巻機山――2008.10.14-15(火水)


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◆糸の会山行[590]――10e
◆巻機山
まきはたやま……1,967m
2日目――登り43p→稜線8p→下り43p……94ポイント
日の出0551、日の入1708……10.14新潟で
◆JR_上越線・六日町駅から……2008.10.14-15(火水)実施


●昼食をうなぎ割烹の福一にしようと思ったが、時間が早すぎたようで電話が通じない。すこし遠いが八海山の岡寮でそばを食べることにした。タクシー六日町駅→岡寮6,090円。つゆを薄口と濃い口の2種類用意した用意周到さだが、その中間なら1種類でもいいというふうにも感じた。
●岡寮で呼んでもらったらジャンボタクシーがきたので岡寮→清水の民宿・雲天が9,770円。
●雲天では女将の朴訥な話術に導かれて囲炉裏端でコーヒーとなすの漬物。
●宿に荷物を置いて、1340清水バス停から目の前に見える後山へ。急斜面をたじろぐことなく直登して、威守松山への道の途中、標高858mの高圧電線鉄塔に到着。1430-35-15と休憩してから送電線に沿う道を下る。1515に巻機山登山口から下ってくる車道(標高約650m)に出て、宿に戻った。
●2日目は握り飯でもらった朝食をもって0400宿(標高約540m)を出発→0445-50駐車場(標高約750m)→0540-50四合目(標高約900m)→0620-25五合目展望(標高約1,150m)→0705-20六合目展望台(標高約1,400m)→0800-05七合目(標高約1,600m)→0845-55八合目(標高約1,800m)→0915ニセ巻機山(標高1,861m)通過→0925避難小屋(1,800m)を通過→0950-55巻機山(標高1,967m)
●雲が流れてときおり日が射し、ときおり冷たい風が強く吹き抜けて、天気はドラマチック。山頂部は雲の中にあって、ほとんど周囲が見えないのと、気温が下がってもきたので牛ヶ岳への往復は省略することにした。
●0950-55山頂(1,967m)→1020-40避難小屋(標高約1,850m)で食事休憩→1100八合目(標高約1,800m)を通過→1130-35七合目(標高約1,600m)で休憩→1145-50七合目のすぐ下で雨具をつける→1215-20六合目展望台(標高約1,400m)で雨具を脱ぐ→1255-1305五合目展望(標高約1,150m)→1325-30雨具をつける。四合目のすぐ上(標高約1,050m)で→1405-10駐車場(標高約750m)→1445清水の上田屋食堂でそば。メニューはなく山菜だらけそば900円。
●上田屋食堂でジャンボタクシーを呼んでもらって、雲天で荷物をとり、越後湯沢へ。ジャンボ10,270円。
●越後湯沢では湯沢グランドホテルで入浴。1,000円でタオルつき。以前地元の人に推薦された。風呂は高級ホテルふうのつくりだが、消毒臭が気になった。風呂の洗面台を占拠して、雲天で無理にもたされた大量のナメコ(昨日ご主人がとってきたもの)とササニシキ5kgを人数分に小分けにした。
●1818越後湯沢→2000東京。
●清水ではたとえば山菜だらけそばの上田屋は1泊2食で6,000円。高くても6,500円なのに雲天だけが8,500円は料理にあるのかと思ったが、じつは飲み放題プランというべきもの。テーブル毎に八海山の一升瓶が置かれ、空いたテーブルにビール瓶が並んでいた。飲んべえにはこたえられない設定だ。私たちは下戸軍団で、封を切ってぐい飲みに3杯ぐらいしか減らなかった。下山時のお土産は、その飲み代に代わるものがないかと女将が前夜から漏らしていたもの。バケツ1杯ほどの採れたてナメコがこちらにまわってきたという次第。


◆集合
●10.14(火)8:40……JR東京駅23番線ホーム_後方2号車乗車口

◆ポイント
●標高差約1,300mの往復ですから、ハードです。それをゆっくり歩くことでうまくクリアしたいと思います。雪の残った5月初旬には往復10時間でしたが、6月下旬には13時間かかりました。その13時間の予定です。荷物を軽くしたいので(サブザックではなく)中身を宿に預ける袋などを用意してください。
●宿ではキノコ料理が出るそうです。周囲の民宿より料金も高いのですが、お楽しみに。
●天気によっては冬の寒さになります。(「9bs白馬三山」がそうでした)手袋、帽子に貼るカイロなど軽い冬支度が必要です。軽アイゼンもお忘れなく。

