屋久島――2002.6.1-3(土日月)


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◆屋久島(最終版。新記入は色文字) 2002.6.1-3(土日月)実施 みやのうらだけ――宮之浦岳_1,935m 鹿児島空港から 糸の会で実施――ヘビーウエイト

●第1日(6/1)
1700ごろ_宿(安房の屋久酔館)へ
1800ごろ_安房のレストランれんが屋 *食事があっけなく終わってしまったのと、ジャンボタクシーが2台確保できたのとで、島の反対側のいなか浜へウミガメの産卵を見学にいくことにした。
2000-2200ごろ_いなか浜
2300ごろ_宿へ帰る
●第2日(6/2)
0900淀川登山口→1025-30標高約1,500m地点→1115-30花之江河→1200黒味岳分岐(荷物を置いて黒味岳へ)→1240黒味岳→1320-30分岐へ戻る→1505-15安房岳の先→1545栗生岳→1610-25宮之浦岳→1650焼野(永田岳分岐)→1705平石→1755-1800坊主岩付近→1715新高塚小屋
●第3日(6/3)
0530新高塚小屋を出発→0650-55高塚小屋→0700-15-20縄文杉→0805-10標高約1,150m地点→0835-45-50ウイルソン株→0915小杉谷軌道へ→1010-15三代杉→1055-55小杉谷集落跡→1140荒川登山口

6/1屋久酔館_4棟1泊_57,225円
6/1れんが屋_夕食_1人1,815円
6/1タクシー_安房・永田浜往復_ジャンボ32,900円、小型24,920円
6/1永田浜_ウミガメ保護協力金1人700円
6/2あさひ弁当_朝食500円+弁当500円
6/2タクシー_安房→淀川登山口_5,270円
6/2夕食と6/3朝食材料費_29,099円
6/3タクシー_荒川登山口→安房_ジャンボ16,100+4,460+5,840円
6/3タクシー_屋久酔館→安房港_ジャンボ2台2,000円+小型620円

◆屋久島に参加の皆様へ――現地徴収分の会計報告です
●屋久島ではお疲れさまでした。みなさん無事にお帰りのことと思います。
●居残りの九州三山班は最後まで快晴で、ミヤマキリシマの最後の輝きを堪能しました。
●歩きながら、来年も九州をやろうと決めました。たぶん1bで霧氷の霧島山(1泊)、6月1日前後の同じ時期にミヤマキリシマの霧島山(1泊)とオプションの屋久島。それからひょっとしてオートキャンプ登山も……というふうに考えています。人気の黒川温泉も5月は混んでいたそうですが、ガラガラみたいでした。
●で、会計報告です。
1)入金――12,000円+5,000円の21人分_357,000円
*kさんはここでは除外しておきます
2)6/1屋久酔館――4棟1泊_57,225円
3)6/1れんが屋――夕食_83,100円
4)6/1タクシー――安房・永田浜往復_90,000円
5)6/1永田浜――ウミガメ保護協力金1人700円_14,700円
6)6/2あさひ弁当――朝食500円+弁当500円_21,000円
7)(2)〜(6)の支出の合計266,025円(1人平均約12,668円)
8)(1)から(7)を引くと、残金は_90,975円
*以下はkさんを含めた22人分の経費計算です
9)6/1屋久酔館――焼酎+ワイン_3,410円
10)6/2タクシー――安房→淀川登山口は各自精算
11)6/2夕食と6/3朝食材料費_29,099円
12)6/3タクシー――荒川登山口→安房(16,100+4,460+5,840円)_26,400円
13)6/3タクシー――屋久酔館→安房港(2,000円+620円)_2,620円
14)(9)〜(13)の合計_61,529円
15)(14)を22人で割ると1人あたり2,797円
16)(14)の合計61,529円から小池さん分2,797円を引くと_58,732円
*ここからまた21人の計算になります
17)残金(8)から(16)を引くと残りは_32,243円
18)(17)を21人で割ると1人あたりの残金は_1,535円
*この1,535円を残金に繰り入れておきますので、ご確認下さい。
◆追伸
●全日空が9/1(日)〜9/3(火)にまた全路線全便10,000円の「超割」を設定しています。JALも9/1〜9/7に東京・四国間に9,000円というJALバーゲンフェアを設定しました。それが利用できればラッキーということで、四国の「9s石鎚山+剣山」をやります。ここでは概要をまとめておきます。泊まりはあえて山小屋とします。瀬戸内海の夜景などを楽しめるのではないかと……。参加人数が少なければ移動にレンタカーを使います。
●9/1東京→松山(普通運賃26,000円)
ANA583便(0725羽田→0845松山)――超割10,000円/特割13,500円
JAL161便(0700羽田→0820松山)――バーゲン9,000円/特売りきっぷ13,500円
*このどちらかを押さえてください。
●9/1松山→伊予西条→石鎚山(山中・山小屋泊)
●9/2下山→伊予西条→多度津→佃→貞光→剣山(山中・山小屋泊)
●9/3下山→(琴平などで遊んで)→高松空港(あるいは岡山駅)→東京
ANA640便(2000高松→2115羽田)――超割10,000円、特割17,000円
ANA660便(1930岡山→2040東京)――超割10,000円、特割16,000円
新幹線の一例・のぞみ28号(1905岡山→2226東京)――17,690円
●参加希望の方は出発2カ月前の7/1に「超割」と「バーゲン」にトライしてみてください。帰路分も同時に予約できるはずです。ただし9月の時刻表はまだなので、時刻がいくぶん違うかもしれませんが、調節可能です。ANA予約0120-029-222、JAL予約0120-25-5971。
*まずは屋久島のみなさんにお知らせします。


