奥久慈・男体山――2009.11.10-11(火水)


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◆糸の会山行[655]――11e
◆奥久慈・男体山
なんたいさん────654m
登り10p→稜線38p────48ポイント
日の出0610、日の入り1634────11.10水戸で
◆JR水郡線・袋田駅から────2009.11.10-11(火水)実施


■2009.11.13――小林 美子さんからレポート「11e奥久慈男体山」
 お世話になりました
 今回もいろいろありました
 大洗で循環バス 空振り一周
 あんこう鍋に大満足
 水戸駅では1時間待ちの間水戸駅近くをブラブラ、水戸の東照宮で菊祭り
 無事ホテル着
 時間が遅くなったためウォーキングは中止 あんこう鍋の後駅まで歩いたのがウォーキングのかわりの 腹ごなしでした。
 ホテルは再起2年目の河鹿園。 再出発は順調の様だと運転手さんから聞く、 やり方なのね。
 2日目は 朝から強い雨、夜もかなり雨が降っていた窓から見えた川もかなり増水している
 あぁ〜ゆっくりしちゃたから山歩き、いやぁ〜ね
 予定どおり行きますとコーチの言葉 予定変更ないよね〜
 でもよいことがあったのです、 クロちゃんとの出会いです(真っ黒で足の先だけ茶色の犬)
 クロちゃん(こちらで勝手につけた名前だけど) どうしているかしら?
 やはり 心配だ・・ 袋田の滝のところで放浪生活してるのかな?・・首輪もしてなかったから家なし子だろうなぁ〜 それでなければついてこないだろう
 私達にあの大雨の中を歩くのに良い仲間になって1日つきあってくれた。
 ホテルからタクシーに乗り大円地に着く タクシーをおりたらクロちゃんが尻尾をふって近づいてきたのが 糸の会の仲間になった第1歩・・・ (特別会員で無料)
 初めはすこしついてきても帰るだろうとおもっていた。休憩のときも何か食べるのをあげると帰らなくなったら大変と思いあげなかったが二度目の休憩の時 とうとう食べ物をあげてしまった
 クロちゃんも休憩が楽しみだったようだ、 帰りなさい 迷子になってしまうよといっても帰らない
 首輪がないのに気づく・・・まだ子供でとっても素直でいい子 だんだん可愛くなってしまう コーチのまわりを離れない(やっぱり一目おいていたみたい)
 少し行くと待っているし 難所のところで皆が遅くなると大丈夫?〜という様な顔をして待っていてくれる、 われわれ4人ひとりひとりを 気遣っている様なのだ
 クロちゃんのお陰であの大雨の中をがんばれたんだけど・・・
 私達はあのクロちゃんと会った場所には戻らないし・・戻さなくちゃと思いお腹いっぱいになったら満足して帰るかも・・・
 それはだめかと思いつつも5人でそれぞれが食べ物をクロちゃんに大盤振舞いした おにぎりもペロッと食べてしまい パンやらお菓子やら持っていた食糧 ぜ〜んぶでないが(少し残して)クロちゃんにあげたがやはりついてくる、
 もう帰すのをあきらめる。 最後別れる時を想像する お風呂の所でドアが閉まって外であきらめて何処かへいくか・・と
 でも 最後の別れはあっけなかった・・・
 袋田の滝の上流で滝を見下ろして長い階段をおりて やっとつり橋の所に着く
 私 滝の凄さに圧倒され(大雨の為水量がすご〜い) つり橋を夢中で渡り、わたり終わったところでクロちゃんは・・・・
 橋の方ではなく道をまっすぐ行ったらしい、 今まで先頭をどんどん歩いていたのだから、 そのあとを私達がついてくるとばかり思って行ったんじぁないかなぁ〜
 山の中では振り返れば私達5人がついて来ていた、安心して前の道をどんどん行っちゃたのかも・・
 振り返ったらダレもいない・・・あわててたんじゃあないかなぁ〜 そうだったらかわいそうだったな、でもあっけない別れで かえってよかったのかも・・ いずれ別れるんだもん・・
 大円地〜袋田の滝まで私達の仲間として1日つきあってくれた。
 クロちゃんありがとうね!
 ひとりで大円地までかえれるかしら?
 それとも袋田の滝あたりで観光客に可愛がられるかしら?
 賢い子だからきっとうまくやるだろう
 この大雨の1日 クロちゃんの存在は非常におおきかった。


◆集合
●11.10(火)────上御駅_17番線ホーム_中央部6号車乗車口

◆ポイント
●今年も紅葉狙いの奥久慈・男体山です。
●……が、これまでも奥久慈・男体山というと1日目になにをやるか、さまざまなプランを試みてきました。金砂郷のそばフェスティバル、高鈴山、八溝山、水戸であんこう鍋、矢祭町と五浦のあんこう鍋などですが、今回もグルメ系です。
●まずは水戸から大洗海岸に出て、季節が始まったあんこうなどで昼食といきましょう。味処大森(029-267-4060_1130-1500/1700-2100_月曜定休)というところで生肝のアンコウ「どぶ汁鍋」といわし料理とさしみなど味見気分での昼食(ひとり4,000円ぐらい)という予定です。
●腹ごなしはホテルに荷物を置いてから、久慈川あたりのウォーキングなどいかがでしょうか。
●泊まるのは再起2年目というホテル河鹿園、袋田駅から徒歩5分とか。安いのでその分グルメ昼食に回そうという考えです。グルメのあとですから腹ごなしも重要かと考えています。
●2日目はこれまでとは逆に袋田の滝から男体山へと歩きたいと考えましたが、下山路にある湯沢温泉の2つの旅館がもう営業していないらしいので、逆にはせずに、袋田温泉側に下ることにしました。これまで入浴してきた滝味の宿・豊年万作も単純な日帰り入浴はやめたようです。時代は激変しています。町営の温泉につかり、シーズン終了間近ながら、名物の鮎でも食べて帰ろうかという計画です。

