白馬岳〜朝日岳――2010.7.22前泊/23-25(木/金土日)


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◆糸の会山行[693]────7bs

白馬岳〜朝日岳
しろうまだけ────2,932m
ゆきくらだけ(雪倉岳)────2,611m
あさひだけ(朝日岳)────2,418m
7.22=1日目(前泊)
7.23=2日目――登り44p────44ポイント
7.24=3日目――稜線57p────57ポイント
7.25=4日目――稜線63p────63ポイント
日の出0446、日の入り1901────7.23長野で

◆JR大糸線・白馬駅から────2010.7.22前泊/23-25(木/金土日)実施

◆集合
●7.23(金)08:10ごろ────JR大糸線・白馬駅改札口あたり
*バス(白馬駅→八方→猿倉。980円)――815→820→842、なので人数がそろったらタクシー(1台約3,500円)で。

◆往路参考
【1】高速バス(新宿高速バスターミナル→白馬町。4,700円。予約03-5376-2222、0261-72-3155)
0800→1240、0900→1340、1530→2010、1800→2240
【2】JR中央線特急直行便(新宿から5,250円+2,820円。指定席をとりましょう)
*千葉発あずさ3号(千葉から5,460円+3,030円)――0638千葉→0653船橋→0708錦糸町→0730新宿→0755立川→0801八王子→1027松本→1128白馬
【3】松本泊まりの場合
JR特急最終――2100新宿→2355松本(あずさ35号。3,890円+2,820円)
中央高速バス――新宿高速バスターミナル→松本(3,400円。予約03-5376-2222、0263-35-7400)1850→2202、1920→2232、1950→2302、2020→2332、2120→0032
*翌朝のJR大糸線_0601松本→0707信濃大町0718→0800白馬(1,110円)
【4】夜行バス(2100横浜→2230新宿→1630白馬町→0635八方。4,700円)もありますが、2日目に大きな登りがありますから、夜行は避けてください。
●宿泊――白馬駅近辺にはたくさんのホテル、旅館、ペンション、民宿などがあります。北アルプスの山小屋料金より安いところも多いので、2人以上なら駅周辺のペンションなどがいいかと思います。インターネットか近くの旅行代理店で調べてみてください。ちなみに旅館リストから白馬駅前ものを拾ってみると、フォルクローロ白馬0261-71-1222(2名室料11,000円〜)、旅館昇盛館0261-72-2169(2食つき7,000円〜)、旅館あらさわ0261-72-2733(2食つき7,000円〜)、白峰荘0261-72-2613(2食つき6,000円〜)、民宿などの問い合わせは八方尾根観光協会0261-72-3066、白馬村旅館業組合0261-72-7100
*1人なら松本にたくさんのビジネスホテルがあって確実ですが、白馬で1人ではどうにも泊まりにくいという場合には山小屋の猿倉荘(村営200人収容_0261-72-4709_8,500円_バス停前。)、白馬尻荘(村営200人収容_0261-72-2279_8,500円_雪渓末端)、白馬尻小屋(白馬館チェーン200人収容_03-3538-5200_8,600円/素泊まり5,900円_雪渓末端。)に転がり込めばいいかと思います。
*なお伊藤は松本泊まりになるかと思います。

◆ポイント
●北アルプスでは華麗な山というべきでしょうか。大雪渓と御花畑に加えて、本州を南北に縦断する大地溝帯フォッサマグナに接しているため、東側がするどく切れ落ちています。これが白馬岳の稜線をシャープな印象にしています。晴れた日の夕方、この絶壁からガスがわき上がってくるような場合には高い確率でブロッケン現象が見られます。
●ところが西側は稜線がなだらかにのびていて、雪倉岳→朝日岳というおだやかな世界を作り上げています。花の北アルプスということになります。お楽しみに。
●予定では早めの到着ですが、雷対策です。時間の使い方は当日の天気によりますが、時間に余裕があるということはいろいろな歩き方が選べるということでもあります。基本的には花旅です。
★軽アイゼン必携です。ルート上にかなりの残雪があります。ひょっとすると3日間使います。
★湯を沸かせる準備はしておきます。水は各自で。

