「70歳」をどうするか?
………2005.3.10(糸の会お知らせ)


●このあいだ、朝日カルチャーセンター千葉の受講者名簿を「年齢順」にしたところ、大きな反響がありました。予想年齢と実年齢とが大きく違っている人がいてオオ〜ッ!というのがみなさんの関心のようでした。そして私は全体の年齢のアップ&アップ状態に愕然としたのです。
●とはいえ私自身も今年は60歳。予想していなかった人生域に突入という感じがします。ここ数年、肉体的な老化のハシリを感じたりして思うのですが、ピークを過ぎたと思ったところから転げ落ちる人生は、ある意味で全員がそれぞれ先頭を走るオンリーワンの体験になるのではないかと思うのです。いったん老境に踏み込むと、そこは未知の世界。人はみな「内なる探検家」となるのではないかと思うのです。
●そういう思いを抱きはじめると、「65歳が境界年齢」といっていたことなどはとっくの昔に後ろへ去っていたとわかったのです。65歳あたりを境にして肉体的な個人差が大きく広がって、一律に管理することはできないということに関しては以前と同じなのですが、「70歳まで」、あるいは「70歳を超えて」どこまでやれるかと考えはじめたみなさんに大きくあおられてしまいました。まあ、みなさん、線香花火みたいなものなのでしょうが、「最後のひと花」という思いを頭の片隅におきながら、勇猛果敢に突き進む姿が印象に強く残るようになっていきます。
●ある意味でとても危険な思想ではないかとも思うのですが、それを「技術」で解決できるならおもしろい……とも思うのです。「あきらめない人生」というのがあるなら、「やめない山歩き」というのもアリかな? と思うのです。約束はできませんが、これまでとはちがう価値観の山歩きを模索してみたいと思っています。


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