いただいた手紙
………1997.7.10(糸の会お知らせ)


■M.志村さん――1997.3.31
●自分達のグループの山行もありますので、何回皆様とご一緒できるかわかりませんが、又お会いできます事を楽しみにしております。
●御前山から帰ってまもなくストック購入しました先生のストックについての通信文をさかいやスポーツの店長さんにそのまま見せました。店長さんびっくりして、しっかりと読んで感心していました(よく調査しているということに)。スプリング入りの物を両名共購入しました。近頃ダブルストックに少しずつ慣れてきたように思いますが、まだまだお荷物に感じられます。山行に参加しましたときにはご指導をお願い致します。
●ハイキング保険も雑誌「山と渓谷」で知り、千代田、三井両社より資料を取り寄せ、昨年3月に加入し、今年も継続加入しました。今年は先生の資料が大変参考になりました。ありがとうございました。
●最後にちょっと愚問ですが、糸の会の山行は朝の出発が遅いと私は思いますが、先生は朝が弱いのですか。それ共他に理由があるのですか。御前山の帰りの暗い道、良い勉強にはなりましたが、私は暗い山道は何か出て木そうでキライです。ごめんなさい。失礼なことを申し上げました。怒らずに山につれて行って下さい。


■K.山川さん――1997.4.4
●3月は公私共に忙しく、又、4月からの山行に参加させていただきます。よろしくお願い致します。
●なお哲太朗は4月より中学生になり、部活がスタートしますので、今現在は年会員には申し込みませんが、本人も山歩きは好きなのでこれからも参加させていただけたらと思っております。
●テレマークは指導時間も多く適切なアドバイスを個々にいただきほんの少しですが去年より楽しく滑ることができました。
●なによりだったのは、リーダーの「すい星が見えます、あたたかくして出て見ましょう」のお声で、太陽系のはるかかなたのすい星のふるさとからやって来たヘール・ボップの上の方に伸びる長い尾を見られたことでした。すい星は有機物と水分を含んでいて、地球の生命の種は宇宙から飛んできたすい星が運んだかもしれないなんて聞きましたので、肉眼で見ることができ感激しました。2,000年前にも地球に接近して、この後は4,000年後に、又太陽系に戻ってくるそうです。ゴールデンウィークぐらいまでは見ることができるとのこと、又どこかの山から見ることができるかもしれませんね。


■Y.中西さん――1997.4.13
●昨日は久しぶりの山歩きの上、テレマークスキー以来腰痛でしたので心配しましたが、何事もなく、楽しい気分で帰ることができました。ありがとうございます。
●先生もギックリ腰気味ということでしたのに、重いお荷物でしたが大丈夫でしたでしょうか。
●和田峠からバス乗り場まで、50分かかりました。17:10のバスを待つ人の列が長く、乗れるかどうか心配しました。17:10の定期バスに乗せてもらえず、17:15に臨時バスに乗りました。これは八王子までノンストップだったので、定期バスより速いのだそうです。
●ただ、その臨時に乗り込む迄が大変で、いつ臨時が来るか分からないから、立ってでも先に行こうと乗り込んでみたものの、臨時はノンストップで、すぐにやってくると分かって、下りました。とはいえ、臨時に変更する人が多くて座れないかもしれない心配がおきたりと、ウロウロしました。最後列席に都留さん、奥田さん、共に座れてほっとしました。
●車窓より満開の桜を見つつ、JR八王子まで行きました。


■K.吉澤さん――1997.4.7
●来週12日、生藤山楽しみにしていましたが、欠席致します。残念ですが。
●理由――靴のせいか足の親指のあたりが痛く、整形外科で治療中です。歩行できるようになりましたら参加させてください。桜が見れなくて残念です。


■H.池浦さん――1997.4.25
●何時も糸の会通信お送り下さいましてありがとうございます。岩殿山、石老山、生藤山の説明を読みながら、地図を見て、この三山は志村さん等と登った山で、具体的に思い出し楽しませて戴いております。
●御正体山に参加させて戴きたいと思いましたが、昨日桐生の鳴神山から吾妻山まで6時間余歩いてきましたので、残念です。
●6月の安達太良山山行には参加させて戴きたく、どのようなコースか、楽しみにしております。
●志村さん等とのグループ山行もありますので、何回先生の山行に参加させて戴くことになるかわかりませんが、よろしくお願い致します。


