2007.7.12_林 智子――ワンポイントレポート「車座で四方山話イン早稲田」


■2007.7.12_林 智子――ワンポイントレポート「車座で四方山話イン早稲田」
 私は この 月一回の 集まりに 5月と 6月の 2回 参加しました。
 <毎月の一山を掲げておきましょう・・・・その山にまつわる いろんな話、お持ちの方ご参加ください>の <お持ちの方>という 部分が ちょっと<かなり> 気になりました。
 <うーん・その山に まつわる話か・・山の次の日には  昨日の 山のことなんか・・ 昨日のことなんか・・ もう 記憶にないし。
 まあ いまに 始まったことでもないけど。 脳みそのどこかが きっと すでに 縮まってしまったみたいな 私なんかは 参加しても 語るべきことなんか 何にも無いけど・・
 いいのか・・?  それでも・・?
 世界のお料理を食べて 山のお店で シャツでも買って 3時からの お話し合いは 後ろで じっと聞いているつもりの人 でも いいのかしら?
 でも・・。
 先輩方の 何か お話なども聞けるに違いないし・・。
 お久しぶりの 糸の会の人たちとも 会えるかもしれないし・・。
 でも 何一つ お手伝いというか お役に立てないというか なーんにも なしって言うのも あまりといえばあまりではないか。
 お茶を入れたり とか 甲斐甲斐しい働きも ぜんぜん苦手で 常に ご馳走になったり お酒のんだり また 飲んだりの お世話になったりするだけの 私だし。
 参加するだけでも それでもいいのかなあ?

 <いいことにしよう> と 決めて クエッションだらけのまま あまり深くは 考えないことにして 一応 その山の 感想だけでも・・・と レジュメを 少し 見直して まずは 体験参加。
 5月は 銀座で <タイ料理>を。 6月は 新宿のさびれた混沌<失礼!>とした ビルで <アフリカ料理>を いただきました。
 参加者は 5月は 白神山行きを目指して 買いたいものがあるという ことで 10何名参加。6月は 曽根さん・国木田さん・佐藤さん・林の 4名。
 銀座・日比谷線ホームで 12時 待ち合わせ。 まず 食事をしてから 山の店へ 移動。5月には 私は ストックを買いました。ストックは 使い心地といっても まだ 一度しか使っていないので なんとも
  言いがたいのですが 勝手知ったる違和感なしの いつもの感じです。
 山の店に 行ったときには 必ず 山用シャツを 見ることにしています。
 基本は 長袖。 髪の毛をお団子にしていることが多いので 首が 日に焼ける ことを 防ぐように 襟付きが望ましい。
 長袖でも 夏の暑さに 耐えるような 薄手の さらりとした布地。
 で 何よりも 何よりも 自分の体型にあう サイズがほしい!
 実は これが 難しいのです。
 普段用の シャツも ズボンもそうですが 私は エスサイズです。
 エスサイズが まずは 少ないというということで ズボンはまったく 絶望的。 これは 最初から ジーンズ屋さんで 買うしかありません。
 自分に合う シャツが無いので ならば 作ろうというわけで 数年前に 一年間 洋裁を習いました。山シャツも さらりとした 形の良いもの。 自分サイズのセクシーなスカートも 作っちゃおう・・・うふふ・・なんて。
 しかし まあ 洋裁は とにかく とにかく 体力勝負でした。
 目も老眼になりかけ<いまや しっかり 老眼>  細かい作業は 手がしびれ・・・
 毎週 背中を丸めてする 作業は 事の他 肉体的なダメージが大きい。
 <自分で作っても プラス−マイナス=ゼロ というよりは マイナスの方が 圧倒的に多いじゃん>・・・と はっきり言って 才能も 根気もない 私は シャツだけでも 自分が作ろう という そんな 夢みたいな ことを 考えるのは すっぱりと やめましょう・・と
 一年間で すっぱり あっさり 洋裁は放棄しました。
 昔々 我が3匹の子豚たちが チビラみたいに 暴れていた頃に カーテン布で 怒涛のごとくに 作った かわいい パンツや ギャザースカート なんか 今にして思えば よくできたもんだなあ・・
 あれは 確かに 若さゆえ・・だったのだわ・・・。クシュン。
 ただいま 娘が 洋裁勉強中なので そのうち 作ってくれるという予約は とっています。しかし 課題が 緻密で 膨大な時間と 努力を要し その結果 自分が生きてるだけで 精一杯の 息も絶え絶えの 学校生活を おくっている そんな娘に <体型に会う山シャツ作っておくれ・・>などと お願いするなぞ 鬼というに 等しい。  
 とにかく 無から形あるものを作ることは 気の遠くなる<気絶しそう>作業の連続。
 一言 尊敬! と 褒め称えるのみです。
 というわけで シャツも ズボンも 山用の着るものは 常に 半信半疑というか 納得がいかなというか 少なくとも ちんどんやさんに ならないように 気をつけては おります。
 なぜなら その色合いに おいても 形においても 重ね着するのだという 配慮もあらばこそ・・・・。
 変な切り替えも 袖と見ごろの色違いも 必要はありません。
 ただの ベーシックな すっきりと 品の良い 色合いと 形の シャツが 欲しいだけなのに。<ま・好き好きですが>。
 <おばさんだって 小さいおばさんもいるのです。 デザインも 色も もうちょっと 現実の 今を生きている 女性にふさわしい 山用 洋服を 作って ください >
 などと 文句を 言ってる間に 10年ばかし あっという間に 立ってしまい 最近では 原色激しい色合いも パステルカラーも なにやら 似合うようになっちゃいましたけど。
 <あーあ・お年を重ねましたのね!>  
 派手な色が 何でも かんでも 似合うようになったのは それはそれで 憂うるものが ありますが・・・・あーあ・ショックだわ! 
 人って こうやって 変化していくのね!
 なんやかんやで 6月は 山シャツ1枚と 食料 買出しよう エコバックに ふさわしい デニム袋を 一枚かいました。

