■2010.4.22――ふじもと喜弘さんからレポート「陣馬山から高尾山に」


■2010.4.22――ふじもと喜弘さんからレポート「陣馬山から高尾山に」

 先週の日曜日、来週の両神山の足慣らしにと思って、陣馬山から高尾山へのルートを辿りました。
 本音のところは、この度新しく使えるようになった「大人の休日 ホリデーパス」が 乗り放題1,500円 ということなので、これをフルに使ってみたいなぁ・・・というところでしたけれど。
 陣馬高原口から歩きはじめたときは、お天気は素晴らしいし、近所の小学校のハイキングコースだとも聞いていたしで、軽い気持ちでした。
 道が林道からそれてしばらく行くと、道の真ん中に水が流れ始めました。ここ数日に雨はなかったのに・・・と思いながら進んで行きましたら、だんだん泥道になってゆきます。
 林の中に雪を見つけて、あぁ 雪解け水だったねぇ・・・と呑気に考えていましたら、泥水が泥沼に、更に進むと雪と泥のシャーベットになってゆきました。
 初めから軽い気持ちでしたから、普段履きの靴の底はつるつる、滑り止めどころかストックも持ってゆかなかったので、滑らないようにさんざん気を遣ってやっとお馬の横に辿り着きました。
 お昼には早かったのでおでんを頼んで、40年前の雪は40cmだったが、今年の雪は20cmだったなどの話を聞いて景信山へ向けて降り始めたのですが、さて 下り道の滑ること滑ること・・・。城山を越えて高尾山に着いたときは、標準時間の3割り増しも掛かったような気がします。
 このコースでは、ビシャビシャとしぶきを掛けながら走る沢山の人とも行き違い、完全装備で泥道の真ん中をどんどんと歩く人もいて、また歩き慣れなくてお尻の上までまでハネを上げながら歩く人など、そしてわたしは道の端をそろりそろりと滑らないように転ばないように、もしも滑って転んだら電車に乗れないよぅ、とおっかなびっくりで歩いていました。
 高尾山に着いて飲んだ生ビールのおいしかったこと・・・。そこで、考えました。
 雪の後の山行では絶対に「ゴム長」を履いてゆくべしと・・・。


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