上越スノーハイク――2008.2.23-24(土日)



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◆糸の会山行[552]――2b
◆上越スノーハイク
八海山ロープウェイ山頂駅……1,170m
*八海山は薬師岳(8合目)1,654m、入道岳(最高峰)1,778m
第1日目――たぶん八海山スキー場
第2日目――たぶん八海山スキー場
日の出0624、日の入り1731……2.23新潟で
◆上越新幹線・越後湯沢駅から……2008.2.23-24(土日)実施


●計画は出発前から変更を余儀なくされていた。参加人数が増えて私を含めて6人になったので、レンタカーを1ランク上のものにしようとしたら、越後湯沢ではダメだった。上越はまさにスキー/スノーボードのピークシーズンだという。しかし探してみると六日町にはあるという。ローカルなレンタカー会社だ。おあつらえ向きということでもあって、往路は越後湯沢下車ではなく、六日町下車とした。すると越後湯沢で受け取る予定のスノーシューのレンタル分をどうするかが引っかかったが、それも六日町に営業所があるそうで、助かった。
●もうひとつは天気。天気予報によれば、日本海側は大荒れの天気になり、雪も多いが、強風が吹くという。1日目はともかく、2日目は山は大荒れと考えなければいけないようだった。2日目の予定を大幅に変更する可能性を、一応想定した。
●さて1日目。借り出した車はトヨタ・グランビア(7人乗り・3.0D)で心配したカーナビはついていた。その代わり、最近の事故だというフロントガラスに大きな割れ目。「運転には支障がないから」というあたり、私はおおいに好感をもった。ローカルなレンタカーというのは全国すべての町(平成の大合併以前の町村制で)にあって、だいたいが自動車修理工場がやっている。借りられるのは催事に使われるマイクロバスやワンボックスカー、それから商用のバン、軽トラックなど。全国区のレンタカーのようにきれいではないし新しくもないが、山に入るには好都合の車が多い。返すときの営業時間に融通がきくのも、安心なところだ。ただし、地元の人が使うので、カーナビなどの新兵器はそなえていない場合が多い。
●トヨタ・グランビア18,000円×2日+消費税1,800円+保険料2,000円×2日(魚沼レンタカー025-770-0200)
●カーナビが使えるので、昼食候補は清酒・八海山の系列だというそばの岡寮へ。カーナビはなかなかインテリジェントに思えたが、(あとで分かったのだが)目的地手前で業務を終了するという性癖があるために、200m手前で目標を発見できずにウロウロし、電話をしてようやく到着。雪に覆われた田んぼの中の1軒家だが、建物は大きく、立派。料亭か旅館かという造りだった。
●ウロウロしているうちに追い越された千葉からのマイクロバスの乗客が入っていった門を横に見ながらそば屋に入ると、「向こうに回ってください」とのことの。そば屋のほうが団体で貸切状態だという。立派な料亭ふうの母屋に入ると、部屋はなかなかのもの。押入には布団もあるので旅館をやっているのかと聞くと、そうではないという。料亭かといういうと、そうでもないというあいまいな回答。雪明かりで原稿書きもできる文机もあれば、男女ふたりでしみじみと向かい合う窓辺の手火鉢も絵になりそう。鴨居に掛け残ったハンガーが、ここで泊まった人物のあることを語っている。
●なにか不思議なあいまいさもあったが、メニューはただのそば屋だった。冷たいそばは二八の「もりそば」(580円)と海草をつなぎに使ったヘギそば系の「田舎そば」(580円)、それと「十割そば」(630円)の三種がベース。ほかに冷たいそばでは「のりかけそば」(680円)と「天せいろそば」(1,160円)……だけ。
●温かいそばのほうのおすすめという「肉そば(越後もち豚)」(840円)を食べたひとが3人いたが、アタリだったようだ。酒はもちろん八海山が各種あったが、行動前の昼食ゆえにみなさん我慢。ちなみに田舎そばは口に入れると海草の香りとぬめりが感じられ、おまけに「噛んで食べるそば」の硬さがあって、私には十割そばより印象に残った。

