雲取山――2002.4.10-11(水木)
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◆朝日カルチャーセンター千葉=043-227-0131
小屋泊りの山歩き
雲取山
くもとりやま…………2,017m
ななついしやま……七ッ石山……1,757m
こぐもとりやま……小雲取山……1,937m
しらいわやま……白岩山……1,921m
きりもがみね……霧藻ヶ峰……1,823m
みょうほうがたけ……妙法ヶ岳……1,329m
JR青梅線・奥多摩駅から
2002.4.10-11(水木)実施
◆集合
4.10(水)07:15
*JR東京駅・中央線ホーム・前方2両目乗車口
*0720始発・中央線快速・高尾行きに乗車します。
*千葉発のあずさなら立川まで。
◆ポイント
●今年は雪が少ないのですが、たぶん山頂から雲取山荘までの下りと、白岩山周辺の日陰には雪が残っているだろうと思います。軽アイゼンはまだ必携です。しかしもちろん気温はすでに冬とはちがいますから、荷物をできるだけ軽くしましょう。
●標高約550mの鴨沢から標高2,120mの山頂まで一気に登りますから、標高差は1,500m以上。これはなかなかのボリュームです。が、道がいいので、時間をかけて、無駄な力をつかわずに、ねばり強く歩くという気持ちでいれば驚くほどスムーズに登れます。そういう長い登りを体験するのにいいルートだということを最近知りました。
●じつは朝日新聞社の『週刊日本百名山』の33巻で、このルートが北海道トムラウシのトムラウシ温泉→トムラウシ→天人峡温泉と構造がソックリということを書いています。なかなか味わいのあるルートといえます。ただし今回は三峰神社から三峰口駅までの最後の下りは端折って、神社の興雲閣で三峯神の湯に入りましょう。
●たぶん、芽生えの景色がすばらしいと思います。
◆往路
0720=東京始発(中央線快速・高尾行き。0726始発の高尾行きでも間に合います0815立川着)
0725=御茶ノ水
0735=新宿
0745=荻窪(たぶん伊藤はここで乗車)
0805=西国分寺
0811=立川
*乗換(トイレ)
0822=立川始発(青梅行き)
0834=拝島
0852=青梅
*乗換
0854=青梅始発(奥多摩行き)
0932=奥多摩
*乗換(トイレ)
0940=奥多摩駅(丹波行きバス)
1020=鴨沢(670円)
◆往路参考
●特急あずさ51号
0637千葉→0653船橋→0708錦糸町→0714秋葉原→0730新宿→0753立川
●総武線快速
0556佐倉→0612千葉→0623津田沼→0653東京
0625千葉→0635津田沼→0703東京
0632千葉→0643津田沼→0711東京
●京葉線
0607蘇我→0619海浜幕張→0702東京
●武蔵野線
0637西船橋→0655新松戸→0754西国分寺
◆現地行動
●第1日
1030ごろ出発
*40ポイント(約5時間)
1530ごろ=七ツ石山分岐(ブナダワ)
*18ポイント(約2時間)
1730ごろ=雲取山
*4ポイント(約30分)
1800ごろ=雲取山荘(夕食1800)
●第2日
0600ごろ朝食
*まず空身で山頂往復
0800ごろ=出発
*11ポイント(約1時間半)
0930ごろ=白岩山
*20ポイント(約2時間半)
1200ごろ=霧藻ヶ峰
*20ポイント(下りなので70%として約2時間)
1400ごろ=三峰神社
*ここで入浴可能です。
*ロープウェイで下山(950円)
*バスで大輪→三峰口駅(300円)
*秩父鉄道で三峰口→御花畑(430円)
*西武秩父線で西武秩父→池袋(750円)
◆帰路参考
●秩父鉄道(三峰口→御花畑。430円)
1517→1537、1549→1609、1616→1639、1652→1711、1721→1736(急行)、1727→1747
●西武秩父線
西武秩父……飯能……池袋
1600……1649/1653……1745
1630……1722
……1723……1818
1653……11738/1741……1834
1725……1800……1850特急
1728……1817/1823……1918
1756……1845/1855……1949
1831……1926/1932……2025
1900……1945/1950……2041
1914……2002/2004……2057
1933……2013……2054特急
1944……2035/2036……2127
2001……2050/2052……2143
*2119……2200……2240特急
◆費用の目安
JR=東京→奥多摩……1,210円
bus=奥多摩駅→鴨沢西……670円
宿泊=雲取山荘=2食つき……7,000円
ロープウェイ=山頂→大輪……950円
bus=大輪→三峰口駅……300円
秩父鉄道=三峰口→御花畑……430円
西武線=西武秩父→池袋……750円
*特急券=西武秩父→池袋=620円
◆電話
山小屋
雲取山荘=0494-23-3338
タクシー(奥多摩駅)
京王タクシー奥多摩営業所=0428-83-2158=3台
タクシー(三峰口駅)
丸通タクシー三峰口営業所=0494-54-1771=7台
◆持ち物
★食べ物・飲み物――保温水筒+予備食・嗜好品。
★行動食は昼食2食(1日目+2日目)
★軽アイゼン、ストック必携。
春の小屋泊り標準セット
●足まわり……防水運動靴から軽登山靴+軽アイゼン+ダブルストック
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温……フリースシャツ+手袋+耳覆いの帽子+貼るタイプの使い捨てカイロ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライトなど
◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、甲府1号-1(みつみね)、甲府1号-2(くもとりやま)、甲府2号-1(たば)、東京14号-3(おくたまこ)を原寸で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径100mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
*一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。
●今回の価値は初日の登りにあります。標高約550mの鴨沢バス停から標高1,000mあたりまでが長いウォーミングアップ。からだを十分にほぐします。
●標高1,450mから1,600mの急登を終えると七ツ石山の分岐まで、ほぼ水平のトラバース道になります。
ここまでなら日帰りの大きめの山の登りの規模。そこからは下り分のエネルギーで山頂までの標高差約500mを登り切ります。
●たぶん、七ツ石山に登る余裕はありません。比較的穏やかな登りを奥多摩小屋まで行き、そこからいくぶん急な登りを小雲取山へとにじり寄っていく感じでしょうか。最後の詰めという感じになります。
●小雲取山まで行けば、山頂は眼前です。ゆっくりと歩いていくに従って避難小屋がどんどん大きくなってきます。まあ、人によっては充実感、人によっては最期の力を振り絞る登り、だと思います。
●2日目は雲取山荘から霧藻ヶ峰までは三峰の稜線歩きです。ちなみに三峰とは雲取山+白岩山+妙法ヶ岳、まずは長い稜線の始まりです。
●雲取山荘から白岩山までが12ポイント、白岩山から霧藻ヶ峰までが20ポイントですから、あせらず、ゆっくり、楽しみを見つけながら歩きたいところです。左手前方にはときおり三峰神社が見えるはずです。シカも登場するかもしれません。
●霧藻ヶ峰からは下り気分の縦走路です。予定より速いスピードで下ってしまうと思います。ロープウェイを使わずに下るという選択もありますが、それについては候補に入れてありません。むしろ三峰神社でありがたい風呂につかるほうが効果的かと……。
●三峰神社で解散という原則にしておきましょうか。入浴やら食事やらはそのときの時間を見ながら、相談して決めたいと考えています。
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