■K.春日さん――1997.4.25
●雁ガ腹摺山の下山で左膝内側側副靭帯を損傷して3ヶ月が経ちました。まだ膝の横揺れによる痛みが多少残っていますがコルセットをはずして歩行できるようになりました。靭帯は若い頃の膝の酷使に老化が加わるとちょっとした運動でも損傷することがあって、損傷した靭帯は元に戻ることはなくまわりの筋力でカバーするしかないのだそうです。
●日動火災のオガタさんへは通院の終わった時点で私から連絡する旨を応えてあります。伊藤先生の御配慮にお礼申し上げます。また会の皆様からも励ましの言葉をかけていただいています。そして皆様と一緒に山行できることを楽しみに歩行時間と距離を徐々に伸ばしています。


■K.高橋さん――1997.4.27
●そば屋、よかった。飲める男性がもう一人ぐらいいるともっとよかったかナ。


■K.島崎さん――1997.5.1
●御正体山ではお世話になりました。
●久しぶりに天上人となり、山の息吹を素肌で受けとめる心地よさに浸ることができ、大変楽しい1日を過ごすことができました。山に行くと、鏡の前に立たされたように、否応なく自分の姿を見つけてしまうのです。まだまだ初心者ですが、不器用ながら皆様に御迷惑をかけずに参加できたらと願っております。


■T.市野さん――1997.5.5
●4月29日に休みが取れたので、中学3年の長女を連れて三ツ峠に行ってきました。ここを訪れるのは5回目ですが、雨上がりだったこともあり、この時期としては珍しく絶好の展望日和となりました。富士山はもちろん、右に南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、大菩薩峠(少しアンテナが邪魔)、左には杓子山、鹿留山、その左には御正体山、西丹沢方面が山裾までくっきりと確認できました。塩見岳のすぐ下には御坂黒岳も見えていました。三ツ峠は山頂付近に人工の建造物がいくつもあって興ざめしますが、展望だけなら最高の山です。今年の秋か、初冬には糸の会でもスケジュールに組み込んでみてはいかがですか? 登ったことがある山を見つければそれだけで嬉しくなってしまうものです。


■K.磯部さん――1997.5.25
●資料をありがとうございました。
●はじめに、1,000円の件、1,000円の残というのは考えられないのですが。この額に相当する事柄が浮かんできませんので先生のご負担になっているのではないかと思う他ないのです。何かのおまちがいでしょうと想像しています。前便で申し上げましたように私は全くずぼらで、私の記憶さえあいまいなものですが、この1,000円に就きましてはどうもよくわかりません。申しわけありません。
●「キヤノン通信」特集はすごいデータです。中高年ブームについてはその無謀ぶりに顔をしかめているというその筋の人達の言葉をよく耳にします。実状を見たことがありませんので私にはわかりませんが、異常の有無が運動テストで発見されるようで自覚しないまま歩いたり登ったりしているとか聞きました。それだけに特集のような手段はその意味でも実用として評価されるべきものです。
「バランスを磨く方が中高年登山者には有効」について同感です。思い当たることがあります。白馬岳にてお世話になりました折、雪渓に向かって下りの間もないところで、片足立ちで次の足をおろそうとしたとき、つなの柵を越えてしまって止まったことがあります。めったにあり得ないことですが、バランス崩れに近い、ちょっとしたことは当時からありました。
●私はどちらかと言えば運動神経が余りよくないながらもよく動いていましたのでバランスの衰えはそれほど気付かなかったのですが、体験して衰えを知りました。
●左足母指球一帯の無感覚に近い状態(腰椎椎間板ヘルニアの後遺症)と右足母指球の時折の激痛(太極拳の在る動作の繰り返し練習の影響の痛み――治療機関にも行かないまま、10年以上経過)などというハンデを除いてもバランス機能の悪さが目立つ此頃です。オリエンテーリングで急斜面を下る速さが全く違ってきています。珍しく慎重、物に頼り易くなるような気の持ち方に変わってきています。
●参考までに――と余計なことを書いてしまいました。


■M.志村さん――1997.5.30
●今日池浦さんが紀伊國屋書店柏店で先生の新しい本を買いました。あいにく1冊のみだったので私の分は注文し5日ほどかかるとの事ですので楽しみに待っています。私は市の中心より離れていますので本屋もなく電話注文しては池浦さんにお世話になっています。
●先生の本の中の「行動時間」のページをコピーしてFAXで送信してくれました。読ませて頂きました。
●私は暗い山道をライトなしで特に危険を感じた場所のみでライトを点灯するといった経験は御前山だけですのでこわさとアブナイという思いが先に立ちました。
●私達のグループ(6〜8名)山行は早立ちです。私は乗車駅南柏を5:21または5:42には乗車します。タマタマメンバーの家庭環境が早立ちOKということでラッシュにもまれる事もなく、が第一。第二は暗い山道はコワイ、アブナイと思い込んでいること。第三は山歩きは早立ちが鉄則とガイドブック等にも書いてあること。度々の山行で早立ちをするので帰りは早い方が良いとチョッピリ気を使って見せたり(ハハハ――家族?いつも置いて行く主人に?)という事です。
●先頃のFAXで失礼な愚問をしました。読ませて頂いた文章で先生のお考えはわかりました。先生のおっしゃる日没後の行動が安全にできるようになり、先生のお考えに充分納得できるのは、まだまだ時間が掛かりそうです。勉強させて頂きたいと思います。
●何度か経験をすれば先生のお考えも解ってくると思います。山に行くからと前夜早々寝ようと思ってもダメで、確かに寝不足になります。近頃では山の厳しさコワサも解ってきたように思います。それにも増して山頂でのスカーッとした爽快感、下山後の充実感が次の山行に気を立たせるのでしょうか。


