白馬三山――2008.9.27-29(土日月)
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◆糸の会山行[588]――9bs
◆白馬三山
しろうまだけ(白馬岳)……2,932m
やりがだけ(鑓ヶ岳)……2,903m
しゃくしだけ(杓子岳)……2,812m
これんげさん(小蓮華山)……2,769m
1日目――登り30p……30ポイント
2日目――登り17p→稜線23p……40ポイント
3日目――登り4p→下り50p……54ポイント
日の出0539、日の入1737……9.27長野で
◆長野新幹線・長野駅から……2008.9.27-29(土日月)実施
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●第1日
●タクシーで白馬駅→猿倉3,600円。
●白馬の街から山はすばらしく輝いていた。昨日新雪が降ったというが、あまりの白さに、ちょっとたじろぐ。軽アイゼンで稜線を歩ける状態だろうか。
●1055猿倉(標高約1,250m)→1125-30標高約1,400mで休憩→1215-25標高約1,600mで休憩→登山道崩落による迂回路を経て→1345-50合流点手前(標高約1,800m)→1420-25杓子沢(標高約1,850m)→1520鑓温泉小屋(標高約2,000m)
●ほぼ予定どおりに鑓温泉小屋に着いたが、あずさ3号だと白馬着が1127になるのでちょっとつらいところ。新幹線の利用で焦らずに歩くことができた。
●鑓温泉小屋の印象はただ風呂があるというだけだったが、今回、熱めの適温ですばらしい湯だと感じた。山の中腹に、これだけふんだんに湯が沸いていることの贅沢感。夜には、もちろん星空をながめながらとなった。
●小屋は冬季は完全にバラして雪崩にそなえるという。大工さんが入って、すでに1棟を取り壊したところ。そこにNHKの取材班が入って、最後の週末の夕食を撮影した。10月26日(日)0800からの「小さな旅」の取材だという。私たちのメンバーが食事風景をアップで撮られていた。
●第2日
●0620鑓温泉小屋(標高約2,000m)を出発。気温0度C→0635-40標高約2,100mで休憩。クサリ場を前にして、グアムと横須賀から着たという米軍人グループを追い抜かしたのだが、バラバラに登っているらしく、抜いていったのは全員ではなかった→0710-40標高約2,250mで休憩したが→0725-30クサリ場が終わって広い尾根に出たので展望休憩→0810-15標高約2,450mっで休憩→0900-10標高約2,700mで軽アイゼン装着。冬支度。稜線を目前にして、雪がしっかりつき、風も強くなる気配→0930-35標高2,750m。稜線に出ると気温3度C、風が強く鞍部でレインウェアを着る→1015-20鑓ヶ岳山頂(標高2,903m)→1035-45稜線上の、風のない岩陰(標高約2,800m)で休憩→1220-25村営白馬岳頂上宿舎手前(標高約2,750m)で休憩→1245村営白馬岳頂上宿舎(標高約2,700m)→1300荷物を置いて出発→1325-1410白馬山荘の展望レストランで豪華昼食とコーヒーをもくろんだが、営業は終了していた。土曜日なのに。山荘本館でカレーと牛丼なら食べられるというのでストーブのある談話室で昼食。食後山頂へ→1430白馬岳山頂(標高2,932m)→1510村営白馬岳頂上宿舎に戻る。レストランでコーヒー。夕食は900円プラスで信濃牛のステーキディナーセット(定価2,300円)。
●2日目の稜線歩きは雪がついて、締まった雰囲気の景色が素晴らしかった。空は晴れて剣から槍〜穂高、遠く白山、東側は戸隠〜高妻山や妙高〜火打、八ヶ岳も見えていた。
●第3日
●0645村営白馬岳頂上宿舎(標高約2,700m)を出発→0720-30白馬岳山頂(標高2,932m)気温3度C→0805三国境(標高2,751m)→0815-20標高約2,700mで防寒用のレインウェアを脱ぐ→0850小蓮華山(標高2,769m)通過→0900-10標高約2,700mで休憩→1015-35-40白馬大池の大池山荘で休憩(標高約2,400m)→1130-35天狗の庭(標高約2,100m)で休憩→1205-10標高約1,800mで休憩→1300蓮華温泉(標高約1,400m)
●蓮華温泉で入浴。バスで1420蓮華温泉→1555糸魚川駅前。
●糸魚川での候補は地魚料理たつみ家・かわせみ(025-552-5918。1130-1400/1700-2100。水曜定休)、魚料理げんこつ亭(025-552-0089。1130-2100。火曜定休)、地魚すし・すし廣(025-552-0821。1100-2200。不定休)だったが、かわせみは時間が早くてだめ。げんこつ亭で夜のおまかせ2,500円とした。オヤジさんは地元の魚にかなり詳しい。
●タクシーは糸魚川駅→げんこつ亭760円。迎車料金がついて帰路950円。
●帰路は特急はくたか+上越新幹線で1843糸魚川→1959越後湯沢/2008越後湯沢→2120東京。
●9.27(土)7:15……東京駅_20番線ホーム_後方2号車乗車口
