2009.3.27――矢野 博子さんからレポート「九鬼山」
■2009.3.27――矢野 博子さんからレポート「九鬼山」
2009年3月24日JR猿橋駅から九鬼山(くきさん)970mに登った。
前日の強風と雨は明け方まで少し残ったが 天気予報の ”晴れ”が当たりやや北風が冷たかったが まずまずの山歩き日和。
信号機故障で15分遅れたが 8時31分東京発大月行きに乗車。
猿橋で下車し 駅前から丘の上までは エスカレーターの予定だったが エスカレーターは壊れてしまい影も姿もなかった。ここから歩くのかと覚悟を決めていたら 仲間のKさんが そこへ現れたジャンボタクシーに交渉し 9人乗りの車に13人が乗り込む。しかもそれは 無料!(それは住民の足となるシャトルバスだった) Kさんに皆大感謝。
とここまでは 随分トクをした気分だったが 肝心な登山口が見つからず しばし右往左往。
11時15分登山開始。道はかなり整備されていて迷うようなところはなかった。陽だまりにタチツボスミレが咲いていて春を感じた。
実はこの辺りの山の印象はあまり無い。というのもこの時間は WBCの決勝戦をやっていて皆の関心は試合の経過。途中何回か立ち止まり その実況に耳を傾け一喜一憂。普段愛国心などと言うものは忘れているのだが 皆”サムライジャパン”に声援を送る。
12時10分神楽山着。13時15分馬立山着。
札金峠までは尾根歩きだが かなり登り下りの幅が大きく 目指す山を前にしてまた下って行くのは 本当にご苦労さんという感じだったが 九鬼山の山頂を極める前に 日本の優勝が決まり これで周りの山に眼を向ける余裕も出来、一気に頂上を目指した。
春の芽吹きを目前にしている山に 午後の陽が注ぎ 山の色合いが優しく気持ちよかった。この景色に癒された。気温は10度ぐらいあったのだが風が冷たかった。気温より風のあるなしの方が重要と感じた。
山頂を極めるとやはり気分は楽になる。ただ今回は 下りが急だと資料に書いてあったので 緊張は取れなかったが いつの間にかなだらかな下りになりホットした。
山頂から少し下った所に 天狗岩という展望台があり そこへ寄り道をすると 富士が我々の到着を待っていたかのように姿をあらわし始めた。やはり富士山が見えると嬉しい。近くで見るとその大きさ高さに圧倒される。
いつもの休憩の他にWBC(WCでなく)休憩が入り 出発も遅れたのだが 下山は殆ど予定通りの17時だった。
高尾で”フロッピー”というお風呂(¥600)に入り そこで 和定食(¥1100也)を頂いた。これは ボリューム満点で合格。
同じ方向に帰る仲間が4人もいて帰宅は11時半になったが 久しぶりに車中のおしゃべりも楽しめた。
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