■M.佐藤さん――1997.6.4
●梅雨に入ったのでしょうか。ここ数日天気がはっきりしません。梅雨の山には梅雨の山の良さがある、と云われそうですが、山へ行くのは都合が悪くなりました。
●さて、6月は筑波山に登ってもらえることになりました。茨城県でただひとつ、千メートルに満たない山でありながら、深田久弥の百名山に入っている山です。
●御幸ヶ原の混雑を考えると茨城県人としてあまり誇れる山ではありません。人の歩かない、自然観察路もありますので、ちょっぴり期待して下さい。
●さて、丹沢三峰の帰りの入浴後の約束ごとですが、まず、筑波山登山後の入浴の件。知り合いを通して筑波グランドホテルに入浴をお願いしましたが、入浴のみは不可とのことです。
●もう一つ、登山後の飲食と、カラオケ無料歌い放題の件ですが、飲食の場所は確保しました。
●カラオケ無料歌い放題は先客があり、確保できませんでした。飲食の場所は、私がいきつけの居酒屋です。下館市の「すきや」という店で、希望があれば、おかみさん手打ちのソバ、定食類、山菜おこわなどが食べられます。
●勿論、ビール、お酒もどうぞ。居酒屋ですので、食事の類は多く作りません。当日朝、「すきや」に行かれる人数と、食事のリクエストをつのりたいと思います。


■T.市野さん――1997.6.7
●本が届きました。ありがとうございます。
●実は前日に書店に並んでいるのを見つけて早速購入していましたので、母親に進呈しました。今まで山に出かけることをあまり快く思っていなかったようで、多少気になっていました。時々届く郵便物を見て、「糸の会」というのは、なにやら怪しげな団体というような認識をもっているようでしたが、本を読んでどうやらその誤解がとけたようでした。これで我が家では少なくとも糸の会については公認されました。後は一人で出掛ける時に、どうやって納得させるかです。休日を利用してほとんど一気に読み終えてしまいましたが、読んでみて自分が優等生ではないのはもちろん、悪い見本なのではないかと思えてなりません。
●今日休みだったので、前から気になっていた西丹沢の大室山、加入道山に行ってきました(やはり1人、4時起きでコソコソと家を出ました)。
●新松田発7:14発のバスは満員で臨時のバスが出ました。西丹沢自然教室のバス停を8時30分頃出発して、犬越路に9:00着。10人ほど登山者がいましたが、ほとんど桧洞丸に向かうようでした。ここから見る桧洞丸は尖っていてなかなか立派な姿でした。
●大室山山頂11:40着。下では晴れていましたが山頂が近づくにつれガスが湧いて深山の雰囲気が漂っていました。山頂付近はつつじが満開で霧の中でピンクがひときわ鮮やかです。樹林に囲まれて展望は全くありません。山名表示板すらなく、あるのは2等三角点と国土地理院が立てたとおもわれる柱だけでした。静かな山頂ですが登山者が増えてきたので早々に食事をすませ、12:00出発。
●1時間で加入道山。ここも静かで地味な所で、表示やベンチがなければ素通りしてしまいそうな感じ。15分で白石峠。急降下の階段状の道を下って20分ほどで白石沢の源頭の水場。ここで喉を潤す。少しで白石大滝を過ぎて、13:45頃堰堤に出て、ここからは河原沿いの道になり何度か沢を渡りかえす。河原では少し不明瞭な部分もある。
●14:25白石沢キャンプ場。今朝通った用木沢出合に14:33。14:50西丹沢自然教室着。ちょうど臨時のバスが出るところで急いで飛び乗ったが、乗客は3人だけでした。15:00新松田着。御殿場線のホームから明神ヶ岳、金時山、矢倉岳がよく見えていました。
●考えてみると今日登った大室山の全体の姿は今日1度も見ていません。東京方面からは富士山を隠してしまうほどの大きい山なので、近くからだとなかなか全体が見えないのかも知れません。御正体山に登る途中、昼食で休んだ場所で富士山の反対側に見えていました。展望のない地味な山ですが、また何度か歩くことになりそうです。人の少ない平日に来たいところですが、平日には朝早いバスがないのが困ったものです。


