燕岳――1998.7.25-26(土日)


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糸の会山行[91]――7B
北ア=燕岳
1998.7.25(土)-26(日)実施

◆集合=1
7月24日(金)15:00
JR大糸線穂高駅改札口
*タクシーに分乗して中房温泉へ
*ただし中房温泉予約組

◆集合=2
7月26日(土)09:00
JR大糸線穂高駅改札口
*タクシーに分乗して中房温泉へ
*ただし0813松本始発穂高行きに乗車組

◆集合=3
7月26日(日)10:00
中房温泉登山口

★なお7.24から7.25の登山開始まで伊藤の携帯電話が通じるようにしておきます。なにかあったらご連絡ください。それ以降はたぶん通じませんからスイッチを切ってしまいます。

テーマ
●基本は初めて高い山に登る人のための入門編北アルプスです。山が3,000mに満たないのが不満かもしれませんが、泊まるのは燕岳山頂とほとんど同じレベルの、標高2,700mの燕山荘。高度障害の出る人はちゃんと出ますから、「高い山」にまちがいありまりません。
●よほど悪い条件がなければ、同じ道をもどるより、北へ稜線歩きを楽しんで、沢筋の道を下って中房温泉まで戻りたいと思います。
●急ぐ旅ではありませんが、もちろん朝は3時起き、4時出発。すばらしい朝の稜線を楽しめれば……と思います
●もうひとつ、重要なテーマは山小屋泊りです。燕山荘は露骨に詰め込むことをしたがらない山小屋ですから、体が動かせないというようなことは体験できないと思います(残念ですが)。しかしそれでもいろいろなことがあると思いますので、「山小屋はテーマパークだ」という気分でさまざまな仕掛けを楽しんでいただきたいと思います。もちろんこれにご参加のみなさんは、「着たまま寝る」という大原則をご存じと思いますが……。
●なお、雨ということを考えて、ザックの中身を個々に包んで防水できるように、ポリ袋を大小各種お持ちになるといろいろ便利かと思います。

◆往路参考
*7.3掲示板(通算725ページ)より
●中房温泉まではバスがありませんから、できるだけうまい人数でタクシー分乗していただきたいということから、金曜日の午後3時にJR大糸線の穂高駅改札口で集合と決めました。最短時間のスケジュールは、
1100=新宿始発(あずさ57号松本行き)
1132=八王子
1346=松本
1422=松本始発(大糸線普通穂高行き)
1451=穂高
●朝から出かけて、松本か、安曇野で軽い観光というのが斎藤さんたちの予定のようです。松本までは高速バスもあります。ゆったりとした金曜日を過ごせたらラッキーかと思います。
●さて金曜日は仕事を終えてから出たいという人は土曜日の朝の、次の列車に乗ってください。
0813=松本始発(大糸線普通穂高行き)
0842=穂高
*タクシー分乗で中房温泉へ
*したがって登山口集合は1000ということにしておきます。
●念のために金曜日中に松本に入る最終の特急は、
2100=新宿始発(あずさ69号松本行き)
2355=松本
●最終の高速バス(片道3,400円)は、
1930=新宿高速バスターミナル始発
2240=松本バスターミナル

◆行動
第1日=7.25(土)
1000ごろ=中房温泉出発
1300ごろ=合戦小屋
*ゆっくり休憩します
1400ごろ=合戦小屋出発
*花を楽しみながら
1600ごろ=燕山荘
*荷物をおいて燕岳へ
*夕食、就寝

第2日=7.26(日)
0300ごろ=起床
0400ごろ=出発
0500ごろ=燕岳
*夜明けが美しければたっぷり時間を使います
*ここでは1時間過ごすとして
0600ごろ=燕岳出発
0800ごろ=東沢乗越
1100ごろ=中房温泉
*タクシーを待つ間に入浴
*順調にいけば1300ごろ穂高
*松本でそばなどいかがですか?

◆帰路参考
●あずさ68号
1523南小谷始発→1633穂高→1715松本→1934八王子→2006新宿→2051千葉
*掲示板では松本始発と書きましたが、この時期は毎日南小谷始発です
●あずさ94号
1722松本始発→1940八王子→2017新宿
●スーパーあずさ14号
1643南小谷始発→1831松本→2036八王子→2106新宿
●あずさ70号
1849松本始発→2105八王子→2136新宿
●スーパーあずさ16号
2000松本始発→2206八王子→2237新宿

◆費用の目安
JR=新宿→穂高……4,310円
指定席特急券=新宿→松本……3,020円
タクシー=穂高駅→中房温泉……1台約7,000円
宿泊=燕山荘(夕食のみ)……7,600円
入浴=中房温泉……700円
*以下略
*なお中房温泉宿泊は(2食付き)8,500円だそうです。掲示板がちがっていましたので訂正させていただきます。

◆電話
●タクシー(穂高駅)
安曇野観光タクシー=0263-82-3113
●宿泊
中房温泉=0263-35-9704
燕山荘=0263-28-2020
●そば
もとき女鳥羽店=0263-35-1482
もとき開智店=0263-36-3410
こばやし本店=〓

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食3食(昼+朝+昼)+おやつ兼予備食+予備の飲み物。
*水分は合計2リットル持ちましょう。
*1日目の昼と2日目の昼は軽くてもだいじょうぶですが、その場合には予備食をしっかりとお持ちください。
★保温着――夕方と朝の燕岳はとてつもなく寒く感じます。フリースの長袖シャツ(セーター)と手袋、マフラーなど忘れずに。もちろんゴアテックススーツをその上に着ての話です。
★ダブルストックと簡易アイゼンをお持ちの方はお忘れなく。
●足ごしらえ――運動靴など
●行動着――ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具――折りたたみ傘(ゴアテックスレインスーツ)
●小物――地図(送付されたオリエンテーションレターなど)+健康保険証(コピー)+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、高山6号-1(えぼしだけ)と高山6号-2(やりがたけ)を原寸で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけている。一番簡単な見方は○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する方法。

●合戦小屋までの標高差約900mをゆっくり、無理なく上がれれば、このルートはほとんど成功です。あとは夕食の時刻までに花をみながらゆっくり登ればいいわけですし、スムーズに登れてしまったら、燕岳で遊びましょう。
●2日目は朝のうちに標高2,700m級の稜線を北に歩きます。天気によってはやめるかもしれませんが、逆にたっぷり時間をすごすかもしれません。どちらも午前3時に起きてから考えて決めます。
●稜線を2,723m峰のところまで北上したら、それから標高約2,250mの東沢乗越までは標高差約500mの尾根の下りです。そこから急な下りを標高差にして約300m下ると沢に出ます。あとは沢筋をのんびりと歩くだけです。たぶん、ここでも花を楽しめると思います。


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