●さて、シンシンと降る雪の中、六日町八海山スキー場に到着すると、ロープウェイは動いていた。
●このロープウェイは登山者も乗せるのだが、心配していたのは「片道きっぷ」。「帰りはどうするの?」と聞かれるとまずいな、というのが正直なところだった。
●地形図とゲレンデ図を見比べると、ロープウェイ山頂から左手に初級者用の蛇行ゲレンデがあって、その左手にわりと安定した尾根が広がっているかのように見えていた。ロープウェイを右手に見ながら、あまり離れないように下ってみたいと考えていたのだった。
●じつはスノーシューをつけて深雪の急斜面をずり落ちてくる楽しさを知って以来、機会を見ていいルートはないか探してきたが、上越では八海山が取っつきやすかった。これまで試してみてハズレたのは木曽の御嶽。ゲレンデの脇に余裕がなくて、縁にへばりついて下るしかないという窮屈さがあった。
●八方尾根も同様で、ゲレンデの縁からはずれていくと、なかなか楽しい雪の森を下れるのだが、谷を避けて下るうちに、とんでもないところに下りてしまうという体験をロープウェイの左右両側で体験した。
●志賀高原では長いリフトで横手山からの下りを試みたが、いい斜面はスキーゲレンデで完全に開き尽くされている感じで、ゲレンデと遭遇せずに下ることはできなかった。
●そういうわけで、スノーシューでゲレンデをペタペタ歩かずに下れるルートを見つけられるかどうか分からないうちは、頭を低くしてなんとか音便にすませたい……ところだったが、チケット売り場で登山者には登山届けを要求され、かつ車のキーを預かられた。「ロープウェイの最終は4時半ですから」と念を押されたのは、こちらの企みを見破られてのことかもしれない。
●だいたい、1430にロープウェイ乗車というのは危険きわまりない一団だ。ロープウェイに乗らずに、明るいうちに帰ってこられるとしたら、ゲレンデをくだってくるしかない状況だ。
●けっこうな吹雪だったが、気温はあまり低くない。ロープウェイの山頂駅でマイナス2度Cとあった。初級者用コースの縁をたどって左端(上から見ての左端。東端)に出ると。足元はかなりの急斜面。「救助不可能地帯」というような立て札を立てて滑走禁止にしている。
●そこに踏み込んでみると、クラストした雪面に雪がかぶって、それもクラスト状態になりかかっている。つまり雪の表面が冷たい風で凍りかけていて、アイスバーンになるか、メロンパンの表面のようになるかに移行中。
●みなさん、のっけから苦労の連続。歯止めが利かないという感じで、急斜面で転倒、また転倒。ズレ下がるという気分良さが味わえない上に、テレマークポジションをとる余裕もなく、恐る恐る、一歩一歩下るしか打つ手ながい。
●斜面が急なのはおあつらえ向きといっていい状態なのだが、雪が悪い。それから視界がないので、下がどうなっているのかわからなくて、ゲレンデとの関係も目ではすぐに見えなくなる。ゲレンデから離れると、末広がりの谷に誘い込まれる感じがする。見えないのだから、うかつには下れない。
●というわけで、初級者用の蛇行コースの縁をたどって下っていくと。ロープウェイの中間点あたりでメーンのダウンヒルコースとぶつかった。そこで私たちはゲレンデを横切ってロープウェイの右側に出た。ロープウェイで上がるとき、下半分ではロープウェイの(下り方向で)左側に小さな谷が何本もある感じがしたので、視界のない日にそこに迷い込みたくないと思っていた。
●右側には林がずっと続いている。その中に気持ちのいい道が隠されているのではないかと考えたのだが、甘くはなかった。ゲレンデの縁から急斜面になっていて、ロープウェイの下り方向に進むにはトラバースすることになる。急斜面を下りたいのだが、そうするとあとがたいへんだ。やっぱりゲレンデの縁をたどるしかなかった。
●1530-35にほぼ中間地点で休憩し、1630にロープウェイ駅に到着した。怒られはしなかったが、ゲレンデの縁に出たときの目撃情報はとうぜん伝わっていたはずで、ちょっとからだをすくめた感じで車の鍵を受け取った。

