2006.12.10_山川 和子――ワンポイントレポート「12a西御荷鉾山にて」


■2006.12.10――山川 和子さんからポイントゲットレポート「12a西御荷鉾山にて」
■山行日記 12月10日 12a西御荷鉾山にて

●えっーなんでなの! 家を出るときからもう雨!! アーア又降っているではありませんか。
●10aから今日で3度続けて雨模様の山行スタートです。午後遅くから雨という前日の天気予報が恨めしい! 
●パラパラ程度の雨にしてもどんよりとした灰色の厚い雲が嫌な感じなのです。今日も私は太陽に見放されたようです。
●バスの時刻の都合によりJR高崎線新町からの逆コースに変更になりました。
●新町から時折冬桜を車窓から眺めながらバスは1時間弱で鬼石郵便局へ到着。
●鬼石タクシーの配送係りとコーチは以前からどうもうまくないらしい。降りたバス停で、雨具に着替えて居ると、そこへその配送係りの女性が現れ、バス停からほんの数秒先のタクシー会社へ案内され移動しました。
●ジャンボタクシーの傍でコーチとその女性がドライバーも交えて登山口までの交渉を始めました。糸の会の全員がその成り行きを見つめていたのでありました。雲行きが危うくなったら直ぐにでも飛び出せる用意をしていたのはいうまでも有りません。
●少しだけ尖ったコーチの口調ではありましたがなんなく少し遅れてジャンボタクシーは出発できたのでした。
●うっすらと少しだけ雪の載った落葉を踏みながら登山開始、小雨ながらピーンと澄んだ冬の空気が都会を後にした身に心地良い。
●日常空間からの脱出といえばオーバーではあるけれど私の山歩きの目的はこれなのです。リフレッシュして明日から又仕事も少しはがんばれるかも。
●気温も零度に近い。木々の枝先が真っ白に薄化粧。霧氷だ!
●12時をもうまわっているのにこんなに綺麗だなんて今日のこの天気のお陰なんだわ。幸せなこの機会に感謝です。
●白く長い霧氷のトンネルを行く。パリパリと音がしそうに壊れて落ちる薄い氷。まるで小さな海老の尻尾のよう! これが垂れた枝にびっしりと付いているのだからもうたまりません。
●ワーアッこっちは羽を広げ空高く舞う白い鶴の群れの様だ、思わず喚声を上げて見入ってしまう。
●クリスマスツリーみたいねとか、このまま家に持って行きたいとか言っている人もいる。
●私はこの白色不透明な薄い氷を口に含んでみた。スーっと舌の上で淡く溶けてしまいます。これはまさに冬のみかぼ味だったのかしら?
●西御荷鉾山から長い階段を一気に下り投石峠へは薄暗い杉木立を行く。
●東御荷鉾山を経て切り倒した杉をクレーンでトラックに積み上げている作業に遭遇、あまりにも手際よい仕事ぶりに上からずっと見てましたと思わず声を掛けて通り過ぎました。
●赤い鳥居が見えこれをやり過ごすと間もなくバスが見えてきました。私たちを待っていてくれたかのようで大感激で乗り込んだのでした。糸の会御用達のようで乗ると間もなくそのバスは滑るがごとく走り出したのでした。
●今日の教訓は下りの時桜湯さんの後ろで観察、素早く小股でゴワの擦れる音をさせてささっと下るまねをしたら私もうまく下れた事でした。
●今日の反省は今日の気温にしても汗をかいていたのでもう一枚脱げば良かった事、バスの中で眠いのに体が冷えていたせいで眠れなかった程だったからでした。
●今日も無事下山できました。コーチ、皆様に感謝! 次回もよろしくお願いします。


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