2009.6.19――小林 美子さんからのレポート「南蔵王縦走をお〜え〜て・・・あ〜ぁ」


■2009.6.19――小林 美子さんからのレポート「南蔵王縦走をお〜え〜て・・・あ〜ぁ」

 つらかったぁ〜 を第一声とします。
 ご一緒した皆様には心配とご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。
 いつも明日はわが身と言っていた事がとうとうわが身になってしまいました。せっかくせっかく2日間共天気に恵まれたのに・・・
 1日目は快調・快調たのしく山歩き。蔵王にはところどころまだ雪があつく残っていた雪解け水に触ったりしながら歩く。
 お釜もほ〜んとくっきり見えた、ラッキー!! 何度きてもみられぬ人もいるらしい 昔一度ツレときたことがある。なぜかその時を思い出しちょっと淋しい気分・・
 思い出に慕っている場合じゃあない今は歩くのだ。お釜を左側にみながらえんえんと歩く。向こうに刈田神社が見えるけど神社の手前の道もちょっときつかった
 神社でもあまりゆっくりできない。無料バスが15:30だから 急ごう・・
 歩いて下りる予定のようだったが、変更してリフトでおりた下の広場にマイクロバスが止まっている。あのバスかな?
 われわれの他に3〜4人乗っている山形市内に住むこの無料バスを利用して歩きにきているというおばさんが隣にすわっていた
 運転手さんも運転しながらいろいろ話を聞かせてくれた、途中ライザスキー場で15分のトイレ休憩。
 地元のおばさん、緑のゲレンデの向こうで何かしている。ワラビを摘んでいた。足元にワラビがある。私も手伝うね、とワラビ取り・・・又これも楽しい
 又バスの中では運転手さんとアクとりの方法の話。おばさんアグでアクを取ると何を言っているのか分からなかった。話をしているあいだに山形では灰のことをアグというだから灰でアクぬきをするということであった。
 塩、重曹、灰、などであくぬきをする。各家庭によってちがうと、運転手さんは銅でやるとワラビが緑のまま色が変わらないと言ってました。
 2日目。又あの無料バスにホテル前から乗り、昨日のリフト乗り場迄いく。刈田神社は昨日行ったので省略して車道を歩き時間を短縮、40〜50分は短くなったはずだ。
 この時まではな〜んともなかった。少し疲れがでてきた12時過ぎ頃から調子悪くなる。南屏風山でコーチに重いものをほとんど持ってもらう(すみませんでした)
 リュックは空の様に軽くなったが・・・くるしい状態だったけど・・会ったんです!!うれしい!!もう、以前から見たい見たいと思っていたシラネアオイに・・・やっと念願のシラネアオイに会う事ができた。
 具合が悪くなかったらもう最高によかったのにぃ〜
 写真を撮る気力もなく(2枚ほど撮ったのはやはり失敗してうまく撮れてなかった)、コーチがいっぱい撮っていたからいいかぁ〜と自分の目にしっかり残してきました。あの、チングルマが一面にあり、シラネアオイが自慢げに咲いている・・・本当に忘れられない、感激・・と苦しみでした

 反省――原因としては夜眠れなかった事にあるのかな? いつもそうだが他所ではグッスリ眠れない。眠っているとは思うけど何度も起きてしまう。
 荷物が重かったのかなぁ〜・・・日帰りの時と同じ位の重さにすること。何キロか計ってみた事がない。家に着いた時も今日はリュックがかなり重い。体重計で計ったら6.4キロだった、今度毎回計ってみよう。
 又泊まりで行きたいけど、心配・・・あまり深く考えない方がいいとコーチが言ってくれた。
 又泊まりで行きます。今回だけだったと思う様にして・・・宜しくお願いします。
 写真の注文です――南蔵王 107,196,203,042,221,039,036,232,236,238 10枚お願いします
 7月の唐松岳△ですが×にしてください。蔵王でバテたからではありません、お盆だったり病院に行く月だったりで、行きたかった山ですが又次の機会にします。
【コーチから】
●からだが、自分の思うように動かないという体験も、山歩きの一種の「プレゼント」と考えてください。自分のからだに未知の部分があるという認識が重要です。したがって、急いで原因追及する必要はありません。
●その際、荷物の重さをきちんと量るのは重要なポイントです。ヘルスメーターに載って、ザックを持ったときと持たなかったときの差で重さを量ってください。ヘルスメーターは体重の前後で誤差が少なくなるようにつくられていますから。


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