2007.10.25_矢野 博子――ワンポイントレポート「資料の重み――10c檜洞丸を終えて」
■2007.10.25_矢野 博子――ワンポイントレポート「資料の重み――10c檜洞丸を終えて」
昨日は 桧洞丸で お世話になりました。
ホームに下りた途端に 新宿行きのロマンスカーが入線してきて 飛び乗りました。お蔭様で 想像していたより早く帰宅でき その夜のうちに汚れた物の洗濯から ストックの泥まで落とせました。
今回の資料では文章の端々に”けん制”ともとれる箇所があり(ex..標高差1000m以上ありますとか(以前にもあったのにそんなこと書いてなかった) 荷物は軽くしてくださいとか体調の悪い時には云々、何があるかは期待しないでいただきたい等) ちょっと参加するか 揺らぎました。
参加すると決心した理由は 卒業山歩きの 鷹の巣山が85ポイントで 九時間の歩き。それが出来たのだから 今回は72ポイントで8時間の歩きだから大丈夫という経験からきた自信でした。
でも荷物を軽くする為に随分頭を使いました。まずは ザックを以前使っていた小さい方に変更。ザック本体が軽量になったし 入れるものがいつも以上にふるい落とされました。それでも夏と違い防寒具、ライトは必携。食べ物を自分専用として厳選しました。
かくして 新宿小田急の集合場所に着くと いつものメンバーのM氏とOさんの不参加を知り 少なからずショック。彼らが 時としてペースメーカーとなり 自分でも苦しいと思ってた時 救われてたからです。
天気快晴 気温もほどよく 湿度なく とても気持ちの良い 充足した山歩きでした。”何があるか期待しないでいただきたい”なんてとんでもない。皆で登り 皆で怪我もなく下山できた達成感は景色以上のものです。 バスで行くツアーに参加したことがありますが その場限りの仲間と山に登るのとは そこが違います。
最後の一時間は ライトをつけての歩行で 足を踏み外さないよう緊張しました。無事に一般道に出て その緊張 集中から開放された快感。
一ヶ月ぶりに”糸の会”のHPを開けたら 山川さんの事で随分色々寄せられていて 驚きました。内容は良く分からない部分もあるのですが 山登りを高校生のときからしている友人に”荷物は何時 他の人に持って貰う事態が生じるか分からないので 最小限にしなければいけない”と教えられ眼からウロコ状態でした。自分で持つんだから重たくたっていいじゃないとその時まで私は思ってましたから。山は個人主義では登れないと気がつきました。
お礼のつもりが長くなりました。
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