■N.伊藤さん――1997.6.8
●この度は先生の御本、「中高年の山歩きガイド」を、お送り下さいまして有り難うございました。
●丹沢で見せていただいて、大変感激致しました。1冊ずつプレゼントして下さるというお話で、心待ちしておりました。日頃教えていただいていることが、よりいっそう分かりやすく、一気に読みました。これからも何度も読み返して、身につけて行きたいと思います。
●平成3年秋、朝日カルチャー(横浜)を受講し、OBとして数回参加してきました。講師の先生方、知り合いになった仲間と歩く、それは大変楽しいものでした。年2回では物足りないので、旅行会のツアーに何回か参加していましたが、ただあの山に登ってきたという感じで、良い思い出は残っていません。そんな時、糸の会のご案内を頂き、大山三峰より参加させていただきました。
●あの日、本厚木の駅で、伊藤先生、市野さん、奥田さん、鈴木早苗さん、山崎さんご夫妻ほかの皆さんとお会いし、又ご一緒に山歩きが出来る事を思うと、感激でいっぱいでした。そういうわけだったかどうか、あの時転んでしまいました。50センチほど滑り落ちた所に、直径10センチ位の木が生えており、体がくの字に引っ掛かり、助かりました。怪我は何もしなかったのですが、皆さんに心配かけてしまいました。
●近所の友達と、月1回、鎌倉や三浦半島を歩いていますが、先生に教えていただいたことをお話しし大変喜ばれています。5月18日に金時山、6月1日には伊豆天城山へ登ってきました。私にとっては4週連続登山となりましたが、あまり疲れませんでした。このように私的な行事が、間にうまく入ってくれて、糸の会に沢山参加できていること、嬉しく思います。これからもよろしくお願い致します。


■Y.中西さん――1997.6.16
●筑波山ではお世話になりましたありがとうございます。山は、案内書や人の話より、進行の山の風情があって、とてもいい山と思いました。
●帰路、「筑波駅」を土浦のような、バス停もある、電車も止まる、いわゆる駅と思っていましたので、佐藤さんに車から下ろされたときは、びっくりしました。春日さんといっしょだったので安心でしたが。
●切符売り場の青年は、厚紙の切符に日付を入れる場所が分からないらしくて、電話中の上司に尋ねながら、台から切符を落としたり、切符の向きを変えたりしていました。バス代が1,730円なので、春日さんはこの間、お財布の中に30円を探しておられました、けっこう長く。
●つくば市内で途中から乗ってくる人も合わせて、お客は8人でした。上野経由で東京駅へは9:05着。1時間50分でした。
●今回の登山は、とくに下りで疲れました。高速バスに乗りたかったこともありますが、遅くなるほど、疲れも積もる気がしまして、佐藤さんのご好意に甘えてしまいました。お陰さまで、楽に帰ることができまして、とても有り難いでした。


■H.加瀬さん――1997.6.16
●大阪・奈良の旅より帰りましたら本が届いておりました。ありがとうございました。パラパラとめくっていましたら運悪く(?)保険の外交員が来まして山の話になり、新刊よといいましたら、私はまだ高い山(アルプスの事らしいですが)に行った事がないから貸してね、といわれ渡しました。玄関のドアが閉まった時、本を買ってねといえば――(振替用紙の欄外にはみ出て、以下不明)


■K.西沢さん――1997.6.19
●5月1日の、花中心のゆったりした矢倉岳をスタートに、ややハードであったとは云え、丹沢三峰、筑波山を無事登り終え、漸く「a」「b」の山行きを再度生活に組み込む事が出来そうで喜んでいます。


■M.志村さん――1997.6.23
●筑波山行楽しく参加させて頂きました。山頂で食べたメロン、おいしかった。サクランボ、ブドウも初物でした。3度目の参加でしたが家族的な雰囲気で皆様の仲間に入れて頂きました。
●安達太良行きも近づいてきました。雨が降りませんように祈りながら、又皆様とご一緒できます事楽しみにして居ります。


■H.加瀬さん――1997.6.26
●ちょとわがままな発言をさせていただきます。山行の計画の際、集合時刻だけでもわかりますと嬉しいのですが……。なぜ。特に人気のアルプス方面の場合、1カ月前から発売される切符を入手したいと思いますので……。


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