齊藤 紀久子さんから「菜畑山」レポート
………2006.8.17


■2006.8.17――齊藤 紀久子さんから「菜畑山」レポート。1ポイント進呈します。

●8a-「菜畑山」参加した齊藤紀久子です。
●地味な山というイメージでしたがなかなかどうして、花あり、雨あり、雷あり、虫の大群ありのスリリングな山行となりました。
●昭文社の地図には「菜畑山」に「なばたけうら」とルビが振ってありますが、登山口まで乗ったタクシーの運転手さんは(彼は地元の生まれだそうで)「やま」でも「うら」でもなく『なばたけ』なのだと断言していました。
●今倉山までの登りは、足裏に優しい整備された登山道で、フシグロセンノウ(節黒仙翁)や キンミズヒキ(金水引)、ヒメシャジン(姫沙参)等が彩り良く目に付きました。今倉山頂あたりからは「レンゲショウマ(蓮華升麻)通り」と名付けたいような愉しい稜線歩きになりました。
●しかし、虫の大群に大歓迎された結果、3日間両腕が真っ赤に腫れあがっていました。
●ドラマチックだったのは、菜畑山頂に着くと同時に大粒の雨が降り始め、遠く近く雷鳴が轟き出したことです。コーチから3m〜5mの間隔を開けて歩くようにとの指令がくだり、我々5名は緊張気味に(私は内心ちょっぴりワクワクしていましたが)樹林帯をひたすら下って、無事「道志の湯」に飛び込みました。
●「道志の湯」のメニューは、うどんかカレーぐらいしかなく悩んだ?挙句「冷奴定食」にしたら丼に山盛りのごはんが出てきたので無理に半分に減らしてもらいました。そしたら50円返してくれたのにはビックリ・・・。何だかウレシクなりました。
●私は山行ごとに、満足度を5段階評価しているのですが今回は3.5としました。-1.5の理由はやはり山頂から富士山が見たかったのと、虫達の歓迎ぶりがオーバーだったこと・・・ですね。
●花の種類も前述以外に、トチバニンジン(栃葉人参)、白山風露、黒雲草、ヌスビトハギ(盗人萩)等25種程もあり、「また行きたい山」になりました。


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