沼津アルプス――2009.9.22(火=休日)
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◆糸の会山行[649]――9c
◆沼津アルプス
おおひらやま(大平山)────356m
わしづさん(鷲頭山)────392m
とくらやま(徳倉山)────256m
登り15p→稜線22p→下り7p────44ポイント
日の出0534、日の入り1744────9.22静岡で
◆JR東海道本線・沼津駅から────2009.9.22(火=休日)実施
★当初連休を避けて9.29実施としましたが、通常の9.22に戻しました。ご注意ください。
■2009.9.24――矢野 博子さんからレポート「9c沼津アルプス」
2009年9月22日(火)沼津アルプス縦走をした。
五山七峠(今回は更にもう一つ七面山を足して六山)を”奥アルプス”から開始し沼津側に下りた。 東京からの日帰りでは難しいのでは?という心配をよそに チームCは めでたく完歩。下山すれば 沼津港で美味しい魚が待っていると言うのが その牽引役だったかもしれない。
一番高い鷲頭山でも400m足らず。ちょっと軽い気持で歩き始めたら とんでもないその名の通りアルプスらしい急登の箇所がいくつも現れ 中々手ごわかった。帰ってからガイドブックをみると 1000m登ったと同じぐらいの縦走と書いてあったが 成る程それ位の手ごたえはあった。
11時15分狩野川にかかる新城橋出発。遠くに象が鼻を伸ばした様な格好の山が見える。今日の下山地点だ。 天気は曇りだったが 気温27度。低山を歩くにはキツイ気温だった。 近くに見えるはずの富士山は裾野しか見えない。 汗が滴り落ちる。でも6月に経験したような 暑さによるバテはなかった。湿度が低いからかもしれない。
大平山までは 道があまり整備されてなく 山も随分荒れていた。竹林の枯れ木が目立ったが 彼岸花の赤が眼に鮮やかだった。
歴史上重要な役割を果たしてきた山々なのか随所に謂れを書いた立て札があった。
二時間かかって二番目の大平山到着。気合を入れて次の本日の最高峰の鷲頭山を目指す。今回の縦走の中で やはりこの山頂前後が一番難所だった。岩登りの得意なOさんの見事な足さばき? 軽い身のこなしに思わず感動。 以前このコースを歩いたOさんから”もうこの先は大した事ないわよ”と教えてもらい その一言で まだ半分以上あったが ホッとした。全体像を知っていると知らないでは随分疲れ方が違う。
左手にきれいな駿河湾が見え 気がつけばワレモコウ、ススキが道を飾っていた。秋色満載だ。おおらかな雄大な景色が続く。千本松の海岸線がきれいだ。振り返れば歩いてきた山並みが延々と見える。持参した水が底を尽き コーチに分けて頂く。十分に補水したら随分元気になった。最後に象の頭に登って17時下山。
駿河の湯;坂口屋にて入浴。ここの露天風呂から今日歩いてきた沼津アルプスがシルエットになって見渡せて嬉しかった。そしてお目当ての沼津港に向かう。第一候補の”イワシ料理の磯はる”は 電話に出ないと思ったら定休日が休日だった翌日とかで休み。第二候補の人気の”丸天”は チョー満員で待ち時間の予想もつかない状態。連休のせいかもしれないが 異常な混み具合でここは却下。でもここの デカエビフライは挑戦してみたい。次の候補の”魚がし鮨”ここも30分待ちなので取りやめ。・・・・でそのそばにあった ちょっと気取った雰囲気のすし屋に決定。地魚のにぎりを注文。期待を裏切らない味だった。そして アナゴ丼もやわらかく風味もあって美味しかった。コーチの話では 以前は まず港で鮨を食べてから 登山開始した事もあったとか。 登山:鮨=50:50の私は それも有りかな?と半分納得。コーチ始め皆様お世話になりました。
◆集合
●9.22(火=休日)7:50────JR東京駅_9番線ホーム_前方2両目乗車口
◆ポイント
●低い山ながら「アルプス」を自称する山並みは日本にいくつかあります。沼津アルプスはその代表といえるでしょう。今回はさらにその「奥アルプス」も合わせて縦走です。
●従来は伊豆長岡温泉へと出たのですが、今回は沼津側に下るので最後に、いま人気の沼津港で食事としましょう。
●ホリデーパスは平塚まで有効ですから乗越し分として平塚→沼津1,100円、JR東日本の大人の休日倶楽部は熱海まで有効ですから、熱海→沼津400円が乗越しとなります。また東海道新幹線はJR東海ですから、沼津までの乗車券と新幹線を割引きで乗りたい方はJR全線対応のジパング倶楽部が必要です。
◆往路
0803東京始発(東海道本線・熱海行き)────0952熱海
(0803東京→0806新橋→0830横浜→0929小田原→0952熱海
*乗換
0958熱海始発(東海道本線・島田行き)────1016沼津
(0958熱海→1011三島→1016沼津)
*タクシーで鹿野川の新城橋へ(1台2,500円?)
