王城山――2008.5.10(土)


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◆糸の会山行[564]――5a
◆王城山
おうじょうやま……1,123m
車道6p→登り16p→下り16p→車道7p……合計62ポイント
日の出0442、日の入1839……5.10前橋で
◆JR吾妻線・長野原草津口駅から……2008.5.10(土)実施


●JR吾妻線沿線の「岩っぽい小さな山」というシリーズで、しかもまちがいなく雨という予報。それなのに全員が集結した。
●SさんとOさんは昨秋の有笠山のあと、川原湯温泉に1泊してこの山に登っている。もう一度登ろうというのだから、なにか特別にいいところがあるのだろうか。
●計画では長野原草津口駅から直接歩くつもりだったが、列車から見る限り楽しそうな道ではなかった。たくさんの乗客が降りたが、ほぼ全員が草津方面行きのバスに向かって、駅前にいたタクシー3台はそのまま残っていた。そこでタクシーで登山口へ(1台1,160円)。
●1150林集落の最上部(標高約650m)を出発→1210-15四合目(約800m)で休憩→1230-40五合目(標高約900m)で休憩→1310-15八合目(標高約1,100m)の分岐点。中棚尾根を登る→1320王城山山頂(標高1,123m)を通過→1330-40-50古城山(奥宮。標高約1,100m)→1355八合目通過→1410-15五合目で休憩→1440登山起点(標高約650m)
●そこから歩いて1545川湯温泉へ。王湯に入る。
●じつは「新緑」以上の期待はなかったのだが四合目からヤマツツジが華やかに登場。山頂部ではトウゴクミツバツツジも加わって、新緑風景は陰影深いものになった。雨は柔らかく降り、山肌をはうガスが薄れたりもした。そういう意味では味わい深い春雨であったともいえる。
●そのあと、国道へと下って川原湯温泉への道は、すごく長い感じがした。
●温泉街に食堂はないとのことで、あるいは駅横の食堂が開いているかもしれないと王湯を管理する女性が連絡をとってくれた。川湯温泉駅のタクシーは長野原草津口駅からくるということで駅まで片道1,160円の2往復。駅前で麺類を食べて1739発の列車で帰途へ。


◆集合
●5.10(土)8:50……JR上野駅_14番線ホーム_後方2号車乗車口

◆ポイント
●嵩山、岩櫃山、有笠山に続く吾妻線沿線の岩っぽい小さな山シリーズです。
●時間的にも余裕があるはずなので、帰りがけにはぜひ、川原湯温泉でひと風呂浴びて帰りましょう。八ツ場ダムによって沈む運命の古い温泉街とか。

◆往路
0900上野始発(吾妻線特急_草津31号_万座・鹿沢口行き)……1126長野原草津口
*0900上野→0910赤羽→0918浦和→0926大宮……→1019高崎……→1126長野原草津口

◆現地行動
1130ごろ_長野原草津口駅を出発……車道6ポイント(約2.5km)を30分として
1200ごろ_林集落……登り16ポイントを2時間として
1400ごろ_王城山……下り16ポイントを2時間として
1600ごろ_林集落……車道7ポイント(約3km)を1時間として
1700ごろ_川原湯温泉
*川原湯温泉で入浴+食事と考えています

◆往路参考
●上越新幹線_Maxとき317号
1012東京→1018上野→1038大宮→1103高崎
*高崎から特急草津31号へ(乗継特急券を購入すると高崎以降が半額になります)
*吾妻線の適当な列車はありません。

◆帰路参考
●JR吾妻線(川原湯温泉→高崎)
1519→1639、1612→1739、1739→1859、1910→2033、2038→2154

◆費用の目安
JR_上野→長野原草津口……2,940円
特急自由席_上野→長野原草津口……1,680円
JR_長野原草津口→上野……2,940円
*新幹線自由席_高崎→大宮_2,400円

◆電話
●共同浴場(川原湯温泉)
笹湯……300円……1000-2000(12-3月は1900)
王湯……0279-83-2591(川原湯温泉観光協会)……300円_1000-1800(12-3月は1700まで)……無休
聖天様露天風呂……100円_混浴_0700-2000(12-3月は1900まで)

◆春季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴(軽登山靴)など
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、長野5号-2(ながのはら)を縮尺不明で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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