2008.8.24_山咲 野乃香――ワンポイントレポート「平標山……大きなお世話の巻」


■2008.8.24――山咲 野乃香さんから「平標山……大きなお世話の巻」

 不謹慎ではあるが、体調不良の方のおかげで、足下の眺望に見とれ、ゆっくり花を堪能し、おしゃべりしながらゆったりとした登山を楽しんだ。(つらい思いをされた方をよそにスミマセン)

 ひどくバテた人を初めて見た。(失礼なものいいでごめんなさい)
 Mさんは軽症。
 I氏は重症とお見受けした。コーチから前に出るように声がかかった時には、ヨダレ、ハナミズで足取りもふらついていらしたので。
 I氏とは昨秋の早稲田の講習会以来、数回山行を共にし、帰宅方向が同じこともあり、鷹揚なお人柄に甘えて気安くお話させて頂いていたので(しかも多分、健脚系の「c」は初参加でいらしたと思う)おせっかいな私としては余計気になった。
 先日の「8d」でご一緒した時も、原因究明よろしくネホリハホリおたずねし申し訳ありませんでした。結果、いくつかの因果関係に無理からぬものを感じました。ご本人にとりましては思い出したくもない悪夢ではなかったでしょうか。(ちょっと大げさ?)
 先頭に出られてからも、その足取りはちょっとヤバイぞ、ヒヤヒヤする感じ。休憩時もリュックの中を探る気力もなさそうで、少々ボンヤリしたご様子。皆からは様々な差し入れあり。私に至っては思わず「ハイ、あ〜ん」で梅きゅうりを氏の口に押し込んでしまう。(後でやや失礼だったのではと反省。孫に離乳食をやる癖が出てしまった)
 女性陣のサービスぶりに、コーチから「モテますねぇ」のやっかみと羨望の一言。大丈夫、コーチがバテたときは同じようにしてさしあげますので、安心して!

 一緒だった方々は皆、「明日はわが身」の思いで見守っていたと思う。また、コーチの対処、指示がどのようか気になる所だった。Mさんのリタイヤ希望が却下されたのはコーチらしいなと思った。
 因みに私がこれまで一番体調的にきつかったのは、やはり富士山での高度障害。ツアーのひとり参加だったので、ぼやいて発散することもできず、頭痛とムカムカも「忍」の一字。
 今心配なのが「9es」。現時点で△印だが、2泊と必至の不眠と高度がね。まあ、足りない頭で考えても無駄か。実験精神で行ってみないことには。私の目標は「強い頭と賢い肉体」です。
 Iさん、バテるのが私の番になった時には「恩返し」忘れずにネッ。


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