高松山――2008.3.18(火)
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◆糸の会山行[556]――3d
◆高松山
たかまつやま……801m
登り23p→下り22p→平坦3p……48ポイント
日の出0548、日の入り1751……3.18に横浜で
◆小田急線・新松田駅から……2008.3.18(火)実施
■2008.3.19――谷本 元子さんの「高松山」レポート
高松山の里山歩きでは 一足早いのどかな春の一日を過ごすことが出来ました。蕗の薹や菫に出会い 白梅の香りの中を歩き、頭上には淡黄色のきぶしの花も揺れていました。
下山途中の山の斜面に咲く菜の花とみかん畑は 午後の穏やかな日に照らされ 一層色を極め まるで点描画のような春そのものの景色でした。夕刻 どこからともなく漂う沈丁花の香りが重い足取りを軽くしてくれたようです。
楽しい一日をありがとうございました。
杣道の風やはらかし蕗の薹
岐れてはまた会ふ小径梅真白
◆集合
●3.18(火)8:30……小田急線・新宿駅_該当ホーム_前方2両目乗車口
◆ポイント
●早春の里山を歩きます。
●このルートは1か月後がピークです。早春の風情はどんなもんだろうかと、期待しています。
●これまで何回か実施したのと逆方向にしました。歩き終わったところに風呂があるというかたちにしました。
●御殿場線の山北駅はかつて東海道線の主要駅だったところですが、いまは田舎駅にすぎません。松田駅も小田急の新松田駅側がにぎやかになっていますが、それは松田駅の裏口です。表口(北口)側で食事をしてみたいと思います。
◆往路
0843新宿始発(小田急線・急行小田原行き)……1012新松田
0843新宿→0850代々木上原→0854下北沢→0901成城学園前→0905登戸→0907向ヶ丘遊園→0914新百合ヶ丘→0922町田→0925相模大野→0934海老名……1012新松田
*タクシーで田代向へ(1台約3,000円)
◆現地行動
1100ごろ_田代向を出発……登り23ポイントを3時間として
1400ごろー高松山……下り22ポイントを2時間として
1600ごろ_高松山入口バス停……車道3ポイントを30分として
1630ごろ_JR山北駅
*さくらの湯で入浴
*食事はJR松田駅周辺を予定しています
●タクシーは新松田駅→田代向バス停が1台2,870円
★1035田代向バス停→1045-55ふれあい動物広場脇で準備(標高約250m)→1105-10遊歩道休憩舎(標高約350m)→1210第六天(標高約550m)通過→1215-30旧開拓地・桜の木の下で(標高約350m)でのんびり休憩→1315-25高松山山頂(標高801m)→1400ビリ堂(標高約600m)通過→1420高圧電線鉄塔(標高約450m)通過→1430-40集落最上部(標高約300m)で休憩→花を見ながらゆっくり歩いて→1510高速道路下・公衆トイレ(標高約100m)→1540山北駅・サクラの湯
●ふれあい動物公園のすぐ先から田代〜虫沢を結ぶ遊歩道の標識に従って舗装路を登る。点在する数軒の家が終わると登山道になり、標高300mあたりからトラバース気味に進んでいくと、茶畑の広がる斜面の舗装路に、標高約350mで出る。
●そこから舗装路をえんえんと登る続けるのだが、まだ梅の花が咲いていて、足元にはオオイヌノフグリやタチツボスミレ、フキノトウなどがあって春の気分。アオキもいろいろ表情のちがうものがあって興味深かった。
●第六天というのは田代と尺里(ひさり)を結ぶ道の峠のこと。その一帯にもとは開拓地だったと思われる斜面があり、ヤマザクラ系の大木がひろかたまりそびえていて、4月中〜下旬にはなかなかのみものとなる。まだ堅いつぼみの桜の木の下で、日差しを浴びながら休憩した。
●ようやく林道が終わって登山道になると、山頂まではもう30分ほど。高松山の山頂は芝状の広場になっていて、海側に一応開けているが、展望はほとんどなかった。
●杉林のなかを下っていくと標高約250mあたりで集落の上端に出て、舗装路になる。そこから下の尺里集落までが、今回の楽しみのひとつ。最後にそこに下っていくという演出がうまくいくかどうか。
●ミカンの畑はだいたい放棄されているようで、梅も花がまだ残っているけれど、枝が伸び放題。傾斜のあちこちにナノハナがあって、ちょうど咲き盛りの深い黄色が春の気分を盛り立てていた。梅の時期もよかったかもしれないが、春の花はこれからが本番。桜が咲く頃にピークを迎えるはず。
