2009.10.29――矢野 博子さんから水ノ塔山レポート


■2009.10.29――矢野 博子さんから水ノ塔山レポート
 2009年10月27日(火)水ノ塔山に登った。
 池の平 周回の後 東篭ノ登山→西篭ノ登山→水ノ塔山→高峰温泉 という Cクラスのメンバーをがっかりさせないような計画。前日は台風が太平洋側を通過し 荒れた天候だったが 車窓からは雪を被った富士山が見え 期待が膨らんだ。
 当日の朝 東京駅に向かう総武快速線の車内での出来事(メールを打つ音がうるさい!と斜め前に座っていた白髪の男性──つまりは老人に 突然新聞でヒザを叩かれた)に私は 少なからずショックを受けたが 世の中には こんな音まで気になる人がいるんだとびっくり。
 9時22分佐久平着。そこからジャンボタクシーに一時間余り揺られ兎平着。兎平に着くと残念ながら霧か小雨かという状況。そして寒暖計のさす温度は2度。
 防寒を兼ねて皆でゴアを着用。出発予定が30分遅れ 池の平は半周。久しぶりに吸う山の冷気が心地良い。しばらく行くと 突然目の前に湿原が開けて 広々としていて 気持ち良かった。夏の花の時期に訪れてみたい。
 東篭ノ塔山に向かう。道は整備されていて 迷いそうな所はなかった。変わりやすい天気で風が強い。耳を覆う帽子と手袋がとても役に立った。
 東篭ノ登山13時着。霧が晴れず眺望なし。ここにザックをおいて(体重軽くて 風で飛ばされるといって背負っていった人もいたけど)西篭ノ登山往復をする。東篭ノ登山に戻る途中で 振り返ると霧が晴れ ぱーっと現れた雄大な景色に歓声が上がる。
 水ノ塔山15時着 晴れ。山頂付近は大きな岩がゴロゴロあり 登ったり下ったりを 楽しんだ。この辺りから太陽に輝くカラマツ林が目を楽しませてくれた。山肌一面の黄金色。針葉樹が所々にポイントで入っていて 一層 黄色が際立つ。この景色を眼に焼き付ける。
 16時15分高峰温泉着。出発の時点ではあやしげな天候だったけど 尻上がりに良くなって皆満足。新幹線で来た甲斐があった。それにしても 冬の雪に埋もれた高峰温泉と今とではこんなにも景色?? 違うのかと驚いた。
 高峰高原ホテルで入浴のあと 今日の食事は ソバですとの話だったので 軽く思った私は 手持ちのバナナを食べてしまったが これが大失敗。普通盛りでも 一般のソバ屋の大盛り分ぐらいの量。(何と”佐久の草笛”の大盛りというのは1kg!) ソバ好きの私はソバ屋で ソバを残すという事など一度もなかったのに 残してしまった。一緒に注文した”きのこの天ぷら(りんご抜き?!)”もアツアツで美味しかった。
 山を下りた仲間は普通の女性に戻り 関心は 最近”まつげパーマ”デビューしたMさんに。根堀り葉堀りその詳細を聞き 話が盛り上がった。次回のCクラスの面々は”目ぱっちり”で参加かも。
 いくつになってもオンナを捨てない気持・・・・これこそアンチエイジング? 見習わねば・・・
 皆様お世話様でした。


★トップページに戻ります