◆集合
6月1日(土)夕方
屋久島・安房・屋久酔館(安房港から徒歩約15分のコテージ)

◆ポイント
●まだ計画書もできないうちに22人もの規模にふくれあがってしまいました。順序逆転、申しわけありません……がようやく人数が固まったので宿を探してみました。6/1はシャクナゲの観光シーズンということで、まともな宿にはみな団体が入って、ほぼ満室という状況のようです。民宿はみな小規模なので20人を越すとおおごとなのですが、片っ端から電話をして、意外な展開になりました。素泊まりのみのコテージに泊まって、夕食は地元のうまいもの、を食いましょう。
●6/2は宿で朝食(弁当)を食べてから出発。夜は避難小屋の新高塚小屋泊まりの予定です。その昼は弁当、夕食と6/3の朝食を自前でやります。
●避難小屋で泊まるための装備としてはゴアテックスのシュラフカバー+薄いマットが標準ですが、ゴアテックスの雨具でも代用できます。小屋が混んでいる場合のために大型テントを持参します。シュラフカバーをお持ちでない方は、個別に相談してください。
●6/3は朝食後出発して、縄文杉を初めとする屋久杉見学ツアーののち、昼までには安房に帰着。1310安房港→1600鹿児島本港北埠頭のジェットフォイルに間に合うようにします。

