2009.12.27――矢野 博子さんからレポート「せーめーばんじゃなくて 岩殿山から高尾山」


■2009.12.27――矢野 博子さんからレポート「せーめーばんじゃなくて 岩殿山から高尾山」  2009年12月22日(火)今年最後のCクラス実施。 月イチの山歩きで 2009年も何とか12回をクリアした。
 糸の会は 毎回大なり小なり 何かのハプニングがあり ハラハラドキドキだったり 面白かったりなのだが(それはいつも 大事には至ってないから)今回の12回目も何とも”糸の会”らしい(と言うか 糸の会でなければ起こらないような )一日だった。
 登る予定の山は 大月近辺の”せーめーばん”。最終目的の山は”高尾山”。そして登った山は”岩殿山” 一体何がどうなったの? と当日の参加者以外は理解できないような一日。
 まずは ”せーめーばん”に登るべく大月駅にて下車。当日は前日からの冷え込みで 駅の階段は 凍り付いていた。寒い!
 そこで突然コーチからの”今日は予定を変更します”と言う発表。みんな キョトンとした。
 大月までの車窓からは ふもとまでたっぷりと雪に覆われた富士山が眺められた。折りしもこの日は冬至。”冬至近辺は高尾山から”ダイヤモンド富士”が見られるので それを見に行きましょう”という素晴らしい発表。状況に応じて臨機応変に予定が変えられるのが 糸の会の良い所、話に聞いてはいたが 見たこと無い”ダイヤモンド富士”に期待が膨らんだ。
 で・・・・その前に 目の前にある岩殿山に登りますとの事。岩殿山も登ったことないので それも楽しみになった。ところが この山が思った以上に難物で 頂上までに3時間を要した。”稚児落し”などという物騒な名前の岩から 兜岩などという急な岩を下り ロープやらクサリをたよりに歩いた。振り返れば いつも真っ白な富士山が大きく見えていた。柔らかな冬の陽ざしの中を歩くのは心地良い。落ち葉の深く積もった山道をサクサク、ザワザワと歩く。予定をやや遅れて下山。
 富士山頂に沈む太陽を眺める為 高尾山に向かう。時間に余裕があると思ったが 太陽が沈むのが早いか こちらの到着が早いかのビミョウな戦いになった。大月から高尾まで戻り 高尾から タクシーを使い ケーブルを使い ケーブルを降りてから山頂までは ザックを置いて 走る!(これが一番つらかった 何せ階段)という強行手段を使ったが アウト。残念!
 最終目的は達せられなかったが シルエットになった富士山とその周りの山々の稜線がきれいだった。
 お風呂で体をほぐしてから 八王子のうなぎ屋”高瀬”に行った。久しぶりに美味しいうなぎを食べた。コーチ始め皆様お世話になりました。 来年もヨロシクお願いします。
 なお 来年の六甲山 残念ながら ×になりました。


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