雲取山――2002.3.23-24(土日)


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◆糸の会山行[245]――3b
雲取山
くもとりやま…………2,017m
ななついしやま……七ッ石山……1,757m
こぐもとりやま……小雲取山……1,937m
しらいわやま……白岩山……1,921m
きりもがみね……霧藻ヶ峰……1,823m
みょうほうがたけ……妙法ヶ岳……1,329m
JR青梅線・奥多摩駅から
2002.3.23-24(土日)実施

◆集合
3月23日(土)07:40
JR新宿駅・該当ホーム中央部・「ホリデー快速おくたま1号/あきがわ1号」の奥多摩行き2両目乗車口
*0743新宿始発・ホリデー快速おくたま1号に乗車します。

◆ポイント
●3月末の雲取山は通常雪が多くて歩きやすく、おまけに白い富士山が美しい……というので何回もやっていますが、今回は初めて、奥多摩側からダイレクトに登ります。……小屋の話では、今年はほとんど雪がなく、七ツ石山のあたりと、雲取山の北斜面ぐらいとか。
●標高約550mの鴨沢から標高2,120mの山頂まで一気に登りますから、標高差は1,500m以上。これはなかなかのボリュームです。時間をかけて、無駄な力をつかわずに、ねばり強く歩くという気持ちが必要です。
●気温も、すでに冬とはちがいますから、荷物をできるだけ軽くしましょう。ただし、軽アイゼンとストックは必携です。

◆往路
0743=新宿始発(ホリデー快速おくたま1号)
0758=三鷹
0811=立川
0825=拝島
0844=青梅
0914=奥多摩
*乗換(トイレ)
0940=奥多摩駅(丹波行きバス)
1020=鴨沢(670円)
*タクシーがうまく確保できたらタクシーで小袖(標高約800m)まで行きたいところです。

◆往路参考
●総武線各駅停車
0619千葉始発→0635津田沼→0703錦糸町→0726新宿
0642津田沼始発→0710錦糸町→0734新宿
●武蔵野線+中央線
0642西船橋→0657新松戸→0724南浦和→0752西国分寺
0803西国分寺→0809立川
●南武線
0711川崎→0723武蔵小杉→0739登戸→0805立川
●横浜線+八高線
0702東神奈川→0731町田→0756八王子
0804八王子→0820拝島

◆行動
●第1日
1030ごろ出発
*40ポイント(約5時間)
*標高差約1,000mなので、ここをできるだけ短縮したい。
1530ごろ=七ツ石山分岐
*18ポイント(約2時間)
1730ごろ=雲取山
*4ポイント(約30分)
1800ごろ=雲取山荘(夕食1800)
●第2日
0500ごろ朝食
*まず空身で山頂往復
0800ごろ=出発
*11ポイント(約1時間半)
0930ごろ=白岩山
*20ポイント(約2時間半)
1200ごろ=霧藻ヶ峰
*20ポイント(下りなので70%として約2時間)
1400ごろ=三峰神社
*ここで入浴可能です。
*ロープウェイで下山(950円)
*バスで大輪→三峰口駅(300円)
*秩父鉄道で三峰口→御花畑(430円)
*そばを食べましょうか
*西武秩父線で西武秩父→池袋(750円)

◆帰路参考
西武秩父……飯能……池袋
1503……1552/1554……1646
1604……1651/1655……1747
1626……1713
……1720……1811
*1612三峰口始発
1647……1804……1832
1709……1754/1756……1847
1721……1801……1841特急
1743……1831/1836……1927
1810……1855/1903……1953
1821……1900……1941特急
1843……1930/1932……2027
1919……2004/2012……2106
1948……2028……2110特急
1955……2044/2050……2148
……2106……2146特急
2035……2125/2126……2214
2110……2155/2206……2301
……2201……2241特急
2220……2305/2310……0013

◆費用の目安
JR=新宿→奥多摩……1,050円
bus=奥多摩駅→鴨沢西……670円
宿泊=雲取山荘=2食つき……7,000円
ロープウェイ=山頂→大輪……950円
bus=大輪→三峰口駅……300円
秩父鉄道=三峰口→御花畑……430円
西武線=西武秩父→池袋……750円
*特急券=西武秩父→池袋=620円

◆電話
山小屋
雲取山荘=0494-23-3338
タクシー(奥多摩駅)
京王タクシー奥多摩営業所=0428-83-2158=3台
タクシー(三峰口駅)
丸通タクシー三峰口営業所=0494-54-1771=7台

◆持ち物
★食べ物・飲み物――保温水筒+予備食・嗜好品。
★行動食は昼食2食(1日目+2日目)
★軽アイゼン、ストック必携。
冬の小屋泊り標準セット
●足まわり……防水運動靴から軽登山靴+軽アイゼン+ダブルストック
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温……フリースシャツ+手袋+耳覆いの帽子+貼るタイプの使い捨てカイロ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライトなど

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、甲府1号-1(みつみね)、甲府1号-2(くもとりやま)、甲府2号-1(たば)、東京14号-3(おくたまこ)を原寸で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
*一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。

●今回の価値は初日の登りにあります。標高約550mの鴨沢バス停から標高1,000mあたりまでが長いウォーミングアップ。からだを十分にほぐします。

●標高1,450mから1,600mの急登を終えると七ツ石山の分岐まで、ほぼ水平のトラバース道になります。
ここまでなら日帰りの大きめの山の登りの規模。そこからは下り分のエネルギーで山頂までの標高差約500mを登り切ります。

●たぶん、七ツ石山に登る余裕はありません。比較的穏やかな登りを奥多摩小屋まで行き、そこからいくぶん急な登りを小雲取山へとにじり寄っていく感じでしょうか。最後の詰めという感じになります。

●小雲取山まで行けば、山頂は眼前です。ゆっくりと歩いていくに従って避難小屋がどんどん大きくなってきます。まあ、人によっては充実感、人によっては最期の力を振り絞る登り、だと思います。

●2日目は雲取山荘から霧藻ヶ峰までは三峰の稜線歩きです。ちなみに三峰とは雲取山+白岩山+妙法ヶ岳ですから、余裕があるようなら三峰神社の手前で妙法ヶ岳まで寄り道してもいいと考えています。
●しかしまずは長い稜線の始まりです。

●雲取山荘から白岩山までが12ポイント、白岩山から霧藻ヶ峰までが20ポイントですから、あせらず、ゆっくり、楽しみを見つけながら歩きたいところです。左手前方にはときおり三峰神社が見えるはずです。シカも登場するかもしれません。

●霧藻ヶ峰からは下り気分の縦走路です。三峰走破というような元気にあふれていたら、妙法ヶ岳に寄りましょう。

●ロープウェイを使わずに下るという選択もありますが、それについては候補に入れてありません。むしろ三峰神社でありがたい風呂につかるほうが効果的かと……。

●三峰神社で解散という原則にしておきましょうか。入浴やら食事やらはそのときの時間を見ながら、相談して決めたいと考えています。


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