●カーナビで「畔地(あぜち)温泉」と入れたら、所要約1時間と出た。カーナビまかせだと北も南もわからないまま車を走らせてどこをどう通ったのかわからないが、国道まで出ずに県道828号・塩沢大和線を進んだようだ。
●山すその集落がポツン、ポツンと現れて、道は降る雪ですでに真っ白。風景も真っ白で、白い景色の中を突き進んでいく雪国の旅の気分。ときどき吹雪で前方が真っ白に見えなくなって、明日にはとうてい出てこれないだろうというような雪の圧力をひしひしと感じた。ドラマチックな雪のドライブとなった。

●畔地温泉の旅館「こいし」は、この時期それなりの旅館・ホテルは満室のところが多く、人数が直前まで確定しない糸の会では直球勝負は捨てて、変化球で攻める必要があった。だいたい月末の土日になる「b」企画では温泉宿はなかなかむずかしいところから、平日の「e」企画にその役を移している。
●今回はレンタカーを使うことに決めたので、上越一帯のどこに泊まってもいいともいえた。人気の大沢山温泉・大沢館などはもちろんアウト。スキーパックの旅館・ホテルも避けたいと考えて、ひなびた1軒宿で、旧館のあるところを探してみた。
●「こいし」はまさにそういう宿で、トイレ・バス付きとトイレ付きの部屋のある新館と、トイレ・バスなしの旧館があって、旧館は空いているとのこと。予算はもちろん10,000円前後だたが、値段を聞いたら7,000円+税+入湯税とか。ちょっと危険な値段という感じもした。
●行ってみると、旧館は2階建てで、風呂やフロントが1階にある。内部ではひとつながりの新館は三階建てで2階が大宴会場になっている。表の駐車場には車が20台ほど泊まっていて、けっこう混んでいることを知った。
●旧館にはクーラー専用のエアコンがあって、暖房は石油ヒーター。暖房費を1部屋477円とられた。食事は新館、旧館同じで、女将さんが質素倹約したジャストサイズのメニューだった。ほんのちょっぴり無駄が加わっているとぜいたく感がある……というそこをビシッと切り落として健全経営をしているという感じ。若いスノーボーダーグループが何組かいたところを見ると、温泉民宿に近い選択か。布団の上げ下ろしもセルフサービスで、浴衣+丹前のレンタルが200円。夕食に「漬物があるといいな」と思わせたのと、朝食にサービスのコーヒーが「インスタントでなかったらいいのに」というぐらいの不満で、朝、車の雪を落としてくれたり、7,000円級としては文句まったくありません。
●バストイレなし旧館1泊2食付き7,000円+冷暖房費1室477円+入湯税120円+消費税

●夜中に地震かと思って飛び起きたほどの強風があったけれど、雪はそれほどではなかったらしく、除雪が終わるまで出かけられないというような想像は現実のものとはならなかった。
●風が強く、山は雲で見えない。従って八海山は今日はやめて、ロープウェイのある舞子スキー場をめざすことにした。カーナビに身をゆだねて、いわれるがままに進むと、やはり魚沼の雪景色はすばらしかった。
●セントレジャー舞子スノーリゾートのあたりはさすがに送迎のバスも多ければスキーヤーの車も多かったが、ロープウェイは悪天候のため営業中止とか。
●しかたがないので、風陰になるかもしれないと想像して、苗場に向かうことにした。30km・約1時間のドライブだ。
●湯沢から三国街道(国道17号・353号)を行くと、道は山に上がっていく。ときおり猛吹雪になって視界ゼロ。国道だけに国土交通省の文字を背負った除雪車がここにもいる、あそこにもいるという感じで走り回っている。ロープウェイが動いているかいないかなど聞く前にわかるという吹雪がつづく。道は急斜面をへつってのびていて「雪崩注意」などという標識もでてくる。
●プリンスホテルあたりで昼飯を食べて考えようということで国道から入ったら、車列がまったく動かなくなった。出てくる車はほとんどが首都圏ナンバー。それなのに入る車が全然動かない感じ。30分待ってしびれを切らして U ターン。国道に出てスパゲティ屋に入ったら貸切状態になった。窓の先には私たちの車がはさまれていた2台のバスが、まだ当分動かない感じで見えていた。