●尺理から国道沿いに山北まで歩いて、駅隣の健康福祉センターにあるさくらの湯へ。こじんまりとして質素だが、すいていたこともあって、素朴な露天風呂など、好感をもてた。
●JR御殿場線で1706山北→1720松田。新松田側ではなく、松田駅北口に出ると、すぐに千代田屋はあった。たぶん、予約の宴会とランチタイムが中心の営業のようで、今日は私たちが最後の客とか。おすすめはカンパチ定食(840円)ということで全員それにしたが、りっぱな刺身定食になっていて大満足。私は職業上の義務感から特製天丼(945円)も食べてみたが、カンパチ定食がおすすめ。さらにメニューには活きあじのタタキ定食(840円)と活きあじのタタキ丼(1,365円)があるというが、値付けが逆のようにも思える。次回はぜひそれを確かめてみたい。松田名産のワインゼリーというのもつくっているという。
◆帰路参考
●JR御殿場線(山北→松田)
1601→1610、1636→1644、1706→1720、1732→1741、1803→1810、1839→1847、1932→1940、2029→2037……
●バス(山北駅→新松田駅_350円)
1534→1549、1634→1649、1714→1729、1759→1814、1924→1939
◆往路参考
●JR総武線(各駅停車)
0712千葉→0729津田沼→0746市川→0800錦糸町→0808秋葉原→0810御茶ノ水→0826新宿
●地下鉄千代田線
0722取手→0736柏→0753松戸→0808北千住→0823新御茶ノ水→0846代々木上原
●JR南武線
0823立川→0834府中本町→0848登戸
0819川崎→0832武蔵小杉→0841武蔵溝ノ口→0850登戸
●JR横浜線
0844東神奈川→0853新横浜→0907長津田→0914町田
0848八王子→0859橋本→0913町田
●相鉄本線+いずみの線
0845横浜→0919海老名
◆費用の目安
小田急線_新宿→新松田……750円
taxi_新松田駅→田代向……1台約3,000円
JR_山北→松田駅……450円
小田急線_新松田→新宿……750円
◆電話
●タクシー(山北駅)
山北タクシー……0465-75-0262
●タクシー(新松田駅)
松田合同自動車……0465-83-0171
●入浴(山北駅)
さくらの湯……0465-75-0819……1100-2100_400円_木曜定休_山北駅に隣接_健康福祉センター3階
●入浴(新松田駅)
健楽の湯……0465-84-1196……1000-1700_500円_月曜定休_松田町健康福祉センター3階
●食事(松田駅)
お好み焼き・かんな……0465-83-2155……1700-2300_火曜定休_JR松田駅北口
伊太めし&Bar HoNoBo-No……0465-82-5996……1130-1500/1700-2400_月曜定休_JR松田駅北口
千代田屋……0465-83-0011……1000-1600/1600-2200_無休_JR松田駅北口_料亭
◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
春季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴(軽登山靴など)
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト+ダブルストック
◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、東京16号-2(はだの)、東京16号-4(やまきた)を原寸で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離で、ごくラフな計り方で500mごとに印をつけています。
●一番簡単な見方としては○印と◇印をどちらも1個7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算する時間目盛り、あるいはエネルギー目盛りとしてみて下さい。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。
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