尾瀬・燧ヶ岳――1998.10.24-25(土日)


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■糸の会山行[101]――10B
◆燧ヶ岳
尾瀬
1998.10.24(土)-25(日)実施

◆集合
10月24日(土)07:40
東京駅20番線ホーム
0749東京始発上越新幹線
たにがわ433号
後方2両目2号車(自由席禁煙)乗車口

◆テーマ
●店じまいの時期の尾瀬を歩いてみたいと思います。「9.5掲示板」(762ページ)では苗場山という見出しを掲げましたが、これは消し忘れ。苗場山はすでに冬なので、概要のほうの尾瀬が正解です。苗場山のつもりで申し込まれた方はご確認下さい。スミマセン。
●尾瀬は前回の台風(9.16)で直撃されたようですし、いつ雪がきてもおかしくない季節になりました。雪が降るとバスなどは運行中止になるかもしれないということですので、行動は現地で情報を確認しつつ、臨機応変に組み立てていきたいと思います。
●しかし基本的には、秋の紅葉の盛りに当たった糸の会[19]の尾瀬(1996.10.6-7/10S)の計画をほぼなぞることにしました。
*糸の会[19]秋の尾瀬(糸の会通信288ページ)からの引用
●尾瀬の秋らしいルートをたどってみます。2泊できれば楽々というところを1泊でやりたいのでちょっとハードなスケジュールになりますが、状況が悪ければ現場で変更のできる柔軟な計画にしておきます。(すなわち標高差の少ないルートに変更することがあるかもしれません)
●基本的なプランは上越新幹線上毛高原駅からタクシーでダイレクトに西側の鳩待峠に入り、尾瀬ヶ原を北側に見下ろしながらの山道歩き。翌日は尾瀬沼から燧ヶ岳に登り、尾瀬御池から会津高原駅に出て、東武電車で帰ります。
●往きの交通費が新幹線+タクシーで1万円弱。バスを使うのに対して2,000円前後のアップになりますが、どうしてもそういうぜいたくが必要という結論になってしまいました。

◆往路
0749=東京始発(上越新幹線たにがわ433号)
0755=上野(19番線)
0815=大宮
0904=上毛高原駅
*タクシーで鳩待峠へ

◆行動
●第1日
1130ごろ=鳩待峠を出発
*昼食休憩を含めて
1400ごろ=富士見小屋
1630ごろ=下田代十字路
●第2日
0400ごろ=起床
0500ごろ=出発
0700ごろ=沼尻
0930ごろ=燧ヶ岳山頂
*予備時間2時間
1130ごろ=下山開始
1430ごろ=御池
1430=尾瀬御池(1410沼山峠始発田島駅前行きバス)
1457すぎ=桧枝岐
*温泉とそば
*時間を見計らってタクシーで会津高原駅へ(タクシーを呼ぶのに約40分必要)

◆往路参考
●武蔵野線から(府中本町方面)
0703=西船橋
0719=新松戸
0745=南浦和
0751=南浦和(京浜東北線)
0802=大宮
●武蔵野線から(西船橋方面)
0709=府中本町
0714=西国分寺
0742=南浦和
0751=南浦和(京浜東北線)
0802=大宮

◆帰路参考
●会津高原駅方面バス
1600尾瀬沼山峠→1620尾瀬御池→1647ごろ桧枝岐→1755会津高原駅
1710尾瀬沼山峠→1730尾瀬御池→1757ごろ桧枝岐→(山口行き)
●野岩鉄道+東武鬼怒川線
1730会津高原駅→1832鬼怒川温泉→1858下今市→2051北千住→2103浅草
★1930鬼怒川温泉始発(特急きぬ138号)→1952下今市→2121北千住→2132浅草
1838会津高原駅→1935鬼怒川温泉→1955下今市→2151北千住→2202浅草
1942会津高原駅→2036鬼怒川温泉→2057下今市(止まり)

◆費用の目安
上越新幹線=東京→上毛高原……2,520円
上越新幹線=自由席特急券……2,720円
タクシー=上毛高原駅→鳩待峠……約22,000円
弥四郎小屋=1泊+夕食……7,400円
バス=尾瀬御池→桧枝岐……約620円
タクシー=桧枝岐→会津高原駅……1人約2,500円
*会津高原タクシー=17人乗り27,000円、9人乗り19,000円
野岩鉄道=会津高原→新藤原……1,040円
東武鬼怒川線=新藤原→浅草……1,500円

◆電話
●タクシー(上毛高原駅)
群北タクシー=0278-62-2121
●下田代十字路
弥四郎小屋=0272-21-4122
●タクシー(会津高原駅)
会津高原タクシー=0241-78-2017
旭タクシー=0241-62-1243
会陽タクシー=0241-62-0074
田島タクシー=0241-62-1130

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食3食(昼+朝+昼)+おやつ+予備の飲み物。
*水分は2日目は2リットル持ちましょう。
★雪が降った状態を想定して外側にゴアテックススーツ、防寒用にセーター(フリース)、手袋や帽子も冬用をお持ち下さい。保温グッズとして貼るカイロも数枚お持ち下さい。冬用の下着が必要とは思いませんが、ズボンはフリースが好ましいと思います。
★ポケットライトと簡易アイゼンが必要です。
●足ごしらえ――雪の準備が必要です。防水のしっかりした靴とスパッツ
●行動着――ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具――折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物――地図(送付されたオリエンテーションレターなど)+健康保険証(コピー)+時計+ポケットライト
●あると便利な小物――カメラ+双眼鏡+ダブルストック+簡易アイゼン
●ザック――何でも可

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、日光11号-3(ひうちがたけ)、日光11号-4(さんぺいとうげ)、日光15号-1(おぜがはら)、日光15号-2(しぶつさん)を85%縮小で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
*一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。。

●鳩待峠から尾瀬ヶ原に下りずに、富士見峠への稜線を歩きたいと思います。大きな空が見られるだろうと思います。富士見小屋の手前から樹林の道を下って尾瀬ヶ原の竜宮十字路に出ます。このルートがむずかしそうな気配なら、もちろん尾瀬ヶ原の山の鼻に下り、尾瀬ヶ原を縦断します。
●竜宮十字路からは、あとはひと歩きで下田代の十字路。この時期は小屋がどんどん閉じられていて、第二長蔵小屋が満員とのこと。私たちは一番手前の弥四郎小屋に泊まります。
●雪が降ったら、燧ヶ岳の登山も不安ですが、帰りのルートの確保がまず必要になるので、朝になってから計画を全面的に見直します。今年はずっと温かいですから雪が来ないとしても、時間に余裕を持たすために、下田代からダイレクトに燧ヶ岳に登る見晴新道から登るかもしれません。下山路を長英新道にとって、尾瀬沼東岸の長蔵小屋のところに下ると、沼山峠か三平峠の選択が可能になります。
●ともかく、秋と冬の境の尾瀬をのんびりと歩いてみたいと思います。


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