◆再確認事項(5.29お知らせ分)
●4/12付けの計画書についての大きな変更はありません。問い合わせなどありましたので、いくつかの注意事項をまとめてお知らせいたします。
●6/1の搭乗についてですが、安チケットの所有者は置いてけぼりを喰う可能性が高いとのことです。荷物チェックなどで思わぬ時間がかかる時期でもありますから、できる限り早くチェックインをすませて、順次搭乗待合室に入ってしまうようにとの注意をY山田さんからいただきました。置いてけぼりを喰うと、安チケットはキャンセルしにくい条件になっており、新しいチケットをノーマル料金で買わなくてはならないはめに陥ります。
●荷物検査は機内持ち込みでありとあらゆる刃物、武器になりうるものが引っかかるようですから、ご注意下さい。ザックの小さい人もストックは(たぶん)機内持ち込みできません。早めに行って、預けるのが安心です。搭乗窓口で相談してみてください。
●6/1の鹿児島空港には伊藤がいます。ANA621便(0930-1110)到着までみなさんを出迎えるつもりですから、姿が見えなかったら携帯電話を呼び出して見てください(居眠りしている可能性があります)
●宿泊するコテージは焼酎工場の付属施設で、全室にユニットバス(と思われるもの)があります。2棟(男女別。必要なら3棟でも)を翌日も確保しますので登山に必要のないものはそこにまとめて置いておけます。下山後の着替えもできます。
●食事は6/1夕食が「れんが屋」、6/2の朝食は弁当の仕出し、昼食はおにぎり弁当です。6/2の避難小屋での夕食は「雑煮」です。お楽しみに。6/3の朝食はラーメン。なお「雑炊」は和風スープ(最後はキムチをぶち込むつもり)に薄切り餅(各自200g配給)を入れて食べるというもので、餅がダメという人は自衛上パンなどお持ち下さい。朝食のラーメンはサッポロ一番のしょうゆ・みそ・塩を買いました。
●共通のボウル人数分と箸と紙コップは用意しました。「マイカップ」をお持ちになるとお茶類、アルコール類が気分良く味わえるのではないかと思います。お湯は専用のヤカンで沸かしますからある程度自由にご利用いただけます。
●なお、アルコールは宿泊施設で作っているという「原酒屋久杉」を屋久島の水(湯)で割って飲むというのがいいのではないかと思います。おつまみ、お菓子などは各人適当にお持ち下さい。
●ゴアテックスのシュラフカバーについてですが、ない人はなくてもけっこうです。ゴアテックスのレインウエアを着て寝るということでかなりの湿っぽさに対応できます。ただし雨の中で避難小屋について寝る場合には大型ゴミ袋(70リットルとか90リットル)を数枚もっていると便利です。
●なお、雨がすごい場合のザックの防水については、念には念を入れる段階では、「ザックが丸ごとはいるポリ袋」をザック内に入れて、メイン気室全体を防水空間にしておくと安心です。
●断熱シートについても、なければないでいいのですが、薄いものでもあればありがたいと思うはずです。
●下山後、風呂に入るスケジュールはなかなか難しいのですが、コテージでシャワーを浴びるぐらいは可能かと思います。女性17人中6人が「6s2」参加者で霧島山あたりで入浴予定ですから、残り11人の方がシャワーを浴びられる時間をやりくりしたいと考えてはいます。

◆参加メンバー
●往路
1)SKY301(0700-0840)
2)JAS371(0800-0945)
3)JAL393(0830-1010)
4)ANA621(0930-1110)
5)JAS373(1050-1235)
6)ANA623(1130-1310)
7)SKY303(1140-1320)

◆行動
●第1日(6/1)
*伊藤はSKY301(0700-0840)で鹿児島空港へ飛びますが、JAL393(0830-1010)、ANA621(0930-1110)のみなさんを待って鹿児島港へ向かいます。リムジンバスは10分ごとに出ますから、早く到着したみなさんはどうぞお先へ。
*空港→西鹿児島駅のリムジンは所要約1時間。タクシーで北埠頭ターミナルへ。
1310_鹿児島本港北埠頭発(ジェットフォイル乗船)
1545_屋久島宮之浦
*乗換
1557_宮之浦始発(栗生橋行きバス)
1633_安房(790円)。たぶん安房の先の牧野バス停下車がいいかと思います。
1700ごろ_宿(安房の屋久酔館)へ
*各コテージにはバスタブがついています
1800ごろ_安房のレストランれんが屋(21人予約済み)
2100ごろ_宿へ(21人=男3+女17)
●第2日(6/2)
0700ごろ_起床
*朝食(仕出し朝食+おにぎり弁当22人)
0800ごろ_宿を出る
*タクシーで淀川登山口へ(約1時間、1台約6,000円。屋久島交通予約済み)
0900ごろ_登山口を出発――35ポイント(約4時間半)
1330ごろ_宮之浦岳――17ポイント(約2時間)
1530ごろ_新高塚小屋
*夕食・宴会風に?
●第3日(6/3)
0500ごろ_起床
*朝食・手際よく
0630ごろ_出発――20ポイント(約2時間半)
0900_大株歩道入口――25ポイント(ただし軌道敷を約7km。約2時間)
1100ごろ_荒川登山口
*タクシーで安房へ(約45分。1台約5,000円。屋久島交通予約済み)
1200ごろ_安房の屋久酔館(着替え、荷物整理、可能ならシャワー)
1310_安房港発(鹿児島行きジェットフォイル)
1600_鹿児島本港
★なお自炊用に準備したのは以下の通りです。
★6/2夕食(雑煮)
1)餅(各人に200gパック)――約6,352円
2)和風だし+椎茸――約970円
3)貝柱+干しエビ――約4,200円
4)乾燥野菜――約1,600円
5)乾燥スープ(3種30袋)――約3,960円
★6/3朝食(野菜ラーメン)
1)ラーメン(3種20袋)――約1,552円
2)乾燥野菜(10袋)――約4,085円
3)海苔――約300円
★ティータイム
1)紅茶・コーヒー――約2,700円
2)菓子類――約2,305円
★レシート合計(含む税)――29,099円

