2009.7.4――国木田 之彦さんからレポート「横手に行ってきました」
■2009.7.4――国木田 之彦さんからレポート「横手に行ってきました」
●伊藤 コーチ
●いつもお世話様です。
●6b秋田駒は新緑のなか気持ちいい山行でした。
●強風で最後まで歩けなかったのはちょっと残念です。
●横手にまわった様子をかきました。
●写真お願いします。
2009.6.29 057,077,P060
6.30 121,159,160
■横手に行ってきました
09.7.2
国木田之彦
6b秋田駒ケ岳のあと、横手に寄りました。大人の休日倶楽部パスは3日間乗り放題です。残りの1日を使わないと損するような気になって。
大曲で二両編成の在来線に乗りかえる。田んぼのなかの無人駅を二つすぎるとだんだん町らしくなってきて横手到着。地方の中心町のおもむきである。
予約していた駅前のビジネスホテルは真新しく応対も丁寧である。さっそく最上階の展望温泉にはいる。東に町がひらけすぐに低い山が続く。
翌朝雨がシブシブ降っているなか石坂洋次郎文学館にむかう。入館者は次々と訪れるが高齢者ばかりである。青い山脈のポスターをみて、原節子はまだ生きているのかと話がはずんでいる。吉永小百合は石坂作品の16人の娘を演じたと弔辞でのべている。
文学館をでて町の中心のほうに歩く。ネットにでていた横手焼きそばの店をさがす。一軒は駅前再開発であたり一帯が更地になっておりみあたらず。もう一軒は定休日。手近なところに目についた広島お好み焼きの店にはいる。目玉焼きの乗ったソース焼きそばである。ソースだけでなく出汁を少しかけてありすするように食べる。ソース味ばかり強調され他の味は感じない。口直しに甘いものを食べようとケーキ店の喫茶室にはいる。モンブランにコーヒーを頼む。
文学館の紹介ビデオでも「秋田美人の横手」と説明していた。前に秋田に来たとき「秋田美人は横手にいる」ときいた。まだそれらしい美人に出会えない。町の中心、市役所前を四車線の道路が十字にとおり、車は走っているが歩いている人がほとんどいない。昨夕駅で学校帰りの女子高生グループをみたが秋田美人はいなかった。
観光マップにのっている「かまくら館」による。冷凍倉庫のような大きな部屋にはいる。Tシャツ一枚ではさすがに寒くあわてて入り口に用意してある綿入れハンテンを着る。かまくらは雪洞にくらべてもかなり大きなもので作るのもたいへんそうだ。なかに水神を祀ってある。
横手の予定終了。夕方の「こまち」で帰る予定だったが新庄まわりの山形新幹線に変更する。
「こまち」も「つばさ」も新幹線の車両が在来線を走っている。そこをまた2両連結の普通の車両が走っている。車輪の幅を1435mmの標準軌用にした電車があったのだ。
たぶんもう一度横手にいくことはないでしょう。
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