2009.11.25――矢野 博子さんから「11c岩櫃山」レポート


■2009.11.25――矢野 博子さんから「11c岩櫃山」レポート  2009年11月24日(火)岩櫃山(803m・・・コーチの資料には795mになっているけど)に登った。
 吾妻線沿いの小さな岩山とのことだが 岩稜には歯ごたえのあるクサリ場もありますとの説明。かなり遠慮がちなコーチの資料にも”スリリングな山”との記載。ということは実際はかなりかな?とちょっと緊張して歩き始める。
 郷原駅より集落を通り抜けると 右手に目的地の山が 岩肌をむき出してそびえている。結構な形相。でも岩の間に所々生えている紅葉した木がきれいだった。
 一時間ほど歩くと本格的な登りになる。今回は岩山の得意なO女史が一緒なので コツを掴むべく すぐ後ろを歩く。軽妙な足運び、手の使い方に成る程と感心したが いざ自分の番になると そうは行かなかった。”天狗の架け橋”という本当に狭い岩の上も彼女は難なく往復していた。
 最後の頂上へはクサリを利用した。皆 悲鳴をあげることもなく 登頂成功。”登れたところは下れる”という言葉を信じて恐る恐る下って行ったが 案外思い切って足を下に伸ばした方が楽だなとも感じた。
 難関を幾つか通り過ぎ 岩櫃城址に回って下山する。枯葉の沢山積もった道をさわさわと気持ちよく下る。12時に登山開始し15時半に下山。天候に恵まれたのと 距離が短かった為か 覚悟していたよりは大変でなかった。
 そう感じるのは以前いくつかの岩山を体験しているからかもしれない。やはり経験は 何よりの力なのだろうか。でも多分 トシと共に筋力は低下している可能性高いので 過信してもいけないかもしれない。
 小野上温泉にタクシーで向かう。この温泉は駅のまん前でしかも¥400。温泉場で食事ができないことが分かり あわただしくお風呂をでて高崎に向かう。
 食事は駅弁派がかなり強力だったが 以前から気になっていた”和風トンカツ”に急展開。 K氏の言葉を信じて向かう。
 そこはカウンターが15席。中は思ったより広い。揚げたてのトンカツ3個を 温めてあるつゆにくぐらせて 温かいご飯にのせてカツ丼A(¥400!) カツ丼Bはそれをシイタケと三つ葉入りの卵でとじてある。(¥450!) 美味しい! 何しろアツアツなんだから。これはオススメ。
 この値段で この味は何か得した気分。シアワセになった・・・何とも単純。
 満腹なお腹をかかえて 6時半の新幹線に乗る。仕事帰りの疲れた顔のサラリーマンに混じったシアワセなオバサンたち。一眠りで東京。家の近くでは雨が降り出していた。岩にかじりついて居る時に降られなくて良かった。
 皆様 お世話になりました。なお 来年の六甲山 ○でお願いします。


★トップページに戻ります