◆費用の目安
●第1日(6/1)
air_東京→鹿児島――正規運賃33,000円
リムジン_鹿児島空港→西鹿児島駅――1,200円
taxi_西鹿児島駅→北埠頭――?1台約1,500円
ジェットフォイル_鹿児島→屋久島――7,000円
bus_宮之浦→安房→牧野――?800円
宿泊_屋久酔館(素泊まり)――1人約2,500円
*料金体系が複雑なので間違えましたが、1人2,500円から。荷物置きに1棟キープしておきます。
夕食_れんが屋――約3,500円
●第2日(6/2)
朝食(幕の内弁当)――600円
taxi_安房→淀川登山口――1台約6,000円
昼食(登山弁当。おにぎり2個)――500円
夕食――自炊
●第3日(6/3)
朝食――自炊
taxi_荒川登山口→安房港――1台約5,000円
ジェットフォイル_屋久島→鹿児島――7,000円
air_鹿児島→東京など――各自
*自炊の2食分の材料は伊藤が準備し、別途請求します。
★島内でかかる費用はおおよそ以下の通りです。事前に徴収して、後で会計報告+残金処理というかたちにさせて下さい。
1)6/1夕食――約4,000円
2)6/1宿泊+一部延長使用――約3,000円
3)6/2朝食+弁当――約1,100円
4)タクシー(約6,000円×4台)――約1,100円
5)6/2夕食+6/3朝食(自炊材料)――約1,300円
6)タクシー(約5,000円×4台)――約900円
合計――11,400円
★各自12,000円をお預け下さい。

◆電話
●宿泊
屋久酔館_09974-6-2511
●タクシー(安房)
屋久島交通タクシー_09974-6-2321_11台
安房タクシー_09974-6-2311_8台
まつばんだ交通タクシー_09974-6-3900_宮之浦と合わせて12台
●タクシー(宮之浦)
屋久島交通タクシー_09974-2-0611_10台
まつばんだ交通タクシー_09974-2-0027_安房と合わせて12台
●食事(安房)
れんが屋_09974-6-3439_1100-1400/1800-2200_不定休_鹿肉と魚_定食3,500円_安房港から徒歩3分
田舎味茶屋_09974-6-2816_1030-1500/1800-2100_要予約_不定休_屋久然料理昼2,000円、夜3,500円_安房港から車で5分
太古寿司_09974-6-3819_1100-1400/1800-2200_月曜定休_安房港から車で3分
●食事(宮之浦)
漁火_09974-2-1088_1700-2200_水曜定休_魚の大衆割烹_宮之浦港から車で5分
●弁当(安房)
朝日弁当_09974-6-4007_朝食(幕の内500円、600円)、登山弁当(おにぎり2個500円、3個600円)

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+嗜好品。自炊材料の分担(あまり重くありません)
★2日朝・昼は弁当です。
★2日目夕食は自炊。なにかひと工夫します。
★3日目朝食はインスタント系です。
★避難小屋1泊ですからゴアテックスのシュラフカバーがあると安心です(ない場合はゴアテックスの雨具で代用可能です)。夜が寒い場合に、貼るカイロが何枚かあると助かります。
★避難小屋かテントに寝るに当たって、薄いクッションがほしいので、近くのスーパーで買える片面銀色の断熱シートを全身サイズの2つ折り分(あるいは3つ折り分)用意してください。
★水は豊富ですから1リットル程度の水筒があればOKです。
★避難小屋での夕食はたぶん鍋系。朝食はインスタントご飯系です。
★着替えなどを置いておき、下山後軽くシャワーが浴びられるように、コテージを確保しておきます。
◆春の小屋泊り標準セット
●足まわり……防水運動靴から軽登山靴+軽アイゼン+ダブルストック
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライトなど

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、屋久島6号-4+7号-3(みやのうらだけ)、屋久島7号-3/4+11号-1/2(くりお)、を90%縮小で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
*一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。
●まるい島の中央に2,000mにちょっと欠ける宮之浦岳がそびえているという単純な模式で考えてみます。
●四方から登山道がのびていて、一番有名なのは大株歩道とよばれるもの。国有林事業としてのスギ伐採の跡として残されている小杉谷の森林軌道をたどって縄文杉に至る道で、登山者以外に縄文杉観光ツアーの人々が押しかける「往復8時間」という道。
●ここを登る場合、勾配のゆるい谷道が旧森林軌道で、25ポイント(約3時間)ですが、水平距離で7.5kmほどなので林道歩きと同様に2時間と計算しておいてもいいでしょう。登山口の大株歩道入口が標高約950mなので、そこから宮之浦岳までは37ポイント(約4時間半)で、縄文杉までなら12ポイント(約1時間半)。縄文杉観光は日帰りが可能ですが、宮之浦岳往復となると山中1泊が必要という見当になります。
●もうひとつは最短登山ルート。観光地の屋久杉ランドから先に20分ほど車で入ると淀川登山口があって、ここは標高すでに1,350m以上。35ポイント(約4時間半)で最高峰へと達してしまいます。早朝に車で送ってもらえば、日帰り可能という計算です。
●今回は日帰り可能ルートを2つつないで2日間で歩きますから、かなり軽い山ということができます。問題は雨に降られたときの避難小屋1泊がどのようなものになるか、ということです。
●要するに淀川登山口から宮之浦岳を経て淀川登山口までの合計が97ポイント。10時間程度の山です。このルート上で利用できる小屋は3つ。起点の淀川登山口から5ポイント(1時間弱)のところにある淀川小屋(40人収容)と、宮之浦岳を越えて約2時間、標高約1,500m地点にある新高塚小屋(40人収容)、そこから8ポイント下った縄文杉近くにある高塚小屋(20人収容)ですが、いずれも無人小屋。水は各所で補給できるので、寝具と食料と調理用具があればいいのですが、避難小屋の利用ではあぶれたときの不安が残ります。そのため、予備のテントを持参します。7-8人用ですが、大雪山で25人が食事したというマジックテントです。
●ともかく屋久島は雨の名所。この時期がちょうどシャクナゲのシーズンのようです。今年は6月8日の土曜日が屋久島観光協会主催の「しゃくなげ登山」だそうですが、1週間前倒しがピークシーズンかもしれません。まあ、あとはみなさんの心がけでしょうか。

◆屋久島へ参加可能性のある皆様へ――2002.4.2
●お知らせが遅れましたが、全日空の「超割」チケットはいかがでしたでしょうか。
●H鈴木さんから、JTBに頼んで往復ゲットという報告、Y山田さんからは旅行代理店からの電話で次便のANA623便_1130→1310がとれたけれど、いいでしょうかという連絡。ほかのみなさんはいかがでしょうか?
●私は4/1の1030ごろから電話をトライしましたがなかなか通ぜず、インターネットで空席状況を見たところ「超割」チケットはANA621便は売り切れで、山田さんのANA623便が5席残りというふうに出ていました。……でどうしたかというとJALに電話したところすぐに出て、20,000円の「特売りきっぷ」と19,500円の「前売り21」とがあって、期日指定の「特売りきっぷ」は3日前まで手数料のみでキャンセルできるということでJAL393_0830→1010を予約しました。
●今日になって念のためにスカイマークに電話してみたところ、6/1も6/3も8,900円の「カウントダウン運賃」が適用されているとのことです。(6/3分は明日発売)
●往路は以下の2便だと301便はジェットフォイルで、303便は飛行機で屋久島に入れます。
SKY301_0700羽田→0844鹿児島
SKY303_1140羽田→1320鹿児島
●6/3の帰路は
SKY306便_1915鹿児島→2103羽田を確保しておいていただければ安心です。
●チケットがとれないでガックリ来ている方は、スカイマークエアラインズ03-3433-7670(24時間受付中)に電話してみてください。うれしいことに4日前までは手数料(約400円)だけでキャンセルできるそうですから、参加・不参加をあとで決めてもだいじょうぶです。