◆往路
0852東京始発(上越新幹線御Maxとき311号_新潟行き)……1029越後湯沢
(0852東京→0858上野→0918大宮→1029越後湯沢)
*乗換
1039越後湯沢始発(JR上越線_直江津行き)……1055六日町
*六日町でゆっくりと昼食をとりましょう
1250六日町駅始発(清水行きバス)……1340清水(460円)

◆現地行動
●第1日
*宿に荷を置いて周辺散策。腹ごなしツアーです。
●第2日
0300ごろ起床……握り飯の朝食
0400ごろ_出発……登り24ポイントを3時間として
0700ごろ_6合目展望台(標高約1,350m)……登り16ポイントを2時間として
0900ごろ_避難小屋……登り3ポイントを30分として
0930ごろ_巻機山
*山頂部散策(できれば牛ヶ岳往復)……稜線8ポイントを1時間として
1030ごろ_巻機山山頂を出発……下り5ポイントを30分として
1100ごろ_避難小屋……下り38ポイントを5時間として
1600ごろ_清水
*宿で帰り支度
*タクシーで越後湯沢駅へ(中型約7,200円、ジャンボ約8,700円。ちなみに六日町駅まで約3,500円)

◆帰路参考
●清水→六日町駅(バス)
1840-1924
●上越新幹線(越後湯沢→東京)
1705→1840、1735→1900、1802→1920、1805→1940、1828→2000、1900→2012、1928→2100、2008→2120、2028→2200、2108→2228、2130→2304、2222→2340

◆費用の目安
JR_東京→六日町……3,570円
新幹線自由席_東京→越後湯沢……2,720円
bus_六日町駅→清水……460円
宿泊_民宿・雲天(2食つき)……8,500円
taxi_清水→越後湯沢……1台約7,200円
JR_越後湯沢→東京……3,260円
新幹線自由席_越後湯沢→東京……2,720円

◆電話
●宿泊
雲天_025-782-3473
●食事(六日町駅)
うなぎ割烹・福一……0257-72-2462
八海山泉ビール苑……025-775-3939……2008.3リニューアルオープン
そば屋・岡寮……025-775-3604……1100-1500/1700-1900(夕は金土日のみ)_水曜定休_八海山直営_魚沼市岡
蕎麦屋敷・本店・ぶな苑……0257-72-2173……こだわりそば
萬盛庵……0257-72-3113……本店と駅前店025-772-2774
●タクシー(六日町駅)
桝形タクシー……0257-72-4121……マイクロバス3台
銀嶺タクシー……0257-72-2440
六日町タクシー……0257-72-2550
●タクシー(越後湯沢駅)
ゆざわタクシー……025-784-2660
うおぬまタクシー・湯沢本社……025-784-2025
アサヒタクシー……025-784-3410……0120-109481_20台_ジャンボ有り_深夜着の場合社員寮利用可能
●入浴(越後湯沢駅)
越後のお酒ミュージアムぽんしゅ館……0257-84-3758……1100-1730_800円_不定休_利き酒500円_越後湯沢駅ビル
コマクサの湯……0257-84-3326……1000-2000_無休_300円_越後湯沢駅徒歩10分_ロープウェイ山麓駅2階
下湯沢温泉共同浴場駒子の湯……0257-85-7660……0700-2100_500円_木曜定休_越後湯沢駅徒歩20分_布場スキー場前
湯元共同浴場山の湯……0257-84-2246……0600-2200_300円_火曜定休_越後湯沢駅徒歩10分_温泉街北端
湯沢グランドホテル……025-784-2351

◆秋季小屋泊まり標準セット
★手袋必携。ひととおりの防寒衣類を持ちましょう。
★行動時間が長いので、行動食は2食分(あるいは1食+予備食)用意してください。
●足まわり……運動靴(軽登山靴)など
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図を縮尺なりゆきで使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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