●このまま終わるわけにもいかない……などと湯沢に向かって下っていくと、両側に切り立った雪の斜面が美しい。ホテルニューオオタニのNASPAスキー場の駐車場に車を入れて、そこからスノーシューのミニツアー。かなり手入れのいい杉林の急斜面を登ったり、トラバースしたり、下ったり。1430-1530の約1時間だったけれど、ももアタリまでの深い深雪が気持ちよく、スノーシューの楽しさをかいま見た。昨日の八海山がこんな雪だったら、すばらしかったのに、ということが理解してもらえた。深い深雪では急斜面になるほどドラマチックなのだ。

●結果論でいえば、ホテルニューオオタニで風呂と食事をするのがよかったが、湯沢でスノーシューを返し、湯沢グランドホテルで入浴を試みたら土日は不可とか。共同浴場の駒子の湯に入り、中野屋でそばを食べて、1730ごろに参加のみなさん5人を越後湯沢駅で降ろして分かれた。

●その後がまたいろいろあったのだが、私はレンタカーを返却すべく六日町へと向かった。魚沼レンタカー(025-770-0200)の親父さんの話によると、越後湯沢でレンタカーが手に入らないときには魚沼レンタカーを浦佐営業所で借りる人が多いという。帰りは新幹線を浦佐から乗ると、座れるからという。
●それから風が強いときには唯一神立スキー場が谷間にあって滑りやすいという。
●ともかくすべてが終了。六日町駅まで送ってもらった。

●1853の上越線越後中里行きが約8分の遅れだという。冬の間は水上まで行くところを、今日は越後中里止まりだということを乗車してから知った。
●1913越後湯沢到着が1920ごろになったが、新幹線の改札を入ると人で埋まっている。次の列車は1819越後湯沢→1942上野の「たにがわ82号」だという。それと次の1828越後湯沢→2000東京の「Maxとき342号」も登りホームに並んでいる。どちらも超満員。あぶれた人がホームにもいれば、改札周辺にもいるという状況。
●1819発予定のたにがわ82号は1951に出発。上越/長野新幹線は上毛高原、高崎、熊谷、大宮に各2本ずつ停車していて、大宮〜東京間には東北新幹線も含めて10列車が止まっているとのこと。糞詰まり状態なので出た分だけ入っていくという。
●出入り口に立ったままの状態で2038高崎到着。約50分で来たので順調ともいえるけれど、先のことはまったく情報がない。私はともかく下りて、特急券の高崎以降をキャンセルして、2031高崎発の快速アーバン上野行きに乗り替えた。約12分遅れていたが、特別に混雑している風もなかった。JR東日本は、新幹線の人たちに積極的な乗換情報を出すべきではなかったかと思う。あちらは到着時刻未定、こちらはほぼ通常運転。どれだけ助かる人がいたか。
●私は2,510円の特急券払い戻しを受けたが、じつは高崎〜大宮〜上野〜東京では新幹線にするか、在来線にするかでいつも悩む。在来線だと高崎→大宮が約1時間15分、大宮〜上野が約25分、それに対して新幹線は高崎〜大宮が約30分、大宮〜上野が約20分となる。待ち合わせの運不運もあるけれど、1時間以内の差に対して、新幹線の自由席特急券が高崎から大宮まで1,790円、上野まで2,200円、東京まで2,400円となっている。いつも割高な感じがするのだ。
●今日はそれに加えて、新幹線は通路まで全部埋まっている状態だ。早くつく保証どころか、在来線よりたぶん長時間立ちっぱなしにされて、しかも高い特急料金(自由席しか売ってくれないから多くの人は払い戻しも受けられないのではないだろうか)となれば、踏んだり蹴ったり状態だ。携帯情報を私は見なかったけれど、そういうときに、どういう情報を流していたのだろうか。
●2207に赤羽駅で埼京線に乗り換えて2208赤羽→2222新宿。けっこう長い1日になった。


