水ノ塔山――2009.10.27(火)
◆ここをクリックするとこの山行の写真ページが開きます
◆糸の会山行[654]――10c
◆水ノ塔山
みずのとやま────2,202m
かごのとやま(東篭ノ登山)────2,227m
池の平周回16p→登り7p→西篭ノ登山往復9p→稜線7p→下り7p────46ポイント
日の出0605、日の入り1656────10.27長野で
◆長野新幹線・佐久平駅から────2009.10.27(火)実施
■2009.10.29――矢野 博子さんから水ノ塔山レポート
2009年10月27日(火)水ノ塔山に登った。
池の平 周回の後 東篭ノ登山→西篭ノ登山→水ノ塔山→高峰温泉 という Cクラスのメンバーをがっかりさせないような計画。前日は台風が太平洋側を通過し 荒れた天候だったが 車窓からは雪を被った富士山が見え 期待が膨らんだ。
当日の朝 東京駅に向かう総武快速線の車内での出来事(メールを打つ音がうるさい!と斜め前に座っていた白髪の男性──つまりは老人に 突然新聞でヒザを叩かれた)に私は 少なからずショックを受けたが 世の中には こんな音まで気になる人がいるんだとびっくり。
9時22分佐久平着。そこからジャンボタクシーに一時間余り揺られ兎平着。兎平に着くと残念ながら霧か小雨かという状況。そして寒暖計のさす温度は2度。
防寒を兼ねて皆でゴアを着用。出発予定が30分遅れ 池の平は半周。久しぶりに吸う山の冷気が心地良い。しばらく行くと 突然目の前に湿原が開けて 広々としていて 気持ち良かった。夏の花の時期に訪れてみたい。
東篭ノ塔山に向かう。道は整備されていて 迷いそうな所はなかった。変わりやすい天気で風が強い。耳を覆う帽子と手袋がとても役に立った。
東篭ノ登山13時着。霧が晴れず眺望なし。ここにザックをおいて(体重軽くて 風で飛ばされるといって背負っていった人もいたけど)西篭ノ登山往復をする。東篭ノ登山に戻る途中で 振り返ると霧が晴れ ぱーっと現れた雄大な景色に歓声が上がる。
水ノ塔山15時着 晴れ。山頂付近は大きな岩がゴロゴロあり 登ったり下ったりを 楽しんだ。この辺りから太陽に輝くカラマツ林が目を楽しませてくれた。山肌一面の黄金色。針葉樹が所々にポイントで入っていて 一層 黄色が際立つ。この景色を眼に焼き付ける。
16時15分高峰温泉着。出発の時点ではあやしげな天候だったけど 尻上がりに良くなって皆満足。新幹線で来た甲斐があった。それにしても 冬の雪に埋もれた高峰温泉と今とではこんなにも景色?? 違うのかと驚いた。
高峰高原ホテルで入浴のあと 今日の食事は ソバですとの話だったので 軽く思った私は 手持ちのバナナを食べてしまったが これが大失敗。普通盛りでも 一般のソバ屋の大盛り分ぐらいの量。(何と”佐久の草笛”の大盛りというのは1kg!) ソバ好きの私はソバ屋で ソバを残すという事など一度もなかったのに 残してしまった。一緒に注文した”きのこの天ぷら(りんご抜き?!)”もアツアツで美味しかった。
山を下りた仲間は普通の女性に戻り 関心は 最近”まつげパーマ”デビューしたMさんに。根堀り葉堀りその詳細を聞き 話が盛り上がった。次回のCクラスの面々は”目ぱっちり”で参加かも。
いくつになってもオンナを捨てない気持・・・・これこそアンチエイジング? 見習わねば・・・
皆様お世話様でした。
◆集合
●10.27(火)────東京駅_20番線ホーム_後方2号車乗車口
◆ポイント
●冬の高峰温泉泊では、天気が悪くなければ水ノ塔山〜篭ノ登山をスノーシューで歩きます。それと同じルートだと軽すぎるので、まずは池の平をぐるりとまわってみましょう。
●もちろん紅葉ねらいです。カラマツの黄葉はどうでしょうか。往路はたぶん地蔵峠経由だと思いますので、その道筋でも期待できます。
●高峰温泉の日帰り入浴は午後2時までなのでアウトです。タクシーでさっさと佐久平へ出て、駅前で入浴+食事としましよう。
◆往路
0752東京始発(長野新幹線・あさま507号長野行き)────0922佐久平
