御正体山――2008.3.15(土)


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◆朝日カルチャーセンター千葉……山歩き入門・第3土曜日
◆御正体山
みしょうたいやま……1,682m
登り21p→稜線36p→下り12p……69ポイント
日の出0557、日の入り1753……3.15甲府で
◆富士急行線・都留市駅から……2008.3.15(土)実施


●都留市駅からタクシーで池ノ平登山口へと向かったが、都留オートキャンプ場のところのゲートで行き止まり。1台3,500円。このゲートは冬期(12月下旬〜4月下旬)閉鎖とのことだが、あまり気にしていなかった。

★0915ゲート出発→1000池ノ平登山口(標高約800m)→1015-25林道駐車場(標高約850m)で身支度休憩→1025林道終点(標高約1,000m)→1115-20竜の口(標高約1,100m)→1155-1205-10-15上人堂跡(標高約1,350m)→1240展望地点(標高約1,450m)通過→1300主稜線(標高約1,550m)に出る→1315-25軽アイゼン装着(標高約1,600m)→1405-15-25御正体山山頂(標高1,682m)

●ゲート閉鎖のため、池ノ平登山口の出発は計画から約30分の遅れとなった。林道は沢沿いにかなり深く入り込んで、標高約1,000mで沢を渡り、登山道になる。
●登山道は竜の口(水場となっている)から沢筋をはなれて急登となる。
●急な尾根の途中に展望のいい広場があり、上人堂跡として保存されている。風がなく、やわらかな日差しもあって、休憩時間を延長してのんびりとした時間を楽しんだ。正面に鹿留山があり、左に富士山、右に南アルプスの白い峰が見えていた。広場の一隅に植えられたと思われるが、フクジュソウが数株、ちょうど咲いたところだった。
●頂上稜線に出ると雪が出てきた。ロープのある急坂のところで軽アイゼンを装着。雪はやわらかく、なくてもいいがあれば楽という状態でずっと続く。
●山頂到着は1405で、計画より約1時間半の遅れ。入門編の期末テストという感じで計画したので、時間的に無理はしないという方向に傾きだしたという印象。

★1425山頂を出発→1525-35前ノ岳の先(標高約1,400m)で軽アイゼンとる→1550中ノ岳(1,422m)通過→1625-35高圧電線鉄塔(標高約1,350円)で休憩→1655山伏峠分岐(標高約1,350m)→1730山伏峠(標高約1,100m)到着

●石割山の向こうに富士山が見える御正体山随一の展望地点が奥ノ岳手前の高圧電線鉄塔(地形図には出ていないようだ)。ここでタクシーを呼んだ。第一候補は忍野タクシー。われわれは18人だったから、マイクロバスがあればありがたい。それがダメだったので、一番近い山中湖の共和タクシーから4台頼んだ。調べてあったバスの時刻表ではうまい接続ができないので富士吉田へ直行して1817富士吉田→1851大月、それからあずさ32号で1904大月→2050千葉という流れを想定した。山伏峠到着予定は1710-20とした。
●鉄塔のところから山伏峠分岐まで意外に長かったのでこれまでのペースではかなり大幅な遅れになる。タクシーは待ってくれるだろうが、あとの予定も狂いそう。そこでずっとペースの遅かったMさんに空身になってもらった。なんとそのザック10kgありそうな重量級。ペースが上がらないはずだ。
●分岐から山伏峠まではシミュレーションマップで8ポイント。登りで1時間という距離。それをかなりのハイスピードで下った。けっきょくみなさんついてきてくれて、35分でタクシーに合流。
●富士吉田までタクシー料金は7,000〜8,000円ということだが、その後富士急が990円かかる。あるいは大月まで直行した方が合理的ではないかということで交渉すると高速料金も含めて1台16,000円だという。
●4人乗車でひとり4,000円が高いか安いかわからないが、大月で風呂(よしの湯)か食事(濱野屋)のどちらかを選択して、ゆったりした気分で千葉行きの特急に乗ることができた。もしこれが千葉の皆さんでなければ、紅富士の湯で入浴と食事をして帰るという選択になったけれど。