◆ポイント
●もっとも美しい紅葉の可能性と、突然冬が襲ってきた場合の危険が背中合わせの時期の、北アルプス稜線です。
●完全な冬の服装一式をこの機会に引っ張り出して予備としてお持ち下さい。
(1)薄手の手袋、(2)保温用手袋、(3)耳おおいのある帽子、(4)ゴアテックスレインウエア上下、(5)冬用タイツのたぐい、(6)フリースシャツのたぐい、(7)貼るカイロ、(8)靴下の予備。
●軽アイゼンとダブルストック必携です(雪用リングは必要ありません)
●1日目、あずさ3号ではちょっと時間が足りないので、長野からバスにします。
●3日目は、運賃がちょっと高くなりますが、糸魚川で魚など食べて帰りたいと考えています。
◆往路
0728東京始発(長野新幹線_あさま505号_長野行き)……0853長野
(0840東京→0752大宮→0853長野)
*乗換
0910長野駅東口(白馬乗鞍行きバス)……1015白馬駅前(1,500円)
*タクシーで白馬駅→猿倉……1台約3,500円(約20分)
◆現地行動
●第1日
1100ごろ_猿倉を出発-……登り30ポイントを4時間として
1500ごろ_白馬鑓温泉小屋(夕食1730〜)
●第2日
0530ごろ_朝食
0630ごろ_白馬鑓温泉小屋を出発……登り17ポイントを2時間として
0830ごろ_稜線……稜線23ポイントを3時間として
1130ごろ_白馬岳頂上宿舎
*荷物を置いて、散歩へ。もちろん白馬山頂。
*昼食は白馬山荘の展望レストラン「スカイプラザ白馬」でのんびりと。
●第3日
*朝食は弁当
0500ごろ_白馬岳頂上宿舎を出発……上り4ポイントを30分として
0530ごろ_白馬岳山頂(日の出)……下り11ポイントを1時間半として
0700ごろ_小蓮華山 ……下り14ポイントを2時間として
0900ごろ=白馬大池-……下り25ポイントを3時間として
1200ごろ_蓮華温泉
◆帰路参考
1420蓮華温泉始発(糸魚川駅前行きバス)
……15201平岩駅前(1,180円)
……1555糸魚川駅前(1,740円)
●上越新幹線利用の場合
1637糸魚川(特急はくたか17号)……1752越後湯沢
1843糸魚川(特急はくたか17号)……1959越後湯沢
1702越後湯沢→1820東京、1705越後湯沢→1840東京、1735越後湯沢→1900東京、1802越後湯沢→1920東京、1828越後湯沢→2000東京、1900越後湯沢→2012東京、1908越後湯沢→2040東京、1928越後湯沢→2100東京、 2008越後湯沢→2120東京、2028越後湯沢→2200東京、
●中央本線利用の場合
1531大糸線平岩駅……1555南小谷
1702南小谷(快速はくば)……1825松本
1835松本(スーパーあずさ32号)……2106新宿
◆往路参考
●東海道本線
0548国府津→0621大船→0639横浜→0656品川→0705東京
●総武線快速
0632千葉→0643津田沼→0703錦糸町→0711東京
●京葉線
0612蘇我→0624海浜幕張→0703東京
●中央線
0542高尾→0551八王子→0605立川→0623三鷹→0644新宿→0703東京
●埼京線快速
0703新宿→0708池袋→0716赤羽→0726武蔵浦和→0734大宮
●武蔵野線
0645府中本町→0650西国分寺→0701東所沢→0715武蔵浦和
0628南船橋→0634西船橋→0649新松戸→0719武蔵浦和
◆費用の目安
JR_東京→長野……3,890円
JR_特急自由席_東京→長野……3,570円
bus_長野駅東口→白馬駅前……1,500円
taxi_白馬駅→猿倉……1台約3,500円
白馬鑓温泉小屋_2食付き……9,000円
白馬岳頂上宿舎_2食付き……9,000円
bus_蓮華温泉→糸魚川駅前……1,740円
JR_糸魚川→東京……5,570円
JR_特急/新幹線乗り継ぎ_糸魚川→東京……4,560円
*平岩→新宿は5,460円+自由席特急券松本→新宿2,310円
◆電話
●白馬鑓温泉小屋_0261-72-2002(白馬館)
●白馬岳頂上宿舎_0261-72-2279(白馬村観光案内所)
◆持ち物
★1日目昼食は列車内で、2日目は白馬山荘レストラン、3日目は蓮華温泉をあてにすることができます。予備食をお持ち下さい。
★水は各日1リットル程度で大丈夫です。
★天気が崩れると冬になります。ポイント欄にリストアップした防寒衣類をお持ち下さい。
★軽アイゼンとダブルストック必携です。
◆夏季小屋泊まり標準セット
●足ごしらえ――運動靴など。簡易アイゼンとダブルストック
●足まわり……運動靴(軽登山靴)など
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト
◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図を縮尺なりゆきで使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。
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