◆現地行動
●7.22_第1日目(松本あるいは白馬で前泊。各自)
●7.23_第2日目
*各自朝食をすませて……
0810ごろ_JR白馬駅改札口前集合
0815_白馬駅始発(猿倉行きバス)────0842_猿倉(980円)
*これはタクシー(1台3,500円)にするかもしれません。
0900ごろ_猿倉出発────ゆるい登り12ポイントを1時間半として
1030ごろ_白馬尻────雪渓の登り17ポイントを2時間として
1230ごろ_葱平(標高約2,250m)────登り15ポイントを2時間として
1430ごろ_村営頂上宿舎(夕食+朝食弁当)
*山頂往復
*1泊夕食のみ
●7.24_第3日目
0300ごろ_起床(なにか口に入れて)
0400ごろ_出発────登り2ポイントを30分として
*天気によりますが、山頂で日の出を待ちます
0500ごろ_白馬岳山頂出発────下り6ポイントを1時間として
0700ごろ_三国境────稜線22ポイントを3時間として
1000ごろ_雪倉岳────稜線27ポイントを3時間半として
1330ごろ_朝日小屋(2食つき)
*時間があるので、花を楽しむ時間を存分にとりましょう。
●7.25_第4日目
0500ごろ_起床
0600ごろ_朝食
0630ごろ_出発────登り9ポイントを1時間として
0730ごろ_朝日岳────ゆるやかな下り54ポイントを7時間として
*昼食は行動食です。悪天候でなければ湯は沸かせます。
1430ごろ_蓮華温泉
*入浴(1000-1530、800円)
1605_蓮華温泉始発(糸魚川駅前行きバス)────1740糸魚川駅(前1,740円)
*路線バスの利用では松本経由で東京には帰れません。蓮華温泉で温泉で時間調節して、帰路は北陸本線経由となります。

◆帰路
*糸魚川で食事しましょう。
●特急はくたか(糸魚川→越後湯沢)
1843糸魚川→1959越後湯沢、鈍行で1913糸魚川→1950直江津/特急で2008直江津→2059越後湯沢
●上越新幹線(越後湯沢→東京)
2008→2120、2030→2200(たにがわ)、2109→2228
*糸魚川→東京は5,570円+4,560円(はくたか+上越新幹線)、糸魚川→大宮は4,840円+4,360円

◆費用の目安
●7.22_第1日目(前泊まで各自)
(参考)JR_新宿→白馬]5,250円
(参考)指定席特急券_新宿→白馬_2,820円
前泊_宿泊……各自
●7.23_第2日目
バス_白馬駅→猿倉────980円
宿泊_ 白馬岳頂上宿舎(2食つき、ただし朝食は弁当)────9,000円
●7.24_第3日目
宿泊_朝日小屋(2食つき)────9,000円
●7.25_第4日目
バス_蓮華温泉→糸魚川駅前────1,740円
JR_糸魚川→東京────5,570円
特急+新幹線_糸魚川→東京────4,560円

◆電話
●宿泊
白馬岳頂上宿舎_0261-72-2279/振興公社山小屋受付0261-75-3788
朝日小屋_0765-22-1972
●入浴
蓮華温泉_1000-1530_800円
フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯_0255-53-2222_1000-2145_1,500円?_ほぼ無休_JR姫川駅徒歩5分
●食事(糸魚川)
すし廣_0255-52-0821_すし、魚料理_1100-2200_水曜定休_糸魚川駅徒歩15分
東園(あずまえん)_0255-52-0073_すし、魚料理_1100-2200_不定休_糸魚川駅から徒歩5分
すし活_0255-52-9257_すし、魚料理_1100-1400/1630-2300_糸魚川駅から車7分
寿司志乃_0255-52-4085_支店がヒスイ会館に

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食(昼3食)+おやつ
★2日目――朝(集合時)は各自、昼は行動食
★3日目――朝は弁当を頼みます。できれば食べて出たいのですが、持って出て休憩時に。きちんと食べたいのと、それほど悪いと思えないので頼みましょう。
★4日目――小屋で朝食を食べて出ます。昼食は行動食。
★いちおう予備的に湯を沸かせる準備はあります。
★軽アイゼン必携です。
★白馬岳頂上宿舎はもちろんでしょうが、朝日小屋も混むはずです。ゴアテックスのシュラフカバーをお持ちの方は安眠確保用としてお持ちになると安心です。(なくても大きな問題は生じませんが)
夏季小屋泊標準セット
●足まわり……運動靴など
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温着……念のため、フリースシャツ1枚持つと安心です
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、富山4号-3(しろうまだけ)、富山8号-1(くろなぎおんせん)、を90%縮小で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。

●今回の本格的な登りは大雪渓と、それに続く花の斜面です。白馬尻から標高差約1,300mの一気登りになります。
●翌日は標高2,932mの白馬岳からいったん2,450mあたりまで下り、標高2,611mの雪倉岳を越えて標高約2,150mの朝日小屋まで。のんびりと歩きたいと思います。
●4日目はまず朝日岳に登り、標高2,418mから下って、下って、標高約1,450mの蓮華温泉まで。標高差約1,000mを約10kmかけて下ります。が、もちろん小さな起伏もあるでしょう。
●静かな北アルプス北部の山をあせらずに歩くという計画です。




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