K大塚さんが「c伊豆ヶ岳」で転びました
………2005.10.5
■2005.10.5――K大塚さんが「c伊豆ヶ岳」で転びました
●9.28――昨日はご心配をおかけしました。幸い骨には異常ありませんでしたのでご安心下さい。K大塚
●10.5――手の痛みが治まらないので別の病院で見てもらったら骨折していました。で、10月25日の鼻曲山は欠席します。K大塚
【コーチから注記】
●大塚さんは子の権現から下って青場戸で舗装路に出たところ、滝不動(だと思います)の太鼓橋のコンクリートが苔で覆われていたので滑って転んだのでした。その後下り傾斜の強い道路で再転倒。その最初の転倒で手首を痛めたのはすぐにわかって、皆さんの協力で湿布などしたのでした。痛みの感じでは骨まではいっていないのではないかと思っていたのでした。
●大塚さんは、じつは足にちょっとした不都合があるとのことで下りでつま先加重がしにくいのです。それでときどき転んでいました。さらに悪いことには、ストックの使用が身についていなかった。
●これは現在「c」の主力になっている東武カルチュアスクールの皆さんに共通の問題点なのですが、「超入門」をいいことにして、甘やかしてきたということです。各自が多かれ少なかれ危険に身をさらしているという自覚に欠けている……とコーチがいうのも問題ですが、5年目で東武の講座を廃止したのは、「超入門」にもう我慢がならなかったというわけです。糸の会にきてくれた人にはぜひもっと高くて、大きくて、味わいの深い山を体験してもらいたいと考えていました。
●みなさん長い人はすでに5年半ですから、自分たちの実力をもっときちんと理解して、甘やかされて残っているバラツキの弱いところに直面していただきたい……のです。
●「9b」の日光・燧ヶ岳にR豊田さんが参加しました。「e」ではなくて「b」への参加の理由は、8年ほど前、家族で登ろうとして敗退したからとか。リベンジマッチであったわけです。豊田さんは「超入門」の東武グループの中でもきわめつけの下り下手。やさしい山でも下りになるととたんにブレーキになってしまう人でしたから、もちろんコーチとしては御池へのあの下りが心配でした。燧ヶ岳のいちばんいやな下りです。
●そういういわば「本番」で豊田さんはよれよれになっていましたが、みごとに完走。立派でした。じつはちょっとずるい手を使いましたが、本気になれば驚くほど潜在力がある……ということを実証できました。その醍醐味をみなさんに知ってもらいたいと思っています。
●大塚さん、元気になったらダブルストックの特訓をしましょう。驚くほど安全になりますから。
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