◆現地行動
1100ごろ_新城端を出発────登り2ポイントを30分として
1130ごろ_七面山────登り13ポイントを1時間半として
1300ごろ_大平山-────稜線6ポイントを1時間として
1400ごろ_鷲頭山────稜線16ポイントを2時間として
1600ごろ_徳倉山────下り7ポイントを1時間として
1700ごろ_香貫台入口バス停
*タクシーで沼津方面へ。駿河の湯・坂口屋で入浴→沼津港で夕食→沼津駅というつもりです(タクシー代が1人合計2,000円ぐらいになるかもしれません)
◆帰路参考
●東海道本線(三島と大船は着時間)
沼津 三島 熱海 大船 東京
1908 1912 1925 2034 2116
1914 1919 1936/1941 2046 2129
1931 1936 1952/1956 2058 2142
1937 1943
1951 1956 2014/2018 2120 2203
2010 2016
2017 2022 2036/2041 2147 2229
2033 2038 2052/2059 2159 2243
2048 2053
2100 2104 2118/2125 2233 2316
2105 2111
2117 2122
2134 2140
2145 2150 2204/2208 2306 2346
2208 2216 2229/2234 2355 0009
●東海道新幹線(三島→品川/東京は2,210円+自由席特急券1,680円)
三島 熱海 品川 東京
1919 1928 2009 2017
1949 1958 2039 2047
1955 2033 2040
2022 2031 2109 2117
2049 2058 2139 2147
2119 2128 2209 2217
2149 2211 2239 2247
2219 2227 2309 2316
◆往路参考
0903東京始発(東海道新幹線・ひかり465_岡山行き)────0948三島
◆費用の目安
JR_東京→沼津────2,210円
taxi_沼津駅→新城橋────1台約2,500円?
taxi_香貫台入口→駿河の湯・坂口屋────1台約3,000円?
taxi_駿河の湯・坂口屋→沼津港────1台約3,000円?
taxi_沼津港→沼津駅────1台約1,500円
JR_沼津→東京────2,210円
*三島→東京は在来線で約2時間、新幹線で約1時間(自由席特急券1,680円)
◆電話
●タクシー(沼津駅)
新東海交通_0559-21-7233
沼津交通_0559-25-0818
富士タクシー_0559-25-3636
●入浴(沼津駅)
沼津・万葉の湯……055-927-4126……1000-翌0900_無休_平日1600円(土休日2,100円)_沼津駅からおよそ1時間ごとに無料バス
駿河の湯・坂口屋……055-926-4126……1000-2330_第3木曜定休_1600以降1,000円(平日800円)通常料金は200円増し_沼津駅から無料バス約20分
●食事(沼津駅)
流れ鮨・沼津店(魚がし鮨)……055-954-6080……1100-2000_年中無休_沼津駅南口イーラde3階
●食事(沼津港)
丸天・魚河岸店……055-963-0202……0730-2130_無休_沼津港
双葉寿司……055-962-0885……1100-2000_火曜定休_沼津港_老舗
魚がし鮨・沼津港店……055-963-4090……1100-2100_無休_沼津港_沼津駅から車で15分
たか嶋……055-951-5105……0630-0900/1130-1400/1630-2000_火曜定休_沼津港_双葉系庶民派
磯はる……055-962-2200……1030-1400/1700-2000_月曜定休_沼津港_イワシ料理専門店
◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★秋風が吹き始めています。手袋やフリースシャツなど軽い保温着をお持ちください。
★秋の日はつるべ落としとか、ポケットライトのチェックもこの時期に。
秋季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴、軽登山靴
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温着……手袋、耳おおいのある帽子、フリースシャツなど
●雨具……折りたたみ傘(ゴアテックスレインスーツ)
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト
◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、静岡2号-2(にらやま)、を原寸で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。
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