2009.6.12――齊藤 紀久子さんからレポート「南蔵王の花」


■2009.6.12――齊藤 紀久子さんからレポート「南蔵王の花」

 刈田峠から白石蔵王までの延々8時間の縦走。コーチ初め皆様 お疲れさまでした。
 快晴とまではいきませんでしたがTシャツ1枚で丁度良い暑さ、時折の心地よい風に吹かれながらの稜線歩きは、次々現れる花々に大歓迎されての「山の道、花の道」でした。
 お陰様で今回の5段階評価の満足度は、堂々の「5」となりました。
 曖昧だった花の名前がほぼはっきりしましたのでお知らせ致します。
○サクラソウ科のあの愛らしいピンクの花は 「雪割小桜」のようです。東北以北の山地〜亜高山帯の岩礫地、乾いた草地に咲き、「白山小桜」より花が小さく、葉は広卵形とありました。  根室の「市の花」なんですって!
○「コメバツガザクラ=米葉栂桜」ー ツツジ科  葉がお米にそっくりでした。
○「ミヤマキンバイ」?  「ミツバツチグリ」?と首を捻った黄色の花がありましたね。前者は高山亜高山、葉に光沢あり。  後者は里山低山、葉に光沢なし。とのことで「ミヤマキンバイ」に軍配を揚げたく存じますが・・・・?
○「コヨウラクツツジ」−赤い小さな実のような花が沢山ぶら下がった木。
 それにしても、東北の山の花々って 何て色鮮やかなんでしょう!
 人知れず?ひっそり咲いていたアノ小さなスミレ達でさえも、澄み切った深〜い「菫色」をしていましたね。  思い出深い山旅になることでしょう。


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