三国山――2008.6.14(土)
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◆糸の会山行[570]――6a
◆三国山
みくにさん……1,636m
だいげんたさん(大源太山)……1,764m
登り14p→稜線23p→下り13p……合計50ポイント
日の出0421、日の入1907……6.14新潟で
◆上越新幹線・越後湯沢駅から……2008.6.14(土)実施
●まず、計画書にずいぶんたくさん誤記があった。【合計40ポイント】を50ポイントに、【1030ごろ_三国峠……登り7ポイントを1時間として】以下を1時間後ろにずらした。その中の【平漂山】は平漂山の家に。以上をここでは修正した。
●ジャンボタクシー_越後湯沢駅→三国トンネル入口_1台10,170円
●1030三国トンネル入口(標高約1,100m)を出発→1105-15三国峠(標高1,335m)→1205-15三国山(標高1,655m)→1255-1305鞍部で休憩(標高約1,550m)→1345-50浅貝方面分岐(標高約1,700m)→1425-40代源太山(標高1,764m)→1535-40平標山の家(標高約1,650m)→1625林道(標高約1,200m)→1655林道から作りたての登山道へ(標高約1,050m)→1715平標登山口バス停(標高約1,000m)
●三国山から大源太山への稜線では意外に多くの花を見た。アズマシャクナゲがほぼ終わっていて、ムラサキヤシオツツジ(10本の雄しべの半分が長く、半分が短い)が満開。ヤマツツジも出現した。タニウツギ、オオカメノキ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダンなどの花木も楽しめた。草本ではショウジョウバカマが終わって、エンレイソウやコイワカガミ、マイヅルソウが主役となっていた。うれしかったのは、やせた稜線の足元にかなりたくさん、シラネアオイが咲き誇っていたこと。シラネアオイは笹の斜面のなかにも、けっこうたくさん咲いているようだった。それからまだ若いツバメオモトを何株か足元に見た。
●往路上毛高原駅では青空だったが、トンネルをくぐって越後湯沢駅に下りるとどんよりとした曇り。タクシーが走り出すとフロントグラスに霧雨がついた。三国山〜大源太山の稜線が太平洋側と日本海側の天気の境目になっていて、苗場山の上にどんよりとかぶさる雲の切れ端がときどき、私たちのところまでやってきた。大源太山に着いたときには苗場山も前方の平標山も雲は激しく流れつつ、しだいに薄くなっていった。基本的に青空の下、ときおり身の引き締まるような風が吹く、気持ちの良い天気だった。
●林道に出て、一般車通行止めのゲートを出ると、林道は舗装になった。バス停まではほとんどまっすぐのはずなのに「近道」という表示があって、できたての歩道になっていた。バスの時間までギリギリというなかで、そちらに踏み込んだことを後悔したが、道は舗装路のすぐ脇をデコボコ・デコボコ進んでいった。
●先頭集団がバス停に着いたのが1715とか、私と何人かが国道に出たときには、すでにバスがバス停に着いていて、仲間が止めてくれていた。10718に、乗客のみなさんにお礼を言いつつ乗車したが、バスは定時の1715から1〜2分遅れたという。
●風呂については、NASPAニューオータニの大浴場をイメージしていたのだが、電話で確認をとった湯沢ニューオータニホテルが別物だとは気がつかなかった。バスがNASPを通らなかったので運転手に「ニューオータニホテルに一番近いバス停はどこ?」と聞いたら「越後湯沢駅から歩けます」とのこと。半信半疑だったが、とりあえずタクシーでいくことにしたのだが、タクシー運転手に「どっちのニューオータニ?」と聞かれてはじめて混乱に気づいた。湯沢ニューオータニホテルは駅の反対側で、たしかに歩いていける距離。タクシーもワンメーターだった。
●風呂は1,000円でフェースタールとバスタオルが貸与される。割安感があるけれど、露天風呂は女性側にあるなど、強引に二つに分けたようなコンパクトさ。グランドホテルが土曜日も入浴可能ならあちらのほうがいいかも、という感じ。越後湯沢では駅にも風呂があるし、駅周辺に共同湯もある。今後は駅回りのホテルの風呂をチェックしてみたいと思った。
●最後は中野屋でへぎそばという定番。
◆集合
●6.14(火)7:50……東京駅_21番線ホーム_後方2号車乗車口
◆ポイント
●上越の三国山から平標山に向かって歩きます。平標山までは無理なので、平標山の家から下ります。
●「6b谷川岳〜平標山」「7c平標山」との三部作です。
●梅雨に入るこの静かな時期に、このルートを歩いてみるのもいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
◆往路
0804東京始発(上越新幹線_Maxたにがわ403号_越後湯沢行き)……0936越後湯沢
0804東京→0810上野→0830大宮→0936越後湯沢
*タクシーで三国トンネルへ(1台約7,000円?)
◆現地行動
1030ごろ_三国トンネルを出発……登り7ポイントを1時間として
1130ごろ_三国峠……登り7ポイントを1時間として
1230ごろ_三国山……稜線15ポイントを2時間として
1430ごろ_大源太山……稜線8ポイントを1時間として
1530ごろ_平漂山の家……下り13ポイントを1時間半として
1700ごろ_林道……林道下り11ポイント(約3km)を1時間として
1800ごろ_平漂登山口バス停
*バスかタクシーで越後湯沢駅へ
*バス(浅貝上→越後湯沢。640円)
1545→1626、1710→1751、1855→1936、1930→2011
◆費用の目安
JR_東京→越後湯沢……3,260円
新幹線自由席_東京→越後湯沢……2,720円
taxi_越後湯沢駅→三国トンネル……1台約7,000円?
taxi_ 平漂登山口バス停→越後湯沢駅……1台5,000円?
JR_越後湯沢→東京……3,260円
新幹線自由席_ 越後湯沢→東京……2,720円
◆電話
●タクシー(越後湯沢駅)
アサヒタクシー……025-784-3410
◆夏季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴(軽登山靴)など
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト
◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、高田4号-3(みくにとうげ)、 を縮尺なりゆきで使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。
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