0752東京→0758上野→0817大宮→0850高崎→0922佐久平
*タクシーで兎平(池の平入口)へ(ジャンボ1台約13,000円)
◆現地行動
1030ごろ_兎平から池の平周回────稜線16ポイントを2時間として
1230ごろ_兎平────登り7ポイントを1時間として
1330ごろ_東篭ノ登山────西篭ノ登山往復9ポイントを1時間として
1430ごろ_東篭ノ登山────稜線7ポイントを1時間として
1530ごろ_水ノ塔山────下り7ポイントを1時間として
1630ごろ_高峰温泉
*タクシーで佐久平駅へ(ジャンボ1台約11,000円)
◆帰路参考
●帰路は高速バスもあります
*1720小諸駅前始発(池袋行き高速バス)→2050池袋駅東口(3,210円)
*1815佐久平駅前(池袋行き高速バス)→2100池袋駅東口(3,010円)
*予約は0267-45-5045、0267-62-0010
●長野新幹線(佐久平→東京)
1713→1832、1754→1916、1830→1952、1858→2020、1954→2112、2046→2212、2123→2240、2203→2320、
◆費用の目安
長野新幹線_東京→佐久平────2,940円
新幹線自由席_東京→佐久平────2,720円
taxi_佐久平駅→兎平────ジャンボ1台約13,000円
taxi_高峰温泉→佐久平駅前────ジャンボ1台約11,000円
長野新幹線_佐久平→東京────2,940円
新幹線自由席_佐久平→東京────2,720円
◆電話
●タクシー(小諸駅)
草軽観光タクシー_0267-22-2525_ジャンボ有り
小諸観光タクシー_0267-22-2424
ニュー交通タクシー_0267-22-0015
松葉タクシー_0267-22-2323_駅前_ジャンボ有り
●湯(佐久平駅)
佐久平温泉・ニュー健康ランド佐久……0267-65-8800……600円/週末900円_佐久平駅前佐久平プラザ21
●食事(佐久平駅)
海鮮屋黒船・佐久平店……0267-66-0133……1700-2400_無休_徒歩2分
フォーチュンキッチン佐久平店……0267-67-6721……1700-2400_無休_徒歩5分_佐久平プラザ21
三河屋……0267-67-3491……1100-1400/1700-2200_月曜定休_徒歩15分_元祖鯉丼
佐久の草笛……0267-66-3939……1100-1500/1700-2000_無休_本店小諸
海鮮割烹・八風……0267-66-0082……1130-1500/1700-2300_不定休_佐久平プレイスビル
寿司割烹・八風……0267-66-7830……1130-1400/1700-2300_不定休_徒歩1分
◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★秋風が吹き始めています。手袋やフリースシャツなどしっかりした保温着をお持ちください。手袋は薄いアンダーと厚めの保温用とをダブルでご用意ください。貼るカイロも有効でしょう。
★秋の日はつるべ落とし。ポケットライト必携です。
★そろそろ軽アイゼンも非常用装備に加えてください
秋季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴、軽登山靴
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温着……手袋、耳おおいのある帽子、フリースシャツなど
●雨具……折りたたみ傘(ゴアテックスレインスーツ)
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト
◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、長野10号-1(つまごいたしろ)、長野10号-2(くるまざかとうげ)、を原寸で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。
★トップページに戻ります