武川岳――2009.4.28(火)
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◆糸の会山行[620]――4c
◆武川岳
たけかわだけ…………1,052m
ふたごやま(二子山)…………883m
登り15p→稜線24p→下り15p…………54ポイント
日の出0453、日の入り1826…………4.28さいたまで
◆西武秩父線・西武秩父駅から――2009.4.28(火)実施
■2009.5.1――矢野 博子さんからレポート「4c武川岳」
2009年4月28日(火)秩父線沿いの武川岳(1052m)〜二子山(883m)を歩いた。
この所気温が24度を超える日があったり 肌寒い日があったりで いつも以上に服装に頭を悩ませた。それはともかく 当日は快晴で 湿度もなく爽やかで 気持ちの良い山歩きが期待できた。
8時30分池袋発の特急ちちぶ7号 西武秩父行きに乗り込む。横瀬にある羊山の芝桜を見にいくのか 電車は中高年で結構混んでいた。
西武秩父駅にて下車。そこでちょっとしたメンバーの意見の対立があった。(それほど険悪なムードではなかったが) これは 後で丸く収まるのだが 今が見ごろの羊山の芝桜を登山開始前に立ち寄ろうという人と いや まっすぐ山に行こうという人が丁度半数ずついたのだ。今回の参加者は6名。羊山の芝桜を見たことのある人が3名で見たことない人が3名。
計画書によると下山時刻が17時半。ここで立ち寄ると少なくとも一時間以上登山開始が遅れるので下山が18時半になる。ということで 羊山は回らない事になった。
タクシーで生川(これは なまかわでなく うぶがわと読むのを初めて知った)の武川岳登山口に向かう。武甲山の威容が迫ってくる。
10時37分登山口出発。整備された山道を気持ちよく歩く。”これより急登で山頂まで50分”とかかれた看板が途中であったが そこを35分で登りきり ”流石 C !”というコーチのおだてに 皆気を良くした。
12時05分山頂。山肌は 山桜のピンクと新緑の淡い緑が程よく交じり合い綺麗だった。一年通して四季それぞれ良さがあるけど 私はこの新緑の季節の山が一番好きだ。至福のひと時。
武甲山を左手にずーっと見ながら 武川岳からの稜線歩きはとてもすがすがしく 時折 カタクリやらヒトリシズカがつつましく咲いていた。
14時半二子山 雄岳 そしてそこから10分で雌岳。ここで資料のミスに気がついたのだが どうみてもあと一時間半あれば下山できることが判明し 16時には駅に着く予測となった。
と言う事は 羊山に行く時間が取れると言う事になり 羊山に回ることになった。”羊山公園に事前には立ち寄らない派”だった私は 心の中で かなりほっとした。”わざわざ芝桜だけ見に来る事はないんだから 行きたい”と言う3人の気持ちも良くわかっていたから。
皆 満足して羊山公園からタクシーで丸山鉱泉(¥700)に向った。露天風呂もあり合格点。
その後 伊藤コーチの元での山歩きが今日で100回目というKさんを皆で祝して 乾杯をした。果たして自分は100回までできるか自信がない。
Kさんの話では 最初の頃のコーチと最近のコーチはチト雰囲気が違うらしく Kさんの100回記念レポートが待たれる。
●西武特急の特急券については池袋駅では窓口販売が30分前に終了してしまうので間に合わず、構内の自動販売機で最大4人のセットで購入。同一車両となったが、2グループに分かれてしまった。じつはもっと賢い買い方をする予定だったのだが。特急は満員には遠かったけれど、かなり混んでいた。羊山公園の芝桜に行く人が多いようだ。一応みなさんに芝桜見物を計ったが、棄却。
●タクシーで西武秩父駅→生川の武川岳2,780円。
●1035武川岳登山口(標高約500m)を出発。
1055-1100休憩(標高約650m)
1120-30妻坂峠(標高約800m)で休憩。気温は10度C。
1205-15-20武川岳(標高1052m)で休憩。おだやかな春の気分。丹沢まで見えた。
1300林道と併走(標高約850m)
1315林道と離れる(標高約800m)
1225-40-45焼山(標高850m)武甲山〜両神山〜上越の雪山とかなりの好展望。気持ちのいい休憩。
1430-40二子山(雄岳・883m)
1450二子山・雌岳
●計画書の「1530ごろ_二子山(雌岳)」は「770m峰」の間違い。
1605芦ヶ久保駅(標高約300m)
●西武線で1615芦ヶ久保→1619横瀬
●徒歩で芝桜へ。1640-1705芝桜見物。入場料300円。花は8分咲か。
●芝桜の入口にタクシーが並んでいたので、芝桜→丸山鑛泉1,250円。入浴。
●タクシーで丸山鑛泉→西武秩父駅1,970円。
●帰りの特急券を「窓側一列で」と頼んだら駅員は慣れていて、「左右にしますか」とのこと。ボックスを左右につくれる。「空いた車両にしておきます」とは我々がほかのお客の迷惑になるかもしれないという配慮もあってのことか。