 さて 買い物は終了し いよいよ 早稲田に移動。
 ターリー伊藤さんの スタジオで お話し合いが 始まりました。
 その 月の 一山に 関しての コーチの お話があり それぞれの 持てる記憶を たどったり  四方山話といったところですが 
 山につれってってもらいながら 知識が ほとんど無いような状態の 自分などは ほんとに じっと 聞くだけに したいものだ・・・・・と思っております。
 どうか 糸の会の 皆様。 ふるって 四方山話イン早稲田に ご参加ください。兎に角 参加です。
 そして 何でも いいから 言いたいことを いってください。
  何が 始まるか どんな話し合いか どんな会に なるかは 参加者が 決めることに なるのでは ないでしょうか。
 <四方山話 イン 早稲田>とは こんな会です・・という答えは ないでしょう。 これは いったい なんなんですか?と  
 コーチのご意見を 伺って見てもいいでしょう。
 6時に 話し合いは 終わって コーチは 国木田さんと二人で さっさと 闇に消えようとしましたが <あら・私たちも連れて行って>というわけで イタリアンレストランに移動し 食事ということになりました。
 ここからは あれこれと あーでもない こーでもないの おしゃべりで これは これで すごく 面白い。
 <コーチは また 帰ったら 徹夜で お仕事だろうなあ?>
 <其れなのに こんなことしていても いいのかなあ?>
 <少なくとも 夜の6時には コーチをお家に帰してあげないと・・>
 などと ワインなどを いただきながら 思ったりもしました。
 とにかく 12時集合してから 延々 夜の8時半まで。
 どこから参加でも どこで消えても お咎めは無し。
 また 発言しても しなくても これも お咎めなし。
 好きにしてくれ・・・状態です・・・・・のようです。

 7月の一山は<槍ヶ岳>とのことで これこそ 先輩諸氏の 経験など 伺いたいところです。が 別用で 残念ながら 私は 不参加。
 また チャンスがあれば 参加させていただきたく 思っておりますが 山に登るのも 巷での お話し合いも 何でも 体力だなあ・・・と 切実に感じる今日この頃であります。
 次回の 山歩きまで 元気で 身体をきたえ 元気に 過ごして いたいものであります。

 今頃 八甲田登山の面々は あーでもない こーでもないといいながら おじさんギャクなど 飛ばしあいながら 楽しく 歩いておられる事でしょう。
 つい つい <八甲田の人たちは 今頃 電車に乗ったかなあ>だの <今頃 何をたべているんでしょうねえ>などと 独り言を言ってるらしく
 <悔しい!>だの<くっそー!>だの<熊にたべられちゃえばいいんだわ>などと 悪態 ついてるんだよ・・・と 孝二郎氏に 嫉妬心を 見透かされてしまうようなことも 多々 ある 人間のできていない 私は 悶々と 北のほうに 恋がれつつ 日々過ごしております。 


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