◆集合
●3.15(土)8:40……千葉発の特急あずさ3号_後方4号車に集結

◆ポイント
●今回は冬バージョンの最後ですから、日帰りとしては標準よりすこし大きめの山になります。状況によってエスケープできますから、ゆっくり、ねばり強く歩いてみたいと思います。
●例によって、大月までホリデーパスが使えます。千葉発のあずさ3号を利用することで、時間に余裕ができます。
●計画では石割山から石割の湯へ下る予定ですが、進行が遅れたり、天気が悪かったりした場合には、山伏峠からエスケープするかもしれません。
●この時期、まだ雪が残っているところもあるかもしれません。軽アイゼン必携です。(ない方は、伊藤が予備を持っていますのでご安心を)
●風はまだ冷たいかもしれません。雨になれば冬に戻ったような環境になると思います。服装はまだ冬のつもりで。

◆往路
0638千葉始発(特急あずさ3号_南小谷行き)……0831大月
*0638千葉→0653船橋→0708錦糸町→0730新宿→0753立川→0831大月
*乗換(JR側ホームで)
0834大月(高尾始発_JR中央本線・富士急行河口湖行き)……0850都留市
*タクシーで池ノ平登山口へ(1台約4,000円)

◆現地行動
0930ごろ_池ノ平登山口を出発……登り21ポイントを2時間半として
1200ごろ_峰宮跡……稜線3ポイントを30分として
1230ごろ_御正体山……稜線21ポイントを2時間半として
1500ごろ_山伏峠分岐……稜線12ポイントを1時間半として
1630ごろ_石割山……下り12ポイントを1時間として
1730ごろ_石割の湯
*石割の湯で入浴します。たぶん軽い食事も。
*時間が遅くなった場合はタクシーを使う場合もあるかもしれません。

◆帰路参考
●バス(平野→富士吉田駅_770円)
1555→1632、1652→1725、1922→2004
●高速バス(平野→新宿西口_2,050円)
1550→1814、1720→1944
●富士急行線(富士吉田→大月_990円)
1643→1735、1713→1749、1727→1816、1756→1841、1817→1851、1841→1926、1921→2008、1951→2039、2035→2118、2118→2201、2218→2302
●JR_中央本線_特急(大月→新宿)
1803→1906、1904→2008(→2050千葉)、1933→2035、2037→2139、2104→2207、2139→2237

◆費用の目安
JR_ホリデーパス……2,300円
*大月までホリデーパスが使えます
富士急行線_大月→都留市……450円
taxi_都留市→池ノ平登山口……1台約4,000円
bus_平野→富士吉田駅……770円
*下山口→富士吉田のどこかでタクシーを利用するかもしれません。
富士急行線_富士吉田→大月……990円

◆電話
●タクシー(山中湖)
共和タクシー……0120-38-1313……ホテルマウント富士入口_山中湖村山中58_0555-62-1313
●タクシー(忍野)
忍野タクシー……0555-84-2535_ジャンボ、マイクロバスあり
●タクシー(都留市駅)
富士急山梨タクシー都留営業所……0554-43-2800
ツルタクシー……0554-43-2349
富士タクシー……0554-43-6106
●入浴(山中湖)
紅富士の湯……0555-20-2700……1000-2100_700円_火曜定休_山中湖村村営
石割の湯……0555-20-3355……1000-2100_700円_木曜定休_山中湖村村営_平野バス停から徒歩10分

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★軽アイゼン必携です。
■冬季日帰り標準セット
●足まわり……防水運動靴(軽登山靴)など
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+使い捨てビニール雨具(ゴアテックススーツ)
●保温着……手袋、耳覆いのある帽子、靴下の替え、フリースシャツ、貼るカイロ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、東甲府3号-2(つる)、甲府4号-1(みしょうたいやま)、を原寸で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
●一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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