鹿倉山――2008.2.27(水)


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朝日カルチャーセンター千葉……中高年のための山歩き・日帰り
◆鹿倉山
ししぐらやま……1,288m
登り23p→稜線20p→下り12p……55ポイント
日の出0614、日の入り1734……2.27東京で
◆JR青梅線・古里駅から……2008.2.27(水)実施


■2008.2.28――林 智子さんからワンポイントレポート「改名遊び」
 伊藤コーチ殿
 こんばんわ!
 昨日は 鹿倉山行きを まことに ありがとうございました。
 前日の 大荒れや 厳冬を 予感させる 天気予報に 恐れおののきながら
 駅までは タクシーで。その車か? どこかで消滅したか? あったかい
 ふわふわの ダウンが 行方不明と知り ドッキリ 心臓が止まりそうなまま
 あずさへ。
 この おおサムな 山の中を 寒さに 震えながら 惨めに泣きながら歩くのだ・わたしは!
 ばかばか・・・なんて 思っていましたのに なんということでしょうネ!
 雲ひとつない ぴかぴかの 上天気で しかも 日焼け防止の 真夏の帽子まで
 必要だったのですから。
 女心と 山の空。
 やっぱり 今回も 山は 入って見なければ わからないので ありました。

 さて 帰りの電車の中の 事です。
 最近 素晴らしく ロマンティックなお名前の 新人を 糸の会の名簿で
 みた わたくし。
 そこから 私たちも なんか 芸名と言おうか ペンネームと言おうか
 そういうものを 考えることに なりました。
 あーでもない・こーでもない・・と 議論は炸裂いたしましたが
 結果的に 常日頃 お世話になっている 最寄の駅に 好きな名前をつけたら
 よろしいのでは? と いい考えが 浮かびました。

 たとえば わたくしは 千葉ローズ。でもこれって なにやら いかがわしい
 踊り子ふうじゃなーい? などと 馬鹿にされ わらわれたので やめました。

 次に 津田沼で 津田沼のカラスとも 戦いを繰り広げている エヌさんは
 <津田沼 梅>って言うのは どう? といわれて こめかみに 梅干をくっつけている
 うめぼしばあさんみたいだから やだ!と 激しく 拒否。
 また 稲毛の住人・ワイ君は <稲毛一郎>などとつけられそうになり
 安直な!とは思ったものの お姉さま方に逆らっても怖いだけなので
 じっと 静かに 笑って おられ・・・・た ふうにみえました。
 ちなみに 谷津干潟がもよりにされた エイさんは 谷津干潟もみじ です。

 と あれこれと 考えたものの 採用されるには あまりにも
 あほである・・という結論から 自主的に 却下・とりさげ・という
 事となりました。
 そんなことで 激論を 交わしていた私たちも 速やかに あずさに
 乗り込み <今日もとっても 楽しかったネ・また今度ネ> と
 それぞれの 帰途につきました。

 もう ちょっと 知的な会話でも よかったかしら? できるのよ。
 でも 私たちも そのようなことで おかしな時間を 過ごせる 
 良いお年と なって参りました・・・ようです。
          まずは お礼まで。


◆葦原ボーイさんのブログへ


●1030丹波の登山口が変更になった。丹波側の登山口は標高約650mにあるのだが、小菅側の今川集落にある登山口は標高約900m弱。スタート時点で時間にして小1時間短縮された。

★1030今川の登山口(標高約900m)→しばらく林道を歩いて、登山道の標識→地形図の大丹波峠(標高約900m強)から主稜線に向けて斜面を登り始める→1055-1100標高約1,000m地点で、早くも軽アイゼン装着。道を隠すような積雪はないが、溶けて凍って、雪が薄い膜になって道をおおっている部分がある。先の道のようすが見えないので安全パイ→1155-1205標高約1,250mで休憩→1225鹿倉山(1,288m)山頂。

●稜線に出たら、はっきりしたトレースがついていた。こんなマイナーな山をこんな時期に歩く人がいるのかと驚いたが、トレースがなかったら、単純に尾根を歩けばいいとしても、赤布などがほとんどないのでおおいに悩む。引き返すことを考えながらの前進ということも想定していた。
●もうひとつ、稜線で追い抜いてもらった人が、ハンターだった。6〜7人のチームで、イノシシかシカを追い上げているという。私たちは彼を追うかっこうになったが、いわれてみれば、雪面にイノシシの足跡も、シカの足跡もかなりたくさんある。
●天気は晴れで絶好の日だまりハイク日和ではあったが、稜線にはときおり冷たい風が吹いていた。風は地形によるらしく、強くなったり弱くなったりしていたので、山頂手前の風のない斜面で10分休憩としてエネルギー補給をした。
●するとそこにハンターが出てきて、そろそろ犬がくるという。迷惑そうな雰囲気だ。
●山頂にそのハンターがいた。時間に余裕があったし、先の見通しもできたのでうまいぐあいに猟の現場に遭遇できれば……と思っていたが、うまい流れには思えなかった。ハンターがピリピリしている感じがした。……ので、山頂では記念写真だけとって先を急ぐことにした。なにしろこちらは18人の大部隊。迷惑にはちがいない。

★1225山頂(1,288m)通過→1300-05標高約1250mで休憩→1345-55-1405-15大寺山(標高約950m)→1505深山橋バス停(標高約550m)

