北高尾山稜――1998.1.28(水)


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■朝日カルチャーセンター千葉
◆北高尾山稜(八王子)
1998.1.28(水)実施


●東京に大雪が降って成人式が大混乱……という直後だった。その雪は至るところで樹木をなぎ倒したが、元気よく枝を張っていた針葉樹が、湿った雪の重みで圧殺されたのだ。
●この北高尾山稜でも倒木がひどく、雪も30cm以上あってスピードが落ちて、新雪のラッセルを楽しむというような余裕がなくなって狐塚峠(板当峠)から林道に逃げて松竹バス停から帰路についた。
●これに関する行動記録は残っていない。


◆集合
1.28(水)08:30
JR東京駅
中央線快速ホーム前方2両目乗車口
08:36始発大月行きに乗車

◆テーマ
●北高尾山稜は八王子城跡から西にのびる尾根道です。小さなアップダウンが際限なくつづくこの道を、5時間でどこまで行けるか、歩き続けてみたいと思います。
●冬には休むと体が冷えて、いったん冷えた体はなかなかもとにもどりません。そういうときにはゆっくりと、休まずに歩くという技術がだいじです。
●そういうわけで、基本的に10分休憩のなかで細切れに食事しながら、歩き続けるという体験をしてみます。
●地図上で自分がいまどのあたりを歩いているのか把握しながら、1時間で歩ける距離の感じを地図の上で確かめつつ、進んでいきたいと思います。

◆往路
0836=東京始発(中央線快速大月行き)
0939=八王子
0947=高尾
*タクシーで八王子城跡へ

◆往路参考
●総武線快速(成田空港始発逗子行き)
0700成田空港→→0711成田→0724佐倉→0731四街道→0741千葉→0745稲毛→0852津田沼→0756船橋→0804市川→0815錦糸町→0824東京
●総武線快速(上総一ノ宮始発快速東京行き)
0657上総一ノ宮→0707茂原→0716大網→0736蘇我→0744千葉→0748稲毛→0756津田沼→0827東京
●京葉線(上総湊始発通勤快速東京行き)
0650上総湊→0744蘇我→0816東京
●京葉線(蘇我始発快速東京行き)
0731蘇我→0738稲毛海岸→0740検見川浜→0743海浜幕張→0756新浦安→0814東京
●常磐線(取手始発上野行き)
0736取手→0748柏→0758松戸→0807北千住→0816日暮里→0819上野
●遅れた場合の中央線
0840東京→0854新宿→0900新宿始発特急あずさ53号→0937八王子

◆行動
1030ごろ=八王子城跡へ向け出発
1430ごろ=残り1時間のことを考えて下山路を確定する
1530ごろ=下山、ないしは下山1時間以内

◆帰路参考
●バス(陣馬高原下→八王子駅)
陣馬高原下……恩方……八王子駅
1510…………1529……1601
1610…………1629……1701
1710…………1729……1801
1815…………1834……1905
1920…………1937……2006
2010…………2027……2056
2055…………2112……2141
●バス(小仏→高尾山北口)
小仏……日影……蛇滝口……高雄駅北口
1440……1443……1447……1501
1531……1534……1538……1552
1625……1628……1632……1646
1718……1721……1725……1739
1811……1814……1818……1832
1857……1900……1904……1918
●あずさ68号
1934八王子→2006新宿→2037船橋→2051千葉

◆費用の目安
JR=千葉→高尾……1,620円
taxi=高尾駅→八王子城跡……1台約1,000円
バス=陣馬高原下→八王子駅……700円
バス=日影→高尾駅北口……220円

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食型昼食+おやつ+予備の飲み物。
*水分は合計1リットル程度持ちましょう。
★防寒着――冬の山歩きの標準装備として、寒い日のために薄手の手袋、耳まで覆える帽子、ウインドブレーカー(雨具兼用可)、貼るタイプの使い捨てカイロ(3枚)を常備して下さい。手袋・帽子は特別なものでなくてけっこうです。それから日没時刻が早いですから、非常用装備としてのポケットライトもお忘れなく。
●足ごしらえ――雪用運動靴(あるいは防水軽登山靴)など
●行動着――ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●防寒着――セーター(フリースシャツ)
●雨具――折りたたみ傘(ゴアテックスレインスーツ)
●小物――地図(送付されたオリエンテーションレターなど)+健康保険証(コピー)+時計+ポケットライト
●あると便利な小物――カメラ+双眼鏡+ダブルストック+簡易アイゼン
●ザック――何でも可

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、東京11号-3(はちおうじ)、東京15号-1(よせ)を、約88%の縮小で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけている。一番簡単な見方は○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する方法。

●街はずれの八王子城跡から、今回のミニ縦走は始まります。城跡は距離で1km、標高差250mですから、小一時間の登りということになります。
●標高500m前後の稜線を西へ西へと歩くのですが、アップダウンのある稜線の場合には1時間で2kmという概算ができます。しかしきつい登りがあるとその部分では登りのペースである時速1kmに落ちます。つまりどのくらいのアップダウンまでが縦走という感じで、それが無数の登下山という感じになるのはどのくらいのところからか、という感じをつかんでいただければ成功かと思います。
●同じパワーで歩いていくと、登りでは遅くなり、下りではいくぶん速くなるという一定出力での歩き方を身につけていただければ、大成功です。


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