……1851……2228
1850……1924……2152
1922……2000……2232
……2005……2332
*田沢湖→東京の指定席が取れなかった場合には、盛岡→東京の指定席、あるいは盛岡始発の自由席となります。
●高速バス(レイク&ポート号。相鉄/羽後交通0182-32-9500。田沢湖駅前から浜松町8,860円、横浜9,370円。往復割引あり)
2020田沢湖駅前→0605浜松町→0650横浜駅西口→0700相鉄高速BC

◆費用の目安
JR=東京→田沢湖……8,720円
指定席特急券=東京→田沢湖……6,520円
taxi=田沢湖駅→駒ヶ岳八合目……1台約6,000円
宿泊=テント
bus=乳頭温泉→田沢湖駅……740円
JR=田沢湖→東京……8,720円
指定席特急券=田沢湖→東京……6,520円

◆電話
●宿泊
駒ヶ岳八合目=テント
●タクシー(田沢湖駅)
田沢湖観光タクシー=0187-43-1331

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食(2日目朝+昼)+おやつ。
★ポケットライト必携
★テント泊のために必要なのは断熱マットと薄い寝袋と、あればゴアテックスのシュラフカバー、冬用のアンダーウェアと貼るカイロで十分です。荷物はそのまま持って歩きますから、重くならないように。
★寝袋を買う人はきちんとしたブランドのものでダクロンホロフィルなど化繊綿を700g前後封入(できるだけ全体が1,000g以下のもの)で価格が1万円前後のもの。適合温度範囲が示されていたら+5℃あたりから上のものにして下さい。自分で簡単に洗濯できますから多目的に使えます。
★朝のお湯を沸かす用意をしておきます。

秋/冬季小屋泊り標準セット
●足まわり……運動靴+軽アイゼン+ダブルストック
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●防寒着……手袋(アンダーとアウター、耳おおいのある帽子、替えの靴下、フリースシャツ)
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、秋田2号-3(秋田駒ヶ岳)を原寸で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。

●八合目小屋からトラバース気味に歩くと阿弥陀池。そのあたりから男岳と男女岳に登ります。
●横岳から乳頭山への縦走を開始するのを「0900ごろ」としていますが、寒ければそんなにのんびりしていられないかもしれません。

●悪天候の場合には横岳から南に下って国見に出るというルートもありえます。
●横岳から北東に向かう稜線の道は展望のよい穏やかな道らしく、あとは季節がどのあたりまで進んでいるか――でしょう。
●横岳から笊森山、乳頭山とそれぞれ1時間半見当のなだらかな稜線は大蔵高丸あたりの稜線を想像させます。
●下ると乳頭温泉の黒湯、孫六湯など。いずれも入浴できます。


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