●山頂から1時間半で仏舎利塔に出た。黄金の釈迦像が四面を飾る白亜の塔だ。風もなく、日も燦々と降り注いで、しかも時間が余っている。ゆっくり休みたいという気分が一部に広がったので、当初の10分休憩を30分休憩に引き延ばして、雪合戦モードに入りかけたりした。
●その、ちょっと無理して付け足した最後の10分が、いけなかった。
●計画書では1730ごろ深山橋バス停としていたのでバスの時刻は1608以降だけを書き抜いていた。その前が何分なのかわからないので、着くまでは考えないことにしていたのだが、1505にバス停に着いてみたら、1500にあったことがわかった。橋のたもとで約1時間待つことになったのだ。ラッキーな1日にちょっぴり暗雲。待ち時間が30分を過ぎたあたりから陽射しもあやしくなり、風も急に冷たくなった。
●計画書の最初のバスで1608深山橋→1641奥多摩駅。もえぎの湯でのんびりした……けれど、1825奥多摩始発の電車に乗ると立川で千葉行きのあずさに乗れるとわかって、全員あずさ32号に照準ピタリ。風呂に入って食事もでき、千葉行きのあずさに乗れて、終わりよければ……という結果になった。

●この日、奥多摩駅には乗客6人乗車のミニバンタイプのタクシーが2台あったが、その前日には1台の配車だった。この日も風呂の帰りには車は1台になっていた。京王タクシーのその1台か2台が、奥多摩営業所の電話(0428-83-2158)に出なければ仕事中。予約ができないので、運不運にまかせるしかない。唯一の奥の手は青梅〜奥多摩地区無線センター(0428-22-2612)から呼んでもらうことだが、車と無線が通じない場合もあるのでこれも運不運。
●それに対して、古里駅にある朝日観光バス(0428-85-2126)は奥多摩町の役場関連のバスの運行もしているらしい。車の修理から運送業からといたぐいの多角経営のようにも見える。少々汚れたマイクロバスがあるので、林道まで入ってれるので人数が多いときにはすごくありがたい存在だ。笠取山に作場平橋から入る場合には、塩山からタクシーにするか、奥多摩から貸切バスにするか、人数によってチョイスできるようになった。今回も、もし予定どおりにことが運ばないようになった場合の(タクシーを呼びたいような状況)備えとして、いくぶん割高であはったが、保険という意味も含めて往路で使っておきたかった。


◆集合
2.27(水)8:15……JR立川駅_青梅線ホーム_前方2両目乗車口
*青梅線とあずさ3号の相性がよくないので、快速のほうが早いくらいです。

◆ポイント
●奥多摩湖の上流側の丘の上に仏舎利がそびえています。それが大寺山。鹿倉山はその奥になります。
●バスとの相性がよくないので、貸切バスを使います。古里駅下車はそのためです。
●雪がついているはずですし、超マイナーなルートなので、時間が足りなくなるかもしれません。その最後の保険的ニュアンスとして、往路チャーターバスを使っておくという気持ちもあります。(ルート短縮も期待したのですが、雪のため車はあまり奥まで入りません)
●長い稜線にトレースがついていない場合には、時間管理上、引き返す場合もあるかもしれません。あるいは最後のところが暗くなることも考えられます。ポケットライト必携です。
●もちろん軽アイゼン必携です。

◆往路
0638千葉始発(中央線特急_あずさ3号_南小谷行き)……0754立川
0638千葉→0653船橋→0708錦糸町→0730新宿→0754立川
*乗換(待ち時間内、駅内で軽食が食べられます)
0822立川始発(JR青梅線)→0854青梅/0856青梅→0922古里
*貸切バスで丹波の登山口(たぶん丹波バス停から4ポイント上がったところ)

◆現地行動
1030ごろ_丹波の登山口……登り23ポイントを3時間として
1330ごろ_鹿倉山……稜線20ポイントを2時間半として
1600ごろ_大寺山……下り12ポイントを1時間半として
1730ごろ_深山橋バス停
*JR両毛線・富田駅から直帰可能です
*時間のある人は足利で入浴・食事

◆帰路参考
●バス(深山橋→奥多摩駅。560円)
1608→1641、1702→1735、1840→1913、1913→1946、1929→2002

◆往路参考
●中央線快速
0725東京→0729御茶ノ水→0739新宿→0757三鷹→0809西国分寺→0815立川

◆費用の目安
JR_千葉→古里……1,790円
特急自由席_千葉→立川……900円
*特急自由席_新宿→立川_500円
bus_古里駅→丹波の登山口……1台31,500円
busi_深山橋→奥多摩駅……560円
JR_奥多摩→千葉……1,790円
*奥多摩→新宿_1,050円

◆電話
●チャーターバス(古里駅)
朝日観光バス……0428-85-2126
●タクシー(奥多摩駅)
京王タクシー奥多摩営業所_0428-83-2158_1台
●入浴(奥多摩駅)
もえぎの湯……0428-82-7770……1000-2100(12-2月は1900まで)_月曜休館_700円_奥多摩駅から徒歩10分
●食事(奥多摩駅)
農家ヘムロック……0428-83-2776……1100-2300_土日は要tel_奥多摩駅徒歩5分_奥多摩郵便局向かい_こだわりカレー700円、海鮮オムライス750円
鴨足草(ゆきのした)_0428-83-3363_白丸駅下車_月曜定休_手打ちうどん「ずり出し」

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★軽アイゼン必携です。
■冬季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴、軽登山靴など+軽アイゼン
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャ
●保温着……手袋+耳覆いのある帽子+フリースシャツ+貼るカイロ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックススーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、東京14号-3(おくたまこ)、甲府2号-1(たば)、を85%縮小で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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