プランについてあれこれ
………2001.9.30(糸の会お知らせ)
●いつものことながら、遅くなりました。これが「6.20掲示板」に続く新しいお知らせです。ようやっと10月-3月の計画をお送りします。
●大きな変化は「c」を復活したことです。『週刊・日本百名山』の原稿執筆が終わったから……ではありますが、「a」と「d」の間に「c」を加えることで、「a」は「a」らしく、「d」は「d」らしくしてみたいと思います。「a」はちょっと不安、「d」はちょっと物足りないと感じたときに「c」はどうでしょうか、ということなのですが、できれば「a」や「d」と同じ計画書で、現地での対応だけがちがうという方法論も立ててみたいのです。けっきょくそこまでは思い切ってやりきることはできないとしても、「c」はあくまで中間的に、その場、その場で適当に……と考えています。
●毎年のことながら、秋〜冬の小屋泊りを決めるのには四苦八苦です。アイゼン+ピッケルを持って「滑落停止」の備えをするいわゆる「冬山登山」でなしに、軽アイゼンとダブルストックで行動できる冬の山で小屋泊りを必要とするところはかなり限られてしまうからです。そこで今シーズンは「d」レベルでの参加を前提とした体験的小屋泊りという考え方を導入しました。スキー(テレマークやクロスカントリーなど歩くスキー)も同様に「d」レベルでの参加可能な計画としています。冬の寒さとふかふかの新雪を存分に楽しみたいと思います。ともかく、雪の山を歩くと、ふだんの歩き方が大きく変わってきます。そういう教育的効果をむしろだいじにしたいと考えています。
●8月1日付けのスクロール・メッセージで触れた「65歳以上で槍ヶ岳」(年齢にはこだわりません)ですが、中房温泉から表銀座を槍ヶ岳へとぜいたくに歩いてみたいと思います。来年の8月のお盆休み以降と考えています。
●また、『週刊・日本百名山』の最後が屋久島の宮之浦岳だったのですが、それを来年の6月にやろうかと考えています。飛行機往復で2泊ないし3泊。時間のある人は開聞岳やミヤマキリシマの霧島山も……というあたりを考えています。
●今年の夏の4つの「s」は天候に恵まれたというか、どれもなかなかドラマチックでした。大物で残っているのは奥穂高岳ですが、登って下りるだけではもうつまらないでしょうから、穂高の縦走的な計画にしたいところですが、万にひとつの危険というところで微妙な感じがしています。やさしく、サラッとやるかどうか。来年の夏の計画ですから、いずれじっくり考えてみます。
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