◆往路
0930上野始発(フレッシュひたち13号_勝田行き)────1047水戸
0930上野→0954柏→1047水戸
*乗換
1052水戸始発(鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線_大洗行き)────1110大洗
*昼食(あんこう料理など、それなりに豪華に)
1333大洗始発(鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線_水戸行き)────1351水戸
*乗換
1415水戸始発(水郡線郡山行き)────1527袋田

◆現地行動
●1日目
*ホテルに荷を置いて、腹ごなしのウォーキング。久慈川沿いに歩ければ……。
1900ごろ_夕食(ホテル河鹿園)
●2日目
0700ごろ_朝食
0800ごろ_タクシーで大円地へ(1台約4,000円)
0900ごろ_大円地集落を出発────登り10ポイントを1時間半として
1030ごろ_男体山────稜線38ポイントを5時間として
1530ごろ_袋田ノ滝
*タクシーで大子温泉保養センター・森林の温泉へ
*タクシーで大子観光やな(まだ鮎を食べられます)
*タクシーで常陸大子駅へ

◆帰路参考
●JR水郡線(常陸大子→水戸)
1441→1601、1538→1655、1642→1801、1748→1905、1905→2040、2025→2144
●常磐線特急(水戸→上野)
1727→1835、1752→1908、1827→1936、1852→2004、1927→2035、1952→2104、2027→2134、2052→2204、2127→2236、2152→2305
●高速バス(水戸駅南口→東京駅日本橋口。2,080円。029-247-5111/029-231-5268)
1620→1808、1640→1920、1710→1958、1730→2010、1800→2048、1830→2118、1900→2148、1930→2210、1950→2238

◆費用の目安
●1日目
JR_上野→水戸────2,210円
特急自由席_上野→水戸────1,300円
鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線_水戸→大洗────310円
taxi_大洗駅→味処大森────1台1,500円?
taxi_味処大森→大洗駅────1台1,500円?
鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線_大洗→水戸────310円
JR水郡線_水戸→袋田────950円
宿泊_ホテル河鹿園(1泊2食付き)────7,800円(1部屋3人以上だと6,800円)
●2日目
taxi_袋田駅→大円地────1台約4,000円
taxi_袋田ノ滝→森林の温泉────1台約2,000円?
taxi_森林の温泉→観光やな────1台約1,000円?
taxi_観光やな→常陸大子駅────1台約1,000円?
JR水郡線_常陸大子→水戸────1,110円
JR_水戸→上野────2,210円
自由席特急券_水戸→上野────1,300円

◆電話
●宿泊────ホテル河鹿園_0295-72-5151
●タクシー(袋田駅)
茨交県北バス・袋田タクシー袋田駅案内所……0295-72-2835……0120-560867
●タクシー(常陸大子駅)
茨交県北バス・大子合同タクシー……0295-72-0055……0120-550867
滝交通タクシー……0295-72-0073
●入浴
大子温泉・森林の温泉……0295-72-3200……1000-2000_700円/週末1,000円/1700以降500円_第1/3水曜定休
フォレスパ大子……0295-72-6100……1000-2000_800円/7-8月1,200円/1700以降500円_水曜定休
月居温泉・滝見の湯……0295-76-0373……0800-1800_350円_無休
袋田温泉・関所の湯……0295-79-1126……0930-2000_700円_最終木曜定休
●食事
月待の滝・もみじ苑……0295-72-3993……1030-1900_水曜定休(夏期無休)
大子ブルワリー……02957-2-8888……1100-2100_無休_地ビール+食事
寿昌庵けん坊……0295-72-2007……不定休_昼のコース3,500円〜、夜のコース5,000円〜
大子観光やな……0295-72-3487……1000-1700_5.1-11.30

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
★秋風が吹き始めています。手袋やフリースシャツなどしっかりした保温着をお持ちください。手袋は薄いアンダーと厚めの保温用とをダブルでご用意ください。貼るカイロも有効でしょう。
★秋の日はつるべ落とし。ポケットライト必携です。
★そろそろ軽アイゼンも非常用装備に加えてください
秋季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴、軽登山靴
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●保温着……手袋、耳おおいのある帽子、フリースシャツなど
●雨具……折りたたみ傘(ゴアテックスレインスーツ)
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト

◆ルートシミュレーション
●地図は国土地理院1:25,000地形図、白河12号-1(ふくろだ)、白河12号-2(ておおなかしゅく)、を原寸で使用しています。
●シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。
●なお、下りは道の状況によって登りの70%と見積もるのが現実的です(高速下山路では50%、難易度の高い場合は100%とすべき例もあります)が、計画段階では登り時間にしておいて、余るようならリーダー権限の予備時間として自由に使うという考え方をしています。


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