◆集合
●2.23(土)8:20……JR東京駅_上越新幹線23番線ホーム_後方2両目_2号車乗車口

◆ポイント
●上越はスキーのメッカですからいいスキー場が林立しています。だからといって、スノーシューがしやすいとは限りません。
●今回は八海山をターゲットに選んでみました。
●登山ではありません。八海山スキー場のロープウェイを利用して山頂駅に上がります。登山道ではそこが4合目。八海山の稜線で展望絶佳のお茶会などを催します。
●たぶんロープウェイから状況を判断できるかと思いますが、その後スキーゲレンデの縁をスノーシューで下ってみたいと思います。
●宿は、この地方では大沢山温泉の大沢館が人気の宿となっていますが、人気だけに満室です。2.23はスキーシーンのド真ん中だけに宿は混んでいるところが多いようにも見えます。
●今回は六日町駅から車で20分ほどの畔地(あぜち)温泉・旅館こいしのスキーパックにしました。宿代が安くなりましたから、その分うまいメシでも食べましょう。
★レンタルのスノーシューは取り寄せになりますので、必要な方はできるだけ早くお知らせ下さい。

◆往路
0832東京始発(上越新幹線・たにがわ79号・ガーラ湯沢行き)……0953越後湯沢
0832東京→0838上野→0858大宮→0953越後湯沢
*レンタカーを借ります
*スノーシューを借りて
*昼食をして
*たぶん八海山スキー場へ(ロープウェイ片道1,000円)

◆現地行動
●第1日
*八海山スキー場でロープウェイ山頂駅へ
*天気によりますが、できればスノーシューでダウンヒル
*夕食は1830ごろ
●第2日
0800ごろ_朝食
0900ごろ_宿を出発。
たぶんふたたび八海山スキー場へ(ロープウェイ片道1,000円)
ぐあいが悪いようなら転戦します
*夕方どこかで温泉へ
*それから食事

◆帰路参考
●上越新幹線(たにがわ)
*ガーラ湯沢始発
1854越後湯沢→2006大宮→2032東京
1908越後湯沢→2013大宮→2040東京
2020越後湯沢→2102大宮→2128東京
*以下越後湯沢始発
2028越後湯沢→2134大宮→2200東京
2130越後湯沢→2237大宮→2304東京

◆費用の目安
JR_東京→越後湯沢……3,260円
新幹線自由席_東京→越後湯沢……2,720円
レンタカー……2日間約30,000円
*スノーシューを借りる人は2日間3,000円前後
ロープウェイ……片道1,000円
宿泊_旅館こいし(2食つき、税+入湯税)……7,470円
*ただし暖房費が加わります
ロープウェイ……たぶん片道1,000円
JR_越後湯沢→東京……3,260円
新幹線自由席_越後湯沢→東京……2,720円

◆電話
●宿泊
畔池温泉・旅館こいし……025-774-3514
●スノーシュー・レンタル
グレブ……025-785-7288/F025-780-6588……岸野さん(湯沢町神立)
●食事(六日町)
八海山泉ビール苑……025-775-3939……2008.3リニューアルオープン
うなぎ割烹・福一……0257-72-2462
そば屋・岡寮……025-775-3604……1100-1500/1700-1900(夕は金土日のみ)_水曜定休_八海山直営_魚沼市岡
蕎麦屋敷・本店・ぶな苑……0257-72-2173……こだわりそば
萬盛庵……0257-72-3113……本店と駅前店025-772-2774

◆持ち物
★食べ物・飲み物――保温水筒+予備食・嗜好品。
★スキー場をベースにしますから行動食は不要です。予備食兼非常食をお持ち下さい。
★スノーシューですから軽アイゼンは不要です。ストックの雪用リングのないひとは、できれば買っておいて下さい。雪の山ではスパッツが必携になります。
★冬用の服装に関しても「体験」レベルでけっこうですが、冬の日帰りの服装に、アンダーウエアを登山用の長袖+タイツとするか、フリースをインナー側に1枚加えるかしてください。
★加えて、貼るカイロを10枚程度。

◆冬季小屋泊まり標準セット
●足まわり……防水運動靴(軽登山靴)+軽アイゼン+ダブルストック+スパッツ
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●防寒着……手袋+耳覆いのある帽子+フリースシャツなど
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、日光14号-3(はっかいさん)、高田2号-1(いつかまち)、を原寸で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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