◆屋久島(5.29――最終のお知らせ)
◆集合
6月1日(土)夕方
屋久島・安房・屋久酔館(安房港から徒歩約15分のコテージ)
●いよいよ開幕? が近づいてきました。
●天気もいろいろありそうですが、飛行機もかなりの混乱ということがありうるかもしれません。まずはみなさん無事に屋久島・屋久酔館に集合されんことを。
●雨がどれほどのことか、という以外にはたいした問題のありそうな山ではないので、気軽に行きましょう。
◆再確認事項
●4/12付けの計画書についての大きな変更はありません。問い合わせなどありましたので、いくつかの注意事項をまとめてお知らせいたします。
●6/1の搭乗についてですが、安チケットの所有者は置いてけぼりを喰う可能性が高いとのことです。荷物チェックなどで思わぬ時間がかかる時期でもありますから、できる限り早くチェックインをすませて、順次搭乗待合室に入ってしまうようにとの注意を山田よし子さんからいただきました。置いてけぼりを喰うと、安チケットはキャンセルしにくい条件になっており、新しいチケットをノーマル料金で買わなくてはならないはめに陥ります。
●荷物検査は機内持ち込みでありとあらゆる刃物、武器になりうるものが引っかかるようですから、ご注意下さい。ザックの小さい人もストックは(たぶん)機内持ち込みできません。早めに行って、預けるのが安心です。搭乗窓口で相談してみてください。
●6/1の鹿児島空港には伊藤がいます。ANA621便(0930-1110)到着までみなさんを出迎えるつもりですから、姿が見えなかったら携帯電話(090-2733-1449)を呼び出して見てください(居眠りしている可能性があります)
●宿泊するコテージは焼酎工場の付属施設で、全室にユニットバス(と思われるもの)があります。2棟(男女別。必要なら3棟でも)を翌日も確保しますので登山に必要のないものはそこにまとめて置いておけます。下山後の着替えもできます。
●食事は6/1夕食が「れんが屋」、6/2の朝食は弁当の仕出し、昼食はおにぎり弁当です。6/2の避難小屋での夕食は「雑煮」です。お楽しみに。6/3の朝食はラーメン。なお「雑炊」は和風スープ(最後はキムチをぶち込むつもり)に薄切り餅(各自200g配給)を入れて食べるというもので、餅がダメという人は自衛上パンなどお持ち下さい。朝食のラーメンはサッポロ一番のしょうゆ・みそ・塩を買いました。
●共通のボウル人数分と箸と紙コップは用意しました。「マイカップ」をお持ちになるとお茶類、アルコール類が気分良く味わえるのではないかと思います。お湯は専用のヤカンで沸かしますからある程度自由にご利用いただけます。
●なお、アルコールは宿泊施設で作っているという「原酒屋久杉」を屋久島の水(湯)で割って飲むというのがいいのではないかと思います。おつまみ、お菓子などは各人適当にお持ち下さい。
●ゴアテックスのシュラフカバーについてですが、ない人はなくてもけっこうです。ゴアテックスのレインウエアを着て寝るということでかなりの湿っぽさに対応できます。ただし雨の中で避難小屋について寝る場合には大型ゴミ袋(70リットルとか90リットル)を数枚もっていると便利です。
●なお、雨がすごい場合のザックの防水については、念には念を入れる段階では、「ザックが丸ごとはいるポリ袋」をザック内に入れて、メイン気室全体を防水空間にしておくと安心です。
●断熱シートについても、なければないでいいのですが、薄いものでもあればありがたいと思うはずです。
●下山後、風呂に入るスケジュールはなかなか難しいのですが、コテージでシャワーを浴びるぐらいは可能かと思います。女性17人中6人が「6s2」参加者で霧島山あたりで入浴予定ですから、残り11人の方がシャワーを浴びられる時間をやりくりしたいと考えてはいます。
◆帰路
★ジェットフォイル(1310安房港→1600鹿児島港)を利用する場合には、鹿児島港から西鹿児島駅までタクシーで行き、そこからリムジンバスで空港へ。リムジンバスは西鹿児島駅正面の南国日生ビル前にあって、およそ10分毎に発車。約1時間かかります。つまり、下船から空港まで1時間半は見ておきたいので、搭乗まで2時間は必要になります。
1)ANA630_1830鹿児島→2010羽田
2)SKY306_1915鹿児島→2015羽田
3)JAS378(1945-2125)
4)鹿児島滞在
5)6s2参加
★なお「6s2」メンバーは鹿児島港上陸後、中心街で夕食を食べますので、時間のある人は一緒にどうぞ。



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