●駅前の和味処えんでそば。Kさんのちょうど100回目の登山とか。
●西武線で1925西武秩父→2046池袋。
◆集合
●4.28(火) 8:20…………西武池袋駅_改札内・特急改札前(特急券は買わないでください)
◆ポイント
●武甲山と伊豆ヶ岳の間に位置する武川岳から二子山への稜線を歩きます。
●この二子山は、両神山のところのあの岩稜の山ではなくて、芦ヶ久保の駅の背後にそびえている、アンテナの立った山です。
●春の山の風を楽しみたいと思います。
◆往路
0830池袋始発(秩父特急・ちちぶ7号・西武秩父行き)…………0952西武秩父
(0830池袋→0854所沢→0905入間市→0915飯能→0952西武秩父)
*タクシーで生川の武川岳登山口へ(1台約2,700円)
◆現地行動
1030ごろ_生川の登山口を出発…………登り15ポイントを2時間として
1230ごろ_武川岳…………稜線17ポイントを2時間として
1430ごろ_二子山(雄岳)…………稜線7ポイントを1時間として
1530ごろ_二子山(雌岳)…………下り15ポイントを2時間として
1730ごろ_芦ヶ久保駅
*時間のある人は飯能で風呂や食事を考えましょう
◆帰路参考
●西武線(芦ヶ久保→西武秩父)
1615→1624、1647→1656、1716→1724、1747→1756、1812→1823、……
●西武特急(西武秩父→池袋)
1825→1946、1925→2046、2025→2145、2125→2245
◆往路参考
●山手線
0737品川→0748東京→0752秋葉原→0755上野→0759日暮里→0811池袋
0744品川→0756渋谷→0802新宿→0811池袋
●営団有楽町線
0740新木場→0802飯田橋→0812池袋
●営団丸の内線
0754東京→0759御茶ノ水→0811池袋
◆費用の目安
西武線_池袋→西武秩父……750円
特急券_池袋→西武秩父……620円
taxi_西武秩父駅→生川……1台約2,700円
西武線_芦ヶ久保→西武秩父……170円
*西武秩父駅から温泉往復にタクシーを使います。往復で1台約3,000円?
西武線_西武秩父→池袋……750円
特急券_ 西武秩父→池袋……620円
◆電話
●タクシー(西武秩父駅)
秩父丸通タクシー秩父営業所……0494-22-3633
●入浴
丸山鑛線……0494-23-3439……1030-2100_700円(土休日800円)_ほぼ無休
武甲温泉……0494-25-5151……1000-2200_700円(土休日800円)_無休
●そば
わへいそば……0494-24-9280……秩父市中村町_くるみだれ
入船……0494-24-5691……1200-1430/1800-2400_水曜定休_秩父神社近く
やなぎ屋……0494-22-1646……老舗
武蔵屋……0494-23-1818……1100-1900_火曜定休。秩父駅歩2分_秩父神社門前_西武秩父駅へ歩10分。本店_秩父駅歩3分_0494-23-6348。
大むら本店……0494-22-0050……1100-1500/1700-2000_水曜定休_草の乱切り十割そば_御花畑駅近く
こいけ……0494-22-1610……1130-1500_火水曜定休_西武秩父駅から徒歩5分
そば・和味処 えん……0494-22-2818……1130-1400/1700-_木曜定休_西武秩父駅前
●珈琲
珈琲・千茶古(ちゃこ)……0494-24-3085……1000-2100_毎月20日定休_0120-24-3085
珈琲道・ぢろばた……0494-24-3377……1200-2000_木曜定休_コーヒーのみ、茶菓持込自由
◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★軽アイゼン必携です。
●足まわり……防水運動靴や軽登山靴+軽アイゼン
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温着……手袋(インナーとアウター)+耳覆いのある帽子+フリースシャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト+ダブルストック
◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、東京13号-1(しょうまるとうげ)、東京13号-3(ちちぶ